ヨット「ARCADIA号」の航海記

「ARCADIA号」の自由で気ままな航海記。自然の雄大さ、寛大さ、また、訪問地での出会い等を写真で記録しました。

2017年7月枕崎(鹿児島県)散策

2017-07-14 13:08:40 | 観光

7月13日

今日は、多少の疲れも出てきたので休養がてらに枕崎市の散策に出かけることにした。

やはり枕崎市は鰹節の主生産地であり、新鮮な魚の漁業の町である。酒と同じくおいしいものを作る処にはおいしいものがあり食の文化度も高い。地元の方の話では最近フランスでも鰹節が新しい味覚として注目されおり海外にも輸出されるようになったとのこと。最近、和食も世界遺産に登録されたような記憶あり。

海岸沿いに鰹節工場が建ち並ぶ。しかし、不思議に猫の姿はない。

海岸沿いにある海水プール。7月20日からOPENとのこと。

同じく海岸沿いの公園

枕崎市にはJR「枕崎駅」があり、日本最南端の駅とのこと。この駅舎は2013年に建て替えられたそうだ。ここが沖縄や奄美の最寄り駅ということにもなる。

駅舎の内部も立派である。多くの寄付によって建てられたようである。花の手入れをされている方も町のボランティアとのこと。

せっかく電車が入ってきたので、撮影。沖縄に来てから電車に乗ることも見ることもなかったので、懐かしい気分になった。先ほどのフラワーボランティアの方からご丁寧な説明を受け、切符もないのに電車の中にも乗せてもらい、おまけに写真も撮ってもらった。

車内は数人の通学客が乗り合わせていた。

途中、港に戻ってみると船は潮の加減で岸壁から少し下がっていた。

枕崎漁港について地元のいろんな人から情報をもらった。 現在ヨットを留めている一番奥の岸壁は朽ちかけた建物を取り壊し、岸壁は一般の船にも開放するとのこと。理由はすでに漁業用の港が外側に完成しているので現在ヨットを留めているあたりは自由に使っても良いようになるらしい。

港の反対から見た風景。これらの建物が古くて危険なため取り壊される。水道、トイレ、陸電がそのまま使えるかは不明。

今日は、市内の銭湯が定休日のため町から少し離れた「なぎさ温泉」に行った。歩いては少し距離がある。自転車では約20分くらい海岸沿いの緩い登り坂を通って行ける。

小高い山の左手にあり、露天風呂、内風呂の両方が使える。銭湯とは思えないくらいきれいな温泉なのにたったの¥330!!銭湯よりも安い。お湯はぬるめで海から吹いてくる心地よい風で普通の温泉よりも長く浸かって居られる。また、枕崎市街が一望できるので、必見の温泉スポット。タオル、シャンプー飲み物は持参のこと。

 

 露天風呂からの眺め

 

海から夏の爽やかな風が吹いて暑さも疲れも忘れ最高の気分!!温泉は九州の魅力の一つと納得!!

 

 …to be continued.


2017年7月奄美大島~枕崎(鹿児島県)セーリング

2017-07-12 06:51:46 | ヨット

7月11日

「馬場さんの天気予報」では屋久島近辺の天気が回復しているので、奄美大島を出港して取り敢えず屋久島に向かうことにした。

6:00 名瀬港出港

名瀬を出港したところから黒潮の流れと風を船の横から受ける。波は所々で最大2mくらいであった。

 19:00 東シナ海の夕焼け

ここでビールでも飲めれば最高の気分を味わ得られるのだが、あいにく今夜は夜勤当番なので・・・残念!!

今夜も美しい満天の星空を楽しむ。

月明りでもなければ、まったくの闇夜のカラスである。

 日付が変わって・・・

7月12日

5:15屋久島の南西あたりから撮影

雨か曇りの屋久島を上陸してみる価値があるのかと少し思案する・・・

どこも天気が良くなければ、日中にさらに北上することにした。それと陸電付きで、食事が美味く、風呂に入れるところとなると・・・一昨年「AIA号」と合流した鹿児島県の枕崎港を目指すことにした。

途中、硫黄島付近で黒潮にぶつかり、黒潮を横断するにも速度が止まったように前進せず。しかし、GPSのプロッターを確認すると僅かに前進していることが分かった。我慢した結果、3時間ほどで特に黒潮の影響が強い海域から脱出した。

17:00 枕崎港入港

奄美大島からの35時間の旅が終わりホッとする。さすがにローリング続きの波にはうんざり。

近くの銭湯に入り居酒屋「なにわ」で「ぶえん鰹丼」定食を注文。船に戻るとアルコールが効いてきたのかそのまま、ぐっすりと寝てしまった。次の行き先は明日、起きてから考えることとした。

 

 

…to be continued.

