昭和は遠くなりにけり この国を愛し、この国を憂う がんばれ日本

昭和21年生まれの頑固者が世相・趣味・想いを語る。日本の素晴らしさをもっと知り、この国に誇りを持って欲しい。

日本の鉄道運行はなぜ正確なのか? 思いがけない皇室との関わり

2016-01-19 01:00:03 | 日本の素晴らしさ
私達には当たり前の事でも、日本に来た外国人がビックリする事は沢山にあるらしい。
先日にあるサイトで見かけた”中国人が日本に来てビックリした事”は・・・・・「日本の自転車(特に車輪)は何故ピカピカにきれいなのか」であったらしい。私達は特別にきれいだとは思わない、しかし中国の自転車は確かに汚いらしい。

さて、今日は日本の鉄道だ。
決まった時間に来て、決まった時間に目的地に到着する。
これが凄いというのだが、これが当たり前の日本人は?だ。
しかも時間通りだけでなく停車位置も正確だ。乗り口の案内表示にて待っていれば、そこに列車の出入口がピタッと止まる。
これは・・・・・実は皇室の「お召し列車」にそもそも端を発していると友人に教えられた。
< 時間に正確な日本の鉄道を見て驚きを隠せない外国人>


以下、私の友人の記事の転載です。

日本の鉄道運行はなぜ正確なのか?
世界に冠たる日本の鉄道運行ダイヤの正確さは日本の誇りです。
日本に来た外国人の多くが異口同音に感嘆と驚嘆の声を上げ、「日本人の民族性の表れ」と賛美し、「(そこまでする)日本人って怖ろしい」とさえ感じさせる脅威的で誠実な運行管理です。

JR東日本の統計によると、一列車あたりの遅れは新幹線が平均0.3分、在来線が平均1.0分という。
新幹線の95パーセントと、在来線の85パーセントは時刻表通りにきちんと発車している事になります。

例えば、一日になんと217本の列車を発着させる、東京駅の東北・上越新幹線ホームでは、これだけ過密スケジュールになると、盆・暮の混雑時には後続電車待ちの乗客をホームに収容する事すらできません。
そこで考えられたのが、電車毎に指定席・自由席の配列を変える事によって、ホームに並ぶ乗客の位置を分散させる手法だとか。

乗降客の量、手荷物の数、そこから予測されるホーム上の占有スペース等々を、数値が厳密にシュミレーションされる事によって、アクロバット的な東京駅の発着数は実現出来ているらしい。

一般に発売されている列車時刻表では分刻みですが、鉄道マンが持つ「運行表」は5秒刻みだそうです。
世界的にみたら、「分刻み」っていうだけも「驚異的」なのです。
外国人にとって、日本で列車が10分遅れただけでお詫びのアナウンスが流され、「遅延証明書」が出るなんていう事が信じられないそうです。

世界では列車が30分、一時間遅れるなどは日常茶飯事なのに、日本では、鉄道マンは5秒刻みで運行しているのは、「なぜそこまでする?」でしょうか。
その理由が、「御用列車」の存在なのです。
外国人が口を揃えて「日本以外ではありえない」と評価するその鉄道ダイヤの「正確さ」と「緻密さ」は、すべて、 皇室の「お召し列車」のお蔭だったそうです。
つまり、日本に皇室があったから、そういうダイヤの正確さが求められ確立したのです。

陛下がお乗りになるお召し列車の運行は、余程の熟練した人でないとダイヤが組めないそうで、「お召し列車の運行」には絶対に守らなければならない「三大原則」があるそうです。
それが、
①お召列車と並行して走ってはいけない。
②お召列車を追い越してはいけない。
③お召列車の上を走ってはいけない。

この三つを徹底して守りながら、かつ、通常の列車の運行も止めてはいけないのです。
そんな 離れ業 を実行するためには、緻密な計算されたダイヤが必要になるという事なのです。
つまり、日本の技術の底上げに、皇室の存在が貢献していた。

日本に「皇室があるからこんなダイヤが作れるのなら、どうして他所の王国では作れなかったの?」と思いませんか。
経済力や民度の差でしょうか。
それも少しは要因になっているでしょうが、違うのです。

実は、日本と、他の王様や皇帝がいた国との間には、決定的な違いがある。
他の王国や帝国にも、こんな「三大原則」があったとしても、他の王国ではおそらく、「お召列車」を優先するためなら、他の列車は躊躇なく止めるでしょう。
全部を止めないにしても、幾らかは努力があったとしても、「その列車止めろ!」で済ますでしょう。
「お召列車」も「一般国民の列車」も(平等に)絶対に支障が出ないようにダイヤを組む、などは出来ないでしょう。

恐らく、「できない」以前に、「やる必要を感じない」というのが正解だと思います。
「必要を感じない」から「やらない」だから「出来なかった」のであって、対して日本は、「必要を感じた」から「やろうとした」だから「出来た」のだと思います。

『お召列車の原則をきっちりと守りつつ、庶民の列車の運行も乱さない』
それは、日本に「皇室」があるからで、「王様」ではなく「天皇」だからです。
ヨーロッパや中国の「王様」や「皇帝」っていうのは、自分は国民を支配していて、国民は自分のものであって、国民は自分のためにあるものだと思っている。
だから、自分のために国民が我慢し、不自由しても「当たり前」だと思っているのが、他の国での「君」と「民」の関係です。

しかし、日本の「天皇」は、古今東西において世界で唯一、その関係を 「君民共治」 と言い、これが1300年前に書かれた「古事記」や「日本書紀」に記された「日本の建国の理念」に「天皇は民のためにある」という考えを、古代から今日に至るまで踏襲しているのが今の天皇・皇室です。

現代でも「明治憲法(大日本帝国憲法)」に明記され、「日本国憲法」に引き継がれ、守られた「日本の国体」なのです。
つまり、「君」は「民」のために存在し、「君」と「民」は平等まではいかないまでも、けっして「敵対」したり、「支配」したりはしないのです。

世界で唯一、この日本だけが、「君は民のために存在している」という事を
本気で思っている国なのです。
だから、陛下の乗る「お召列車」の原則を守りながら、かつ、国民の列車にも支障が出ないようにという配慮が生まれるのでしょう。
その配慮があるから、あんな厳密な驚異的なダイヤを作りだしたのではないでしょうか?

日本技術の底上げは、こうした「和」の精神を基調とした「君民共治の皇室(天皇)の存在があるからなのです。
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