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お勧め!この一曲:シャミナード作曲「フルートと管弦楽のためのコンチェルティーノ 」

2010年01月02日 | クラシック音楽:お勧めの1曲!

ロマンティックなフルートの曲を


今回はセシル・シャミナード(1857年-1944年フランス)作曲のフルートと管弦楽のためのコンチェルティーノ Op.107です。

芸術家というと生前はあまり評価が無く、後世になってから評価が高まるというケースがたくさんあると思います。
セシル・シャミナードは女流作曲家であり、かつ生前に高く評価されたという数少ない作曲家かもしれません。
ただし、その評価も長くは続かず、没後の評価は残念ながら、あまり高く無いようです。

このシャミナードのフルートと管弦楽のためのコンチェルティーノはロマンティックで甘いメロディーを湛えた曲であり、一聴の価値有りの曲だと思います。

この機会に、是非お聴き頂ければと存じます。

今回は秘曲とさせて頂きたく宜しくお願いします。

それでは曲のご紹介と参りましょう。この曲の演奏時間は約8分半ほどとなります。


 冒頭から、ロマンティックで甘いメロディーで始まります。フルートの音色が非常に爽やかに響きます。そして、オーケストラが美しいメロディーを高揚感を以って演奏し、その後、フルートは穏やかで美しいメロディーを奏でます。
やがて、フルートは軽やかな演奏を繰り広げ、続いてオーケストラが美しいメロディーをしなやかに演奏します。その後、一旦小鳥が森の中で迷ったかのような、少々不安げなメロディーも登場しますが、再びフルートはロマンティックで甘いメロディーを奏で、オーケストラもそのメロディーを高揚感を以って歌い、最後は、華麗に幕を閉じます


参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。

レーベルは、Bisで、フィリップ・オーギャン(指揮)、マニュエラ・ヴィースラー(フルート)、ヘルシングボリ交響楽団の演奏のものです

このCDの情報は、こちらの下の画像をクリックして頂ければご覧になれます
クラシック,協奏曲,シャミナード,フルート協奏曲

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お勧め!この一曲:ルーセル作曲「エヴォカシオン」

2010年01月01日 | クラシック音楽:お勧めの1曲!

明けましておめでとうございます!


さて、2010年の最初を飾るのはアルベール・ルーセル(1869年-1937年フランス)作曲のエヴォカシオンです。

ルーセルという作曲家はクラシック愛好家の間では、名前くらいは知られているように思いますが、このルーセルのエヴォカシオンの知名度はかなり低いと思います。

しかし、冒頭のメロディーには新鮮さや希望と言ったものを感じますので、新年に相応しいかもしれないと、この曲にしました。

ドビュッシーラヴェルのような印象主義に近い響きを感じ取って頂ける作品であると思います。また、美しいメロディーも聴く事が出来る作品ですので、機会がございましたら是非お聴き頂きたい曲です。

ただ、この曲を収録したCDの入手が困難であるというのが残念なのです。
演奏の機会も少ないらしいので、ご紹介しておきながら新年早々に申し訳ありません。私の所有しているCD以外の録音もご紹介しますので、ご興味を持たれた方は、是非お聴き頂きたいと思います。

なお、今回は「秘曲」とさせて頂きます。

それでは曲のご紹介と参りましょう。この曲は3つの曲から構成されており、演奏時間は約45分となります。

1.洞窟にかくれた神々
 穏やかで夜明けをイメージさせるかのような美しいメロディーで曲は始まります。印象主義の雰囲気を醸しつつ希望を感じるようなメロディーです。
やがて、暗雲が立ち込めるようなメロディーが登場し、徐々に不穏な雰囲気になっていきます。そして、試練を感じさせるようなメロディーや勇壮的なメロディーが劇的に演奏されます。
劇的な演奏の後には、穏やかな雰囲気のメロディーが演奏され、そして、しなやかな演奏へと続きます。そして再び、印象主義的な演奏に回帰し、穏やかで美しいメロディーが奏でられ静かに終わります。