 

 

 

 

 

 

 


2017年7月奄美大島探索

2017-07-11 08:27:19 | 観光

7月9日

朝方、突如大型クルーザ船「飛鳥2」号が名瀬港に入港。 夕方5時出港までの数時間を観光バスで島をめぐるとのこと。取り敢えず、こちらは暇なので船を見学しに行った。「ARCADIA」号をわざわざ訪ねてくださった飛鳥号乗客のお一人はヨットの大先輩でかつてはいろんなところをセ-リングされたとのこと。しかし現在は81歳になられたので、クルーズ船で世界を一周を8回もされたとのこと。ちなみにお値段はと聞いたところ一日あたり一番安い二人部屋で約10万円。なんと35日間の世界一周で350万円!! 自由気ままな旅を楽しむには、私には「ARCADIA」号が一番!!

 

7月10日

屋久島以北の海況が芳しくないため、原付バイクを借りて出港まで島内観光をすることにした。

名瀬港中心部

奄美北部の竜郷町

ペンションが多い

 砂浜に立つ一羽の鶴

 今日も波が荒い

大島 紬村  庭も素晴らしい!!

ソテツの苗

 

 

 

 トカゲも似合う

庭になるマンゴー

 

 奄美中部の大浜海岸公園 サンゴ礁の海岸が美しい。

 

知名瀬港 ダイビングの時に寄った港。素晴らしく静かで良い。予備の寄港地として登録!

 

 

…to be continued.


2017年7月奄美大島ダイビング

2017-07-08 18:51:05 | ダイビング

7月7日

次の目的地の小宝島付近の天気が熱帯低気圧の影響で良くなさそうな予報のため奄美の出港を二日ほど延期。しかし奄美の天気は晴れの天気なので、船に積んである機材でダイビングをすることにした。

港の目の前に「マリンスポーツ奄美」があり、ここからボートダイビングの船が出る。沖縄のようにめったに潜れない海なので3ダイブ(タンク3本)で申し込むことにした。

船にはガイドのIさん(右)と和歌山県の美人ダイバーAさん(左)と小生の3名。

まず最初の印象は海中の透明度が高い。桟橋から海底まで約5mあるにも拘らず底の石まではっきり見えた。

それと海中生物がほぼ沖縄と同じであるが奄美独特の姿とか色彩を施している。また、沖縄のようにサンゴの白化現象もなく

ダイバーにも破壊されてもいないのできれいな海底の状態で見ることができた。

ウマカイメン

ベラ科の魚

ミノカサゴ

小魚を狙うミノカサゴ

洞穴にいる小魚

Vサインを出すマクロ撮影専門のAさん

ヨスジフエダイ

岩礁にはたくさんの種類の魚が舞う。

次のポイントに移動。

ウミウシ

透明なオトヒメエビ

アオイシ珊瑚

カクレクマノミ

ミサイルのような形をしたコバンザメ

ノコギリハギ

これは私

コバンザメに追いかけられるAさん

ナミダクロハギ

洞穴 水深30mくらいだったと思う。

余裕な表情でVサイン

おっと…どっこい

ウツボ

夕方、名瀬港にもどる

沖縄中心のダイビングをやっていたが、奄美にも素晴らしいダイビングスポットがあることを発見したような日であった。また、機会があったらまた潜ってみたい。

...to be continued.

 


2017年7月沖縄~奄美大島(名瀬港)セーリング

2017-07-07 22:56:28 | ヨット

7月5日

沖縄は真夏を迎えたが、屋久島から北は、まだ梅雨が明けきらない状態。これから梅雨前線の動きに準じて九州方面にセーリングするが、なかなか熱帯低気圧の発生などで予定通りに行かず。先ずは、安全航海第一で気ままな旅を始めた。

 

10:00 宜野湾港出港 追手の風を受けて7NMを維持しながら快調にセーリング

真夏の雲が広がる

しかし所々でスコール発生

15:00伊江島を通過

19:00 伊平屋島付近の日没

日付が変わって…

7月6日

5:45徳之島付近で日の出を迎えた。昨夜は、風がだんだん強くなりメイン帆を2PTにリーフ。

その後、睡魔に勝てず、目覚ましなしで2~3時間は熟睡。その間も自動操舵が活躍。

 

毎度のことであるが、夜が明けて空が明るくなるとホッとする。

前方に奄美大島が見えてきた。目的地は、奄美大島の北部なので入港はまだ先である。

10:30頃、宜野湾出港後まる一日経過。奄美大島の南端をさらに北上する。

少し疲れた表情でVサイン

奄美大島の海岸線も非常に美しい!

16:30名瀬港入港  沖縄を出港してから約30時間後の入港であったが、意外と元気。いつものように目の前のホテルの風呂に入り、まずい食事を摂った。食後は直ぐに船のソファーで寝てしまった。目を開けたときは、また美しい満天の星が輝く空であった。

最近、港を整備したようで、広々としてきれいになり、どこでも空いている岸壁に留められるようになった。

...to be continued.