久しぶりにオッフェンバックです
今回はオッフェンバック(1819年-1880年ドイツ→フランス)作曲のジャクリーヌの涙をお届けします。
オッフェンバックは、喜歌劇「天国と地獄」序曲が有名過ぎて、愉快な曲ばかり作曲していると思われる人がいらっしゃるかもしれません。
しかし、ホフマンの舟歌のような非常にロマンティックな曲も残しておりますし、今回のジャクリーヌの涙のような、悲哀を感じさせるような曲も残しております。
「ジャクリーヌの涙」という標題も、なんとなく、哀愁漂うよう感じがしませんか?
機会がございましたら、是非お聴き頂きたい曲です。チェロの響きが印象的な曲です。
なお、今回も「秘曲」とさせて頂きます。
それでは曲のご紹介と参りましょう。この曲の演奏時間は約7分少々となります。
オーケストラの穏やかな演奏で曲は始まり、すぐにチェロが物悲しい音色を奏でます。悲哀を感じさせるようなメロディーがチェロによって切々と奏でられます。しばらくすると、物悲しさはやや薄れ、美しいメロディーがチェロによって穏やかに奏でられます。その後もオーケストラとチェロによる穏やかな演奏は続き、最後は静かに幕を閉じます
参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。
レーベルはOrfeoで、ハンス・シュタットルマイヤー指揮、ウェルナー・トーマス=ミフネ(チェロ)、ミュンヘン室内管弦楽団の演奏のものです
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