2.ばら色のまち
軽やかなリズムで曲は始まり、親しみ易いメロディーが奏でられます。やがて、それは舞曲風に演奏されます。再び舞曲風なメロディーが演奏されると、輝けるようなメロディーが高揚感を以って演奏されます。その後は、密やかな雰囲気となりますが、やがて、情感のあるメロディーがしなやかに演奏されます。
そして、再び印象主義のような雰囲気で徐々に高揚感が増して行き、楽しげな舞曲風のメロディーが演奏されます。その後は、妖精が軽やかに舞っているような雰囲気となり静かに終わります。

3.聖なる河のほとりで
 不穏なメロディーで曲は始まります。しばらくこの雰囲気は続き、やがて、合唱が静かに登場します。そして、オーケストラは穏やかで美しさを感じる事が出来る演奏となり、再び合唱が加わります。やはり印象主義のような雰囲気の美しさを感じます。しばらく、この合唱とオーケストラによる印象主義のような雰囲気は続きます。
やがて、一旦男性独唱が登場すると、徐々に演奏は高揚感を増して行きます。そして、荒れ狂う波のように合唱とオーケストラの高揚感に満ちた演奏となり、それが収まると、再び男性独唱が登場します。その後、オーケストラの密やかな演奏になりますが、今度は女性独唱と合唱が登場します。そして、オーケストラが高揚感ある演奏となり、男性独唱がテンポの良い歌声を聴かせてくれます。
やがて、オーケストラと合唱が輝かしいメロディーを奏で、その後、合唱は密やかな歌声と高揚感ある歌声を交互に歌い、最後は高揚感ある歌声の後に静かに幕を閉じます。

参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。

レーベルは、EMIで、ミシェル・プラッソン(指揮)、ヨセ・ヴァンダム(バリトン)、ニコライ・ゲッダ(テノール)、ナタリー・シュトゥッツマン(コントラアルト)、トゥールーズ市立管弦楽団・合唱団の演奏のものです

このCDの情報は、こちらの下の画像をクリックして頂ければご覧になれます、と言いたい所ですが、このCDは入手困難なため、別のCDをご紹介しております
クラシック,管弦楽,ルーセル,エヴォカシオン

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お勧め!この一曲:サマヴェル作曲「ヴァイオリン協奏曲ト長調」

2009年12月31日 | クラシック音楽:お勧めの1曲!

秘中の美!


今回はアーサー・サマヴェル(1863年-1937年イギリス)作曲のヴァイオリン協奏曲ト長調です。

2009年の最後にご紹介します曲は、まさに秘曲と呼ぶに相応しい作品であると思います。作曲家自体の知名度もそうですが、このサマヴェルのヴァイオリン協奏曲ト長調自体、滅多に演奏される機会が無いと言っても過言では無いからです。

しかし、そのメロディーは美しくロマンティックであり、秘曲にしておくのがもったいない曲であると思います。

この機会に是非ともお聴き頂きたいと思います。

なお、今回は「秘曲」とさせて頂きます。

それでは曲のご紹介と参りましょう。この曲は3つの楽章から構成されており、演奏時間は約33分となります。

1.第1楽章
 オーケストラの華麗な響きで曲は始まり、その後、ロマンティックで美しいメロディーを奏でます。そして、再びオーケストラが華麗な演奏を行うと、ヴァイオリンが穏やかな美しい響きで登場します。その後も、ヴァイオリンはロマンティックな響きを奏でます。やがて、オーケストラがやや輝けるようなメロディーを奏で、続いてヴァイオリンは穏やかでロマンティックなメロディーを奏でます。オーケストラは時折り哀愁漂うようなメロディーを演奏しますが、ヴァイオリンはあくまでも穏やかで優しい響きを奏でます。ロマンティックな響きを感じます。
やがて、オーケストラがやや輝けるようなメロディーを歌い上げると、ヴァイオリもそれに続き、そして再びオーケストラのやや輝けるようなメロディーが登場します。その後、再びヴァイオリンが穏やかでロマンティックなメロディーを奏でると、オーケストラが、やや勇壮的なメロディーで高揚感を醸し出します。
そして、しばらくはヴァイオリンの繊細な響きが続きます。オーケストラは、森の奥からそっと響いて来るような演奏も登場します。
最後は、オーケストラの高揚感の中で終わります。

