JAZZ PIANO で行こう

ヤノテルの音楽ブログです。ジャズピアノの研究・指導・作曲・ライブをしています。音楽が人生の喜びです。

これはお勧めスタンダード Golden Earrings

2022年12月14日 | ジャズ・スタンダードを弾こう

1.まず最初にすること

スタンダードの攻略法としておすすめなのが、

まず原曲のメロディーとそのメロディーについている

コードをしっかりと分析することです。

 

分析といってもべつに

難しいことをするわけではありません。

どこにⅡーVーⅠ があるだとか、

ここは転調している箇所だとか、

またあてがわれているコードも違和感があれば

代理コードに変更するとか、コードはどういう

展開形を使ったらいいかとかを

ピアノで弾きながら流れを考えていきます。

 

弾きながらアドリブのことも考えます。

テーマとは違ってアドリブはコードにしても

少し違ったコードで弾くほうがいいとか

決めながら何度も練習します。

 

2.ベースラインを作る

つぎにすることは、

ベースの楽譜を作ります。

コードを見ながらベースマンになったつもりで

ベースの楽譜をMuseScoreに打ち込んでいきます。

完成する前にそれを流しながらピアノをかぶせて

不自然なところがないか確認します。

自然な感じのものができたら、

それをmidiファイルにエクスポートします。

 

3.ロジックで本格的な音作りをする

エクスポートしたファイルをLogic のベース

(これはTrilianを使っています。)ベースの音で

作り込んでいきます。アクセントを付けたり

より自然になるように音のクレッシェンドや

デクレッシェンドをつけていきます。

Trilianににもヒューマナイズする機能がありますが、

より人間の演奏に近いものに音のヴァリエーションをつけて

やります。

 

それができたらドラムスをつけます。

僕はいまのところSuperior drummer 2.0をつかっているので、

Grooves  をつかったり、曲想を考えて、スティックを使ったり、

ブラシをつかったりすることもあります。

 

これでまとまったら、あとはエンディングをつけて

マイナスワンを完成させます。

この間、おそらく数十回はピアノと合わせていますので、

アドリブも毎回練習していますので、

ほぼ完成に近づいてきます。

Logic の画面↓はこんな感じです。

上はベースで下はドラムスです。

 

プラグインとしてはリミッターは入れますが、音は触りません。

最後にバウンスして音ファイルにして保存します。

このマイナスワンはレッスンに使ったり、

ライブに使うこともあります。

一曲に関わる時間は10時間〜20時間ですか。

結構時間かけていますが、いいものにするには

そのくらいの時間はかかりますね。

 



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