Der König Hat Eselsohren

Iceland(4)-2 南海岸ツアー

ヴィークを出発したバスは東を目指してぶっ飛ばす。
なぜなら、氷河湖のボートツアーの時間が決まっているからだ(笑)
2時半には到着しなければならないらしく、推定時速120~130キロくらいで片側1車線の道路を吹っ飛ばしていく。
程なくすると、道路の両側がこれまで以上に深い苔だらけの平原に。
たま~に羊が放牧されている場所もあるが、とにかく苔の平原。
うん、苔、苔、苔、苔、羊、苔、苔、馬、苔、苔…みたいなf(^_^;




よその惑星感、満載(笑)

元々ここエルドフロインって、火山の噴火で溶岩が流れて、何もなくなった後に苔が覆ったんだよね。

なので、ゴツゴツ+もわもわの異様な景色が、延々とどこまでも続いている。
でも、その広がっている面積が、想像を遙かに超える。
だって、車でずっと走ってるのに、ずっとモコモコ平原しかないんだぜ?

いったい、どこまで苔に覆われてんだ?!
っつーか、それって、溶岩が流出した範囲がものすごく広いってことでもあるよな…f(^_^;

そんな中、苔の展望台に立ち寄る。
ちゃんと駐車場と展望スペースが用意されているのだ。

一見、白く枯れ果てたような苔に、おっちゃんガイドが水をかけると、








緑が復活!!


展望スペースからは、苔がびっしり生えた異様な光景が見放題。









マジ、SF映画の世界や!っちゅうねん(笑)


エルドフロインを出発して、またもやしばし爆走。
今度停まったのは、氷河を間近に望む駐車場。











かつてここには大きな橋があったが、今では廃墟に。




で、こういう要所要所で、おっちゃんガイドが「トイレ行きたい人いる?」と声をかけるのだが、今日の女子は誰一人手を挙げない(笑)

そして、また先を急ぐ、という。

ブラックサンドビーチをすっ飛ばして走ってきたが、実のところ、途中でまたぐ川のどれも、河原が真っ黒な砂や石で覆われている。
どこもここも、火山の影響で真っ黒なのだ。


そしてたどり着いたダイヤモンドビーチ。

なぜダイヤモンドなのか?

海岸にダイヤモンドのように氷河が流れ着いている。











ここは氷河湖から流れてきた氷河のかけらが海に流れ出していくのだ。
あるものは浜辺に打ち上げられ、あるものは海上を漂い、あるものは海流に乗って沖へ流されていく。

氷河は今までもあちこちで見てきたが、こんな光景は初めてだ。


そしていよいよ、氷河湖・ヨークルスアウルロン湖へ。

おっちゃんガイド自身はボートツアーには乗らないので、ツアーメンバーの中で一番年かさ(っぽい)女性にチケットが託され、みんなでリーダーとともにボート乗り場へ。






遠くの氷河から湖へと氷河が流れ込んでいる。
氷河湖には時々アザラシが顔を出す。



それにしても、クッソ寒いぞ!!(T-T)
同じツアーの女の子が写真を撮ってくれたが,誰だこのババァ?!f(^_^;






さて、いよいよ水陸両用ボートに乗船!!







水中に入って、立ってヨシ!の合図が出ると、全員立って写真撮りまくり(笑)












ボートには必ずサポートの船がついているのだが、




このサポート船の人が氷河のかけらを持ってくる。




で、これをガイドの人が



砕いて、みんなで試食。
これがもう、冷たくて堅いんだ。



あえて火山灰の入ってないところを持ってくるんだろうけど、遠くから見ているのとずいぶん違って見える。


ボートはぐるーっと湖を回って、再び上陸。
寒いけど、見たことのない、想像を超えた景色に寒さを忘れる。






《つづく》
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