2.第2楽章
 穏やかな雰囲気で曲は始まり、ヴァイオリンも穏やかでロマンティックなメロディーで続きます。そして、オーケストラもロマンティックなメロディーを演奏します。その後も穏やかでロマンティックなメロディーが続きます。最後は静かに終わります。心安らぐ曲です。

3.第3楽章
 ヴァイオリンの明るく軽やかな演奏で曲は始まります。親しみ易いメロディーです。オーケストラも明るい雰囲気でヴァイオリンの演奏をサポートします。やがて、しなやかな演奏となり、再びヴァイオリンの軽やかな演奏、そしてオーケストラの明るく高揚感ある演奏が登場します。その後もヴァイオリンの軽やかな演奏は続きます。
やがて、オーケストラのしなやかな演奏や金管楽器の輝かしい演奏が登場しますが、ヴァイオリンは軽やかな演奏は続きます。
そして、最後はヴァイオリンの細やかな演奏となり、オーケストラが堂々と幕を閉じます。

参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。

レーベルは、Hyperionで、マーティン・ブラビンス(指揮)、アンソニー・マーウッド(ヴァイオリン)、グラスゴーBBCスコットランドオーケストラの演奏のものです

このCDの情報は、こちらの下の画像をクリックして頂ければご覧になれます
クラシック,協奏曲,サマヴェル,ヴァイオリン協奏曲ト長調

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お勧め!この一曲:コールリッジ=テイラー作曲「ヴァイオリン協奏曲ト長調」

2009年12月30日 | クラシック音楽:お勧めの1曲!

ロマンティックなヴァイオリン協奏曲です


今回はサミュエル・コールリッジ=テイラー(1875年-1912年イギリス人)作曲のヴァイオリン協奏曲ト長調です。

コールリッジ=テイラーは以前も、ご紹介した事がありますが、黒いマーラーと呼ばれるだけあって、このコールリッジ=テイラーのヴァイオリン協奏曲ト長調は、ロマンティックなメロディーやオーケストラのスケール感を感じられる作品となっております。

作曲家自体の一般的な知名度は低いと思いますが、この曲を一度お聴き頂ければ、お気に召して頂ける方が多いのでは無いかと思います。

是非お聴き頂きたい作品です。

なお、今回は「準秘曲」とさせて頂きます。

それでは曲のご紹介と参りましょう。この曲は3つの楽章から構成されており、演奏時間は約32分となります。

1.第1楽章
 オーケストラの勇壮な響きで曲は始まり、やがて、ややメランコリックかつ甘い響きでヴァイオリンが登場します。オーケストラの演奏にはスケール感を感じます。その後、ヴァイオリンは軽やかなメロディーを奏でますが、どこかメランコリックな雰囲気を感じます。オーケストラは、折々にスケール感のある演奏で曲を盛り上げ、続いてヴァイオリンが再び軽やかで、どことなくメランコリックで美しいなメロディーを奏でます。
そして最後はオーケストラの高揚感のある演奏で終わります。

2.第2楽章
 密やかな雰囲気で曲は始まります。ヴァイオリンも月夜に演奏しているかのように穏やかで艶やかな響きを奏でます。そして、やがて、ヴァイオリンはロマンティックなメロディーを奏で、続いてオーケストラがスケール感のある演奏を行います。その後、ヴァイオリンは、ややメランコリックなメロディーを奏で、穏やかな雰囲気となります。そして、最後はヴァイオリンの美しく切ないような響きで静かに終わります。

