

今回ご紹介しますのは、ハインリヒ・マルシュナー(1795年-1861年ドイツ)作曲の歌劇「ベーブ」序曲です。
マルシュナーのオペラ序曲も第5弾となりました。
繰り返しになりますが、ここまで来ると、今までの曲をお聴きの方は、大体マルシュナーの傾向が何となくお分かりになるかと思います。
この
マルシュナーの歌劇「ベーブ」序曲も、まさにドイツロマン街道まっしぐらの曲です。
ドイツロマン派好きの方、そうで無い方にも、是非マルシュナーという作曲家、そしてその作品に一度は触れて頂きたいと思います。
そして、今回も「秘曲」とさせて頂きます。
それでは曲のご紹介と参りましょう。この序曲の演奏時間は約10分ほどとなります。
可憐で細やかな演奏で曲は始まり、徐々に穏やかな雰囲気となり、牧歌的で美しいメロディーが奏でられます。そして、再び冒頭のメロディーが回帰すると、明るく華やかな演奏になります。その後、ヴァイオリンがやや切ないメロディーを奏で、続いて、オーケストラが親しみ易いメロディーを奏でます。そして、高揚感ある演奏が展開されます。華やかな演奏へと続きます。激しい舞踏をイメージさせるかのような雰囲気です。
やがて、親しみ易いメロディーが軽やかに奏でられ、次第に高揚感が高まって行きます。そして、親しみ易く美しいメロディーがしなやかに奏でられます。
そして、最後は親しみ易いメロディーが華やかに奏でられ幕を閉じます

参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。
レーベルは、Marco Poloで、アルフレート・ヴァルター(指揮)、スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏のものです

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