JAZZ PIANO で行こう

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キース・ジャレットのBe my love

2020年12月01日 | ジャズ曲・作曲の基礎講座

Be my loveというスタンダードは曲そのものが

本当に素晴らしい曲なので、スタンダード曲集の

中にあるコードネームを弾くだけでそれなりの

音楽が作れるけれども、キース・ジャレットの演奏を

一度聴いてしまうと、彼のアレンジがいかに素晴らしいか

わかります。

彼の演奏のマネをしても

だれもキース・ジャレットにはなれません。

キース・ジャレットの演奏をそっくりコピーしても、

それは名画の複製のごとく、

二束三文の値打ちしかありません。

それでも、キース・ジャレットの神がかった演奏に数ミリでも

近づけることでなにか光のようなものが見えるかもしれません。

彼の演奏を自分の栄養にするのです。

ですから、一つの音符も見逃さず、一体彼が

何を求めて音楽を作っているのか理解しようと

務めることが大切なのです。

そんな事を考えながら練習していると、

自分色の音楽ができるかもしれません。

ですから、僕はコピー譜を作るときにも

自分の手にあった音符を並べ、ときには

ない音を加えたりします。

また内声にキース・ジャレットの演奏とはちがった

フレーズを差し込むこともします。

いわゆるフーガ的手法で音を並べるのです。

これによって随分彼のオリジナルとは異なる

アレンジになります。

それが自分色ではないかと思っています。

演奏を録音したら、またここにアップします。

 

 

 

 


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