3.第3楽章
 オーケストラの力強い響きで始まり、ヴァイオリンが繊細な響きで続きます。そして、オーケストラがやや勇壮的なメロディーを奏でると、ヴァイオリンが細やかな響きを奏で、続いて、オーケストラもしなやかで美しいメロディーを奏でます。そして、オーケストラが高揚感を以って美しいメロディーを奏でると、再びヴァイオリンが繊細なメロディーを奏でますが、しばらくすると、やや軽やかで美しいメロディーを奏で、やがてオーケストラが高揚感を以って美しいメロディーを演奏します。
その後、しばらくはヴァイオリンが繊細でロマンティックなメロディーを奏でます。
そして、オーケストラとともにやや輝かしいメロディーを奏で、徐々に高揚感を増して行き、最後は堂々と幕を閉じます。

参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。

レーベルは、Hyperionで、マーティン・ブラビンス(指揮)、アンソニー・マーウッド(ヴァイオリン)、グラスゴーBBCスコットランドオーケストラの演奏のものです

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お勧め!この一曲:シュターミッツ(ヨハン)作曲「フルート協奏曲ト長調」

2009年12月29日 | クラシック音楽:お勧めの1曲!

今回も爽やかなフルートの調べを


今回はヨハン・シュターミッツ(1717年-1757年ボヘミア)作曲のフルート協奏曲ト長調です。

前回のカール・シュターミッツの父親であり、マンハイム楽派の開祖でもある、ヨハン・シュターミッツのフルート協奏曲ト長調をご紹介します。

例えば、モーツァルトの作品であれば、何となくモーツァルトっぽいという雰囲気を感じられることだと思いますが、正直、今回の父親の曲も前回の息子の曲も、雰囲気としては似通っております。

18世紀のクラシック音楽と大雑把に扱われても仕方が無いような気がしますが、前回も今回も心が和む曲であることに間違いはありません。

機会がございましたら、是非ともお聴き頂きたいと思います。

なお、今回も「準秘曲」とさせて頂きます。

それでは曲のご紹介と参りましょう。この曲は3つの楽章から構成されており、演奏時間は約13分半ほどとなります。

1.第1楽章
 優雅な響きで曲は始まり、やがて、爽やかなフルートの調べが登場します。美しく、そして軽やかにフルートの音色が小鳥のように飛び回ります。オーケストラはあくまでも優雅な響きを湛えています。心安らぐような曲です。
そして、最後はパッと終わります。

2.第2楽章
 穏やかにゆったりとした演奏で曲は始まります。やがて、フルートも、のどかな雰囲気で登場します。フルートの爽やかで美しい音色が印象的です。心癒される曲であると思います。

3.第3楽章
 明るく楽しい雰囲気で曲は始まります。もちろん優雅さを含んでいます。やがて、フルートが軽やかなメロディーで登場します。親しみ易く美しいメロディーです。暖かい陽だまりのような、心地良い響きを感じ取って頂ける曲だと思います。

参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。

レーベルは、ソニーレコードで、ジャン・ラモン(指揮)、バルトルト・クイケン(フルート)、ターフェルムジーク・バロック管弦楽団の演奏のものです

このCDの情報は、こちらの下の画像をクリックして頂ければご覧になれます
クラシック,協奏曲,シュターミッツ(ヨハン),フルート協奏曲ト長調

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お勧め!この一曲:シュターミッツ(カール)作曲「フルート協奏曲ト長調」

2009年12月28日 | クラシック音楽:お勧めの1曲!

爽やかなフルートの調べを


今回はカール・シュターミッツ(1745年-1801年ドイツ)作曲のフルート協奏曲ト長調 Op.29です。

今回ご紹介します、カール・シュターミッツシュターミッツ一族の一人であり、父親のヨハン・シュターミッツマンハイム楽派の開祖だそうです。

このカール・シュターミッツのフルート協奏曲ト長調は、明るく優雅な雰囲気の曲でして、モーツァルトの曲の雰囲気をお好みの方であれば、お気に召して頂けると思います(ちなみに、シュターミッツの方がモーツァルトより11歳年上です)。

