柳田 功ニュース

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日本で今起きていることや歴史のことなどを独断と偏見で日々綴っています。

長野では人災

2006年07月25日 | Weblog
このところの豪雨の被害は各地で甚大だ。長野県ではこれは人災、という声がささやかれている。どういうことかといえば田中康夫知事による脱ダム宣言で建設中止となったダムが計画通りに建造されていたならば、天竜川の支流も、またその源流の各堤防も決壊しなかっただろうし、諏訪湖の水が溢れるほどにたまることもなかったという。岡谷・諏訪の災害が脱ダム宣言による人災といわれる所以である。俺はダム建設には反対で田中康夫知事が脱ダム宣言をしたときは喝采を送った一人である。しかしこういった声を聞くと何だか自信が持てなくなる。自然保護か人命かを秤にかければ当然のように人命の重さという声があがるだろう。しかし子々孫々への遺産となると自然は大事である。九州・中国・信越各地の災害の被災者をニュースで見たとき、素直な気持ちで考えるのはこれを政争の道具とはしてほしくないということだ。長野県民の冷静で常識的な対応に期待するしかあるまい。被災地及び被災者の皆さんの一日も早い復興と、亡くなられた犠牲者への心からの冥福を祈りたい。また被災各地のボランティアで災害救援に励むみなさんには強烈なエールを送りたい。


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1 コメント

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Unknown (なでしこ)
2006-08-11 14:14:51
そうなんですか?ダムが原因ってこともあるんですか?

それは知らなかったです。

テレビで流れる地名は私も行ったことのある土地もあって、ひどいことになっているなって・・・

熊本では梅雨明けして、炎天下の中あの土砂に埋まった町をみんなで片付けているのだろうし、長野では