風邪から生活習慣病への予防までの新しい栄養知識。

風邪から生活習慣病への予防までの新しい栄養知識。

「現行の医学」は、今でも頑なに医薬を偏重していて、現代病と言われる多くの病の治療は難しくなっています。
一方、医薬で寿命は延びているものの寝たきりの病人や車椅子の病人、老人医療施設とは名ばかりの施設という名の大きな檻の中で人生を送る人が多くなっています。
近くの病院に行っても、二時間や三時間の待ち時間は当たり前の今日この頃の状況です。
国民医療費は、３６兆６０００億円という、税収に匹敵する莫大な金額に膨れ上がっていて、今後も減る兆しはありません。
アメリカでは１９５０年代から、栄養学が急速な進歩を遂げて、現代病の原因を次々と明らかにしています。
それに基づいての「栄養療法」が新しい「次世代の医学」として登場してきています。
日本の現行の医学・栄養学はまだ「古い栄養学」のレベルに低迷していてアメリカよりも数十年も遅れている有様です。
既に１９６０年代に「新しい栄養学」の知見を積極的に取り入れて、それを医学に利用した「栄養療法」（ニュートリション・セラピー）を推進して、何万人という現代病の患者を治癒する医業を成し遂げた、カリフォルニア大学バークレー校を卒業後、コロンビア大学院などで研究し、南カリフォルニア大学より生化学で理学修士を受けた「アデル・デービス女史」の「Let’s get Well」を原典とし、更に、臨床栄養学の権威、カリフォルニア大学ロサンゼルス校人間栄養学研究所所長「デビット・ヒーバー博士」、１９９８年ノーベル医学・生理学賞受賞の「ルイス・イグナロ博士」、世界最高のサッカーの名手メッシ選手の健康栄養トレーナーを務める「ルイジ・グラットン医学博士」などから、直接、間接に授けられた臨床栄養学を基礎にしています。

水は美容に良い-ビューティーダイエット

水は美容に良い-ビューティーダイエット

■水は美容に良い すべすべしたみずみずしい肌は年齢と共に失われていきます。
これは細胞内の水分が減り、皮下組織が縮んでしまうのが原因です。
何よりも血液が乱れてくることが、美容の最も基本的な敵です。
皮膚の素材をつくっているのは赤血球であり、きれいな赤血球こそ美しい肌をつくります。
　血液の９０％は水で構成されています。血液の元である水をもっと意識する事が大切です。
ジュースやコーヒーなどは糖分の摂り過ぎにつながり、ダイエットにも良くないですが、肌をいためる結果になります。
こうした飲料は大量に飲めないのが普通ですから、どうしても水分補給が少なくなり、便秘気味になり、尿が出なくなったりして体内に毒素が溜まり、肌を結果的に駄目にしてしまいます。
水道水で使用されている塩素や化学物質、清涼飲料の食品添加物などが、血液を汚し、肌をいためる原因にもなります。
私達の身体にとっても、減量をしていくにおいても、水がとても大切だ、という事が分かったと思います。
そして、ダイエット中は特に普段よりも多めに水を飲む事が大切です。
お風呂に入る前と出た後には必ず水を飲みましょう！
お風呂もシャワーで済ませるのではなく、より代謝を上げる為にもシャワーよりは浴槽につかる事を心がけて下さい。
今は、水道水も良くなりました。
以前のように水道水はカルキ臭いというイメージは無くなったようです。
でも、飲料水としても世界の最高水準を行くと言われています。
水道水を直接飲んだとしても身体には何に異変も起こりませんが、外国に行けば全く異なります。
海外旅行に行けば、生水を飲まないのが原則です。
特に開発途上国では絶対に生水を飲んではいけません。
日本でも、ガソリンより高い水（一リットルが￥400円）を買う習慣になってきたのですね。
日本の水は軟水が多いので、日本人の食生活には合っているのです。
京の名店と言われる若手料理人のフォーラムに参加してきて確信したことは、日本の食物の持ち味を生かすのは日本の水であると言うことです。
それぞれの国の文化に違いがあるように、水も食文化の一つであり、日本人の体質に合ったものだと言うことです。