お聴きになれば、お分かりになると思いますが、時代を越えて18世紀のヨーロッパ音楽の息吹を感じて頂けると思います。

なお、今回は「準秘曲」とさせて頂きます(もしかすると、クラシック愛好家の中では、ある程度知名度があるかもしれませんので)。

それでは曲のご紹介と参りましょう。この曲は3つの楽章から構成されており、演奏時間は約16分となります。

1.第1楽章
 優雅なメロディーで颯爽と曲は始まります。そして、その演奏がしばらく続くと、フルートが爽やかなメロディーとともに登場します。その後も、明るく優雅な雰囲気が続き、心を穏やかにしてくれます。
やがて、冒頭のメロディーが回帰され、フルートがそれに続きます。そのフルートの響きは、はまるで穏やかな日差しの中で楽しげに飛び回る小鳥達の如く自由にはつらつとしています。
そして、最後は華やかなオーケストラの演奏とともに終わります。

2.第2楽章
 穏やかな雰囲気で曲は始まり、フルートも、ゆったりと美しいメロディーを奏でます。昼下がりのティータイムには、まさにぴったりの美しい曲です。

3.第3楽章
 フルートの軽やかで美しいメロディーにて曲は始まり、その後オーケストラが優雅なメロディーを演奏します。明るい雰囲気は全曲一貫しており、この曲も明るい雰囲気です。フルートの音色が非常に美しく、そして、親しみ易いメロディーです。オーケストラの優雅さは18世紀のヨーロッパ音楽を象徴しているかのようです。曲は明るく華やかな雰囲気が続き、最後は華やかな雰囲気のまま幕を閉じます。

参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。

レーベルは、ソニーレコードで、ジャン・ラモン(指揮)、バルトルト・クイケン(フルート)、ターフェルムジーク・バロック管弦楽団の演奏のものです

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クラシック,協奏曲,シュターミッツ(カール),フルート協奏曲ト長調

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お勧め!この一曲:スヴェンセン作曲「交響曲第1番」

2009年12月27日 | クラシック音楽:お勧めの1曲!

スヴェンセンの交響曲です


今回はヨハン・スヴェンセン(1840年-1911年ノルウェー)作曲の交響曲第1番です。

北欧の曲というと、清涼感や北欧の厳しい自然(寒さ)を表現した曲が少なくないと思います。
しかし、このスヴェンセンの交響曲第1番は、どちらかと言うと明るい雰囲気で、どこかほのぼのとしたものを感じます。

4つの楽章において、主題となるメロディーが分かり易い曲もあれば、分かりにくい曲もあるかとは思いますが、佳作の曲であろうと個人的には思います。
北欧好きの方には、お聴き頂きたい曲です。

なお、今回も「秘曲」とさせて頂きます。

それでは曲のご紹介と参りましょう。この曲は4つの楽章から構成されており、演奏時間は約33分となります。

1.第1楽章
 冒頭から親しみ易く颯爽としたメロディーで曲は始まります。その後はやや控え目な演奏となりますが、冒頭のメロディーは折々に登場し、やがては高揚感ある演奏も登場します。
しばらくすると、徐々に高揚感が増して行き、再び冒頭の颯爽とした演奏が登場します。そして、一旦高揚感ある演奏が収まると、穏やかな雰囲気となりますが、再び冒頭のメロディーが高揚感を以って演奏され華やかに終わります。
生き生きとした雰囲気の曲です。

2.第2楽章
 穏やかな演奏で曲は始まります。ほのぼのとした雰囲気を感じます。時折り、北欧の清涼感を感じるメロディーが奏でられ、やがて自然を賛歌するかのような、やや雄大な演奏も登場します。
しばらくすると、夕暮れ時を感じるような密やかなメロディーが登場し、その後は、再び穏やかな演奏へと戻ります。情感のあるメロディーです。
そして、自然の美しさを歌い上げるように高揚感のある演奏が登場し、続いて穏やかな演奏へと戻り、最後は高揚感のある演奏の後に静かに終わります。

