今回はAndroidの内部構成について書きます。
・ Androidの起動モード
Androidには通常起動モードとリカバリー起動モードがあります。
通常起動はそのままなので分かるとして、
リカバリー起動はファームのバージョンアップ適用時に使われるモードです。
所謂、端末のメンテナンス用ですね。
・フラッシュメモリの構成
Androidのファームウェアはフラッシュメモリに保存されています。
ROMと呼ぶことが多いですが、ハード的なROMとは異なり書き換る事が可能です。
このフラッシュメモリ領域はいくつかのパーティションに別れていて
各々役割が異なります。
代表的な領域と役割を以下に記載します。
hboot領域
所謂ブートローダーの領域です。
Android起動時に最初に実行される場所で、
ここが破壊されてしまうと起動不可に陥ります。
S-OFFはこの領域を書き換えるので危険な行為ではあります。
boot領域
通常起動のシステム的にコアとなるファイルが納められた領域で
Androidファイルシステム上のルートディレクトリに展開されます。
この領域はファイル単体の変更、削除、新規作成が出来ない事になっています。
変更する場合にはboot領域のイメージ(boot.img)を作って書き換える必要があります。
recovery領域
リカバリー起動時に使用されるファイルが納められた領域です。
ファイル構成はboot領域とほぼ同じ内容で、
やはりAndroidファイルシステムのルートディレクトリ上に展開されます。
boot領域と同様にファイルの書き換え等は出来ません。
system領域
boot領域内のプログラムが実行される事により、
Androidファイルシステム上の/system上にマウントされます。
一定の手順を踏むことによりファイルの変更、追加、削除をすることが出来ます。
設定から「工場出荷時に戻す」機能がありますが、
この領域に加えた変更は元に戻りません。
userdata領域
Androidの個人設定や追加でインストしたアプリ等が保存される領域です。
Androidファイルシステム上では/dataにマウントされます。
「工場出荷時に戻す」はこの領域を消去することを指します。
cache領域
アプリのダウンロード時に一時保存キャッシュとして使用される領域です。
Androidファイルシステム上では/cacheにマウントされます。
radio領域
スマートフォンの3G接続時に使用されるファームウェアが納められた領域です。
Androidファイルシステム上からは見えない領域ですが
新しいバージョンのradioに書き換える事により3Gの掴みが良くなったり、
消費電力が抑えられたりする場合があります。
但しradio領域とAndroidシステムには相性があるので、
不用意に書き換えると不安定な状態に陥る場合があります。
.android_secure領域
アプリインスト時にSDカードにインストした場合の保存先です。
当然本体の領域ではなく、/sdcard/.android_secureに存在します。
この領域の中身は暗号化されていて通常は見ることが出来ません。
このようにドットから始まる名称のディレクトリやファイルは
隠しファイルを意味し特殊な用途に使用されます。
・ Androidの起動モード
Androidには通常起動モードとリカバリー起動モードがあります。
通常起動はそのままなので分かるとして、
リカバリー起動はファームのバージョンアップ適用時に使われるモードです。
所謂、端末のメンテナンス用ですね。
・フラッシュメモリの構成
Androidのファームウェアはフラッシュメモリに保存されています。
ROMと呼ぶことが多いですが、ハード的なROMとは異なり書き換る事が可能です。
このフラッシュメモリ領域はいくつかのパーティションに別れていて
各々役割が異なります。
代表的な領域と役割を以下に記載します。
hboot領域
所謂ブートローダーの領域です。
Android起動時に最初に実行される場所で、
ここが破壊されてしまうと起動不可に陥ります。
S-OFFはこの領域を書き換えるので危険な行為ではあります。
boot領域
通常起動のシステム的にコアとなるファイルが納められた領域で
Androidファイルシステム上のルートディレクトリに展開されます。
この領域はファイル単体の変更、削除、新規作成が出来ない事になっています。
変更する場合にはboot領域のイメージ(boot.img)を作って書き換える必要があります。
recovery領域
リカバリー起動時に使用されるファイルが納められた領域です。
ファイル構成はboot領域とほぼ同じ内容で、
やはりAndroidファイルシステムのルートディレクトリ上に展開されます。
boot領域と同様にファイルの書き換え等は出来ません。
system領域
boot領域内のプログラムが実行される事により、
Androidファイルシステム上の/system上にマウントされます。
一定の手順を踏むことによりファイルの変更、追加、削除をすることが出来ます。
設定から「工場出荷時に戻す」機能がありますが、
この領域に加えた変更は元に戻りません。
userdata領域
Androidの個人設定や追加でインストしたアプリ等が保存される領域です。
Androidファイルシステム上では/dataにマウントされます。
「工場出荷時に戻す」はこの領域を消去することを指します。
cache領域
アプリのダウンロード時に一時保存キャッシュとして使用される領域です。
Androidファイルシステム上では/cacheにマウントされます。
radio領域
スマートフォンの3G接続時に使用されるファームウェアが納められた領域です。
Androidファイルシステム上からは見えない領域ですが
新しいバージョンのradioに書き換える事により3Gの掴みが良くなったり、
消費電力が抑えられたりする場合があります。
但しradio領域とAndroidシステムには相性があるので、
不用意に書き換えると不安定な状態に陥る場合があります。
.android_secure領域
アプリインスト時にSDカードにインストした場合の保存先です。
当然本体の領域ではなく、/sdcard/.android_secureに存在します。
この領域の中身は暗号化されていて通常は見ることが出来ません。
このようにドットから始まる名称のディレクトリやファイルは
隠しファイルを意味し特殊な用途に使用されます。
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