月と空の浜辺

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Crysis 2 英雄の帰還

2011-04-03 13:00:00 | Crysis

待望の Crysis の続編。Crysis 2 の紹介記事になります。
日本ではPC版が発売延期されてしまいましたが、世界的には発売されている本作。
ダウンロードにて購入、プレイしていみました(^-^)

海外版を購入すれば、そのシリアルを利用して日本語版として楽しめます。
価格も安めなので、そちらを購入するのも良い選択肢でしょう。
ロシアサイトなどでは、1800円程度で入手可能になっています。


窓絵はゲーム内SS(スクリーンショット)ですが、そのままデスクトップの壁紙に出来るクオリティですね。
流石です。

SSの画像設定は「高設定」で、「最高」ではありません。
家庭用ゲーム機版と同等なのかな?
VGA:8800GTS(512MB)にて軽快に動作するため「グラフィックの割にかなり軽い」と言える完成度になっていますね。

難易度設定はベテランだったかな?
前作までと同じく、最高難易度から一個下で遊んでいますが、程良い緊張感が得られる良好なバランスだと思います。
お勧めの難易度ですね(^-^)


人物モデリングは相変わらず美麗。
しかし劣化してしまったのが残念かも。


初代 Crysis は、PC用ハイエンドゲームとして発売され、既に4年近くが経過した今なお、未だに「世界最高クラス」の作品として存在しています。
今作は、路線を変更し「最高スペックのゲーム」から、マルチプラットフォーム・・・つまり「家庭用ゲーム機へ移植」を達成することを目的として開発されました。
そのため「ゲーム内容的には初代シリーズより劣化している」と認めざるを得ません。

その前作も、何故か「ゲームとしては微妙」という謎の風評を受けていましたが、そんなことはなく十分良い出来でした。
確かにPCゲームとして見たら、物足りない点は有りましたが、家庭用ゲーム機で出ているゲームと比較したら、ほぼ勝っている出来であったのに、謎が多かったですね。
例えば、家庭用ゲーム機で人気の Call of Duty(コール・オブ・デューティ)シリーズなどと同等以上だったでしょう。



ゲーム導入部。
CryENGINE らしいグラフィックになっています。


「では今作は?」と言うと、残念ながら「見事、マルチプラットフォーム化の弊害を受けた作品」と言えるでしょう。

Prone(プローン:伏せ)の廃止や、Lean(リーン:覗き込み)の使いにくさを初め、オプションの設定項目の少なさや、グレネードが1キーでなく、キーバインドの不便さなど、PCゲームとしては駄作レベルの出来。
ゲーム進行も一本道であり、「自由にルートを選択し、好きな攻め方を出来る」という最大の特徴を失いました。

Far Cry から続く「自然の美しさ」を捨て、処理の軽い市街地に変更した点も、作品の独自性も無くなってしまったと感じます。
しかし・・・それでもなお、家庭用ゲームとしては破格の完成度を誇っています。

結論から言ってしまえば、現在、家庭用ゲーム機のFPSで、これほどのものは他にないのではないでしょうか?
(家庭用ゲーム機版はプレイした事ないので、PC版より劣化している恐れがあるので、断定は出来ないですが・・・)



破壊された自由の女神。
アメリカ国民には、衝撃的なシーンなのかな?



シリーズ恒例の「双眼鏡」モード。
更に多機能になり、お約束の「マーキング」以外に弱点解析や、戦術提案を行ってくれます。

PCユーザーにとっては、「余計なお世話」ですが、家庭用ゲーム機版としては「大変親切なゲーム」と捉えられるでしょう。
「やらされている」のではなく「こういった手もあるよ」と提示するのが上手です。

勿論、その提案を無視して、独自の攻め方をするのも自由。



Far Cry から伝統のナイトビジョンを引き継いだ「ナノビジョン」
スーツのエネルギーを消費しますが、暗視や視界の悪いところで、抜群の索敵性能を誇ります。

シリーズのお約束もちゃんと受け継いでいるのは嬉しい所ですね(^-^)



CryTek の売りである「FPSとしての射撃感」は、今作も健全。
これくらい良くできているFPSは本当に少ないので、貴重。

この状態で発砲すれば、HSで敵は即死(~o~*)
1ショット1キルの爽快感は、Far Cry~Crysis シリーズの魅力ですね(^-^)

武器性能は今回も高く「しっかり狙えば真っ直ぐ飛ぶ」仕様。
今回は家庭用ゲーム機の為か「手ぶれ」が少なく、初めからマキシマムパワーで「ブレ抑制」している並に狙いやすいです。