3.第3楽章
 舞曲風で楽しげなメロディーで曲は始まり、その後は、細やかな演奏が続きます。親しみ易いメロディーも奏でられます。
しばらくすると明るく楽しい雰囲気の演奏となり、やや高揚感ある演奏も登場します。最後は軽やかに終わります。

4.第4楽章
 やや不穏なメロディーで始まりますが、その後は穏やかな雰囲気が続き、やがて高揚感ある演奏が登場します。そして颯爽とした雰囲気に変わります。
しばらくすると穏やかな雰囲気の演奏と高揚感ある演奏が交互に繰り返されて曲は進みます。劇的な演奏も登場します。この曲も主題が分かりにくいかと思いますが、全体的に明るい雰囲気の曲です。
そして、最後は、劇的な演奏で幕を閉じます。

参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。

レーベルは、NKFで、ミルティアデス・カリディス(指揮)、アルヴェ・テレフセン(ヴァイオリン)、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏のものです

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クラシック,協奏曲,スヴェンセン,交響曲第1番

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お勧め!この一曲:スヴェンセン作曲「ヴァイオリン協奏曲イ長調」

2009年12月26日 | クラシック音楽:お勧めの1曲!

ノルウェーからヴァイオリン協奏曲を


今回はヨハン・スヴェンセン(1840年-1911年ノルウェー)作曲のヴァイオリン協奏曲イ長調です。

いよいよ雪の季節になりましたね。
今回は北欧好きの私からノルウェーの作曲家スヴェンセンのヴァイオリン協奏曲イ長調をご紹介します。

スヴェンセンは存命中、ノルウェー国内で非常に人気があったそうですが、その人気は急速に衰えたそうです。
今では、グリーグにその人気を完全に譲ってしまっているようです。

このスヴェンセンのヴァイオリン協奏曲イ長調は、北欧の厳しい冬を表現しているというよりは、美しく穏やかな自然を爽やかに描いた作品のように思います。

機会がございましたら、この北欧の作曲家の美しいヴァイオリンの響きをどうぞ堪能してみて頂きたいです。

今回も「秘曲」とさせて頂きます。

それでは曲のご紹介と参りましょう。この曲は3つの楽章から構成されており、演奏時間は約32分となります。

1.第1楽章
 勇壮なメロディーから曲は始まり、その後は、美しい自然を感じさせるようなメロディーが演奏されます。やがて、ヴァイオリンが艶やかで清涼感をも感じさせるようなメロディーで登場し、時折りオーケストラが高揚感を以った演奏を行います。
ヴァイオリンの奏でるメロディーは、あるいは主題がつかみにくいかもしれませんが、美しい響きであることに間違いはありません。また、オーケストラとヴァイオリンの織り成すメロディーにはどことなく北欧のエッセンスを感じて頂けると思います。ただし、北欧の荒涼とした雰囲気ではなく、明るく爽やかな雰囲気であると申せましょう。
やがて、ヴァイオリンは穏やかで情感のあるメロディーを奏で、その後、艶やかで比較的親しみ易いメロディーを奏でます。そして、オーケストラが高揚感あるメロディーがを演奏すると、再びヴァイオリンが艶やかな響きでそれに続きます。その後、ヴァイオリンの演奏は小刻みになりますが、オーケストラの合図によって、再び穏やかな演奏になります。オーケストラは高揚感ある演奏で曲を盛り上げます。
そして、ヴァイオリンは再び艶やかな音色を響かせ、最後はオーケストラの高揚感ある演奏で終わります。

2.第2楽章
 オーケストラの穏やかな演奏で曲は始まります。やがて、ヴァイオリンも穏やかな雰囲気で美しいメロディーを演奏します。そして、美しい自然を感じさせるような伸びやかなヴァイオリンのメロディーと穏やかなオーケストラの演奏が続きます。
やがて、やや不穏なメロディーがオーケストラにより、高揚感を以って登場しますが、すぐにヴァイオリンの情感ある演奏へと続き、やがて雄大な演奏がオーケストラによって奏でられます。その後、ヴァイオリンの穏やかな演奏となり、最後は静かに終わります。

