黒いマーラー
今回はサミュエル・コールリッジ=テイラー(1875年-1912年イギリス)、作曲の管弦楽のためのバラードです。
以前もご紹介しました、黒いマーラーとの異名を持つコールリッジ=テイラーのご紹介です。
このコールリッジ=テイラーの管弦楽のためのバラードは、主題となるメロディーが非常に分かり易く、曲全体を通して登場しますので、聴き易い曲だと思います。
ロマンティックな曲ですので、是非お聴き頂きたいです。
なお、今回は「秘曲」とさせて頂きます。
それでは曲のご紹介と参りましょう。この曲の演奏時間は約11分少々となります。
颯爽とした雰囲気で曲は始まります。そして、この曲の主題となるメロディーが劇的な演奏の中で奏でられます。その後、穏やかな雰囲気となり、主題のメロディーが優しく、美しく奏でられます。
しばらくすると、ロマンティックなメロディーが高らかに奏でられます。そして、徐々に主題のメロディーを奏でながら劇的な演奏へと移り、やがて穏やかな雰囲気へと戻ります。主題のメロディーが穏やかでロマンティックに奏でられます。
終盤になると、冒頭の演奏に回帰し、颯爽とした雰囲気となり、やがて劇的な演奏が展開され、劇的に幕を閉じます
参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。
レーベルはUnicorn Kanchanaで、グラント・レウェリン指揮、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団の演奏のものです
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