PCゲーとしては、狙い安すぎて物足りないかも?
敵の数も多いので、爽快感重視なのは良い点になるかな?(^-^)



カバーの際でエイムモードに入ると自動的にリーンモードになるようですが・・・。
正直使いづらすぎて邪魔です。
ボタンの少ない家庭用ゲーム機のパッドに合わせたんでしょうけど、コレは完全に害悪ですね・・・。




公園での戦闘。
今まで苦手だった「絵」作りに力が入れられており、大変美しい。



舞台は自然のジャングルから、コンクリートのジャングルへ。
シリーズでも、珍しいロケーションなので、たまには良いですね(^-^)


マップ内でコレクターアイテムが存在する仕様に。
最近の流行ですね。
悪くはないかな?



今回はエイリアンを倒すことで、スーツをパワーアップ出来ます。
コストの安い機能はアンロックしないと、前作ほど暴れ回るのは難しいかも・・・。


本作最大の特徴であるナノスーツは、大分使いやすくなりました。
前作のスーツは操作性の関係上、上手な人しか使いこなせない物でしたが、今回は大分簡素化されました。

今回のスーツは通常時は「ノーマル」状態で、特に機能を持っていません。
アーマーやクロークを発動すると、一定時間ごとにエネルギーを消費するようになりました。
アーマーが能動仕様となったのは不便ですが、その分高性能になったようです。

ダッシュがなくなり、シフトキーでのスプリントは自動的にマキシマムスピードになりエネルギーを消費。
スペースキー長押しで、自動的にマキシマムストレングスとなり大ジャンプ。また崖際に着地すれば自動的によじ登るなど「通常操作の拡張」としてスーツが巧く機能しています。

その分「それぞれの効果は地味になった」とは言えますが、プレイヤーの一体感は増したので良い変更でしょう。



クローク(光学迷彩)状態での狙撃準備。
この作品ならでは・・・。

敵の頭に狙いを付けたらクロークを解除し、1発発砲。即座にクローク。
お約束の戦法は今回も通じます。

・・・が、敵がちゃんとクロークに対応するようになったので、気を遣う必要はあります(^-^)

クローク状態で攻撃してしまうと、エネルギーを消費してしまうのは今作も同様なので注意しましょう。




シリーズ伝統のSCAR.
スペックなど未来銃など、設定も拘っており大変よろしいですね。

武器ごとのカスタマイズに個性が出るようになりました。
このSCARは一般的なアサルトライフルのようで、狙撃用。
今まで通り使い心地で、セミオートモードで連射するのがお約束。

・・・残念ながら、今作ではアタッチメントを装備すると、セミオートモードを失ってしまうようです。
マルチプラットフォームの弊害ですね。

カスタマイズによって、名称が微妙に変化します。
例えばアサルトスコープ装備だと「長距離SCAR」など。



新装備。SMGポジションの未来銃。
イマイチ使い勝手が・・・?

今作のレーザーサイトは、エイムモードではなくズームになる仕様です。
接近専用ですね。


新装備のSCARAB.
所謂、SCARのカービンモデルですね。

連射力があがっており、何よりサイレンサーが装備出来るので通常のSCARより便利かも。
今回もサイレンサースナイプは強力です(^-^)


同じく新装備
ベレッタ風の50口径!(*o*)!!
通常のハンドガンが連射型なのに対し、こちらは1発の威力が高いタイプ。



SF銃も色々・・・。
これはEMP効果のあるピストル。
ナノスーツが食らうと、エネルギーが一定時間カラになり危険。


今回は固定装備だったヘビーマシンガンを取り外せて使えます。
非常に強力!(^o^)/



マルチプラットフォーム化により、少々期待値が下がっていたのは事実なのですが、実際にプレイしてみたらそんな不安を吹き飛ばすほどの作品でした。
一言で言うなら「こんなにワクワクしたのは本当に久しぶり」ですね。
劣化したのは事実なのですが、それでも凄い面白いのは、流石はCryTekと思いました。

BGMは今回も良い出来です。
更に良くなったかも?

またシナリオが面白くなっており、これは本当に予想外。
どうせ今回も適当なんだろう・・・と思っていたらそんなことは有りませんでした。

やれば出来るじゃない、と言う感じ?(^-^)


とにかくお勧めの一本ですねo(^o^)o

Crysis 2 Be Fast trailer


蛇足ながら、前シリーズを未プレイの方はそちらもプレイ推奨です。
Crysis 2 とは違った良さを持っています。
別ゲーですね(^-^)


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