3.第3楽章
 オーケストラの颯爽とした演奏で曲は始まり、ヴァイオリンもこれに続きます。その後、ヴァイオリンが艶やかで明るく美しいメロディーを奏で、そして小刻みな演奏となり、オーケストラの、やや高揚感ある演奏が登場します。ヴァイオリンの小刻みな演奏は続き、オーケストラが高揚感ある演奏で幕を閉じます。

参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。

レーベルは、NKFで、カシュテン・アンデルセン(指揮)、アルヴェ・テレフセン(ヴァイオリン)、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏のものです

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お勧め!この一曲:マルシュナー作曲「荘厳大序曲」

2009年12月25日 | クラシック音楽:お勧めの1曲!

メリークリスマス!


ということで?ハインリヒ・マルシュナー(1795年-1861年ドイツ)作曲の荘厳大序曲をご紹介します。

これまではオペラ序曲をご紹介して参りましたが、このマルシュナーの荘厳大序曲は、オペラ序曲ではございません。イギリスのヴィクトリア女王に男子が誕生した際の記念に作曲された曲でして、随所にイギリス国歌のメロディーが登場します。

クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝う日ですが、この曲も誕生祝いということで、強引に結び付けました。

お聴きになれば、すぐにお分かりになって頂けると思いますが、イギリス国歌の編曲版?かと思うくらいにメロディーが使われています。

なお、今回でマルシュナーのご紹介は一旦幕とさせて頂きます。

そして、やはり今回も「秘曲」とさせて頂きます。

それでは曲のご紹介と参りましょう。この序曲の演奏時間は約10分少々となります。


 冒頭から、イギリス国歌が雄大に演奏され曲は始まります。その後メロディーが変わりますが、節々にイギリス国歌のメロディーが見え隠れします。やがて、穏やかな雰囲気の演奏となりますが、再びイギリス国歌のメロディーが登場し、徐々に高揚感を増して行きます。そして、控え目な演奏へ移りますが、ここでもイギリス国家のメロディーが登場します。その後しばらくは、別のメロディーがしなやかに演奏されますが、イギリス国歌のメロディーは再び登場します。
そして、最後は華やかな演奏で幕を閉じます


参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。

レーベルは、Marco Poloで、アルフレート・ヴァルター(指揮)、スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏のものです

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お勧め!この一曲:マルシュナー作曲「『ウルムの金細工師』序曲」

2009年12月24日 | クラシック音楽:お勧めの1曲!

マルシュナーのオペラ序曲第6弾


今回ご紹介しますのは、ハインリヒ・マルシュナー(1795年-1861年ドイツ)作曲の歌劇「ウルムの金細工師」序曲です。

今回のマルシュナーのオペラ序曲はタイトルだけ見ますと、ワーグナーのニュルンベルクのマイスタージンガー第一幕への前奏曲を何となく思い出してしまうのですが、まあ、あまりワーグナーとは比較しない方が無難だとは思います。

ただ、このマルシュナーの歌劇「ウルムの金細工師」序曲も勇壮的なメロディーが登場しますので、聴いて損は無い曲だと思います。

是非、機会がございましたらお聴き下さいませ。

今回も「秘曲」とさせて頂きます。

それでは曲のご紹介と参りましょう。この序曲の演奏時間は約11分ほどとなります。


 比較的静かな演奏から始まりますが、穏やかで勇壮的なメロディーが奏でられると徐々に高揚感が高まります。その後、親しみ易いメロディーが演奏され、続いてやや劇的に勇壮的なメロディーが奏でられます。そして、密やかな雰囲気となりますが、やがて再び、やや劇的で勇壮的なメロディーが奏でられます。その後は一旦軽やかな演奏も登場しますが、最後は、勇壮的なメロディーが堂々と演奏され、高揚感の中で幕をとじます


参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。

レーベルは、Marco Poloで、アルフレート・ヴァルター(指揮)、スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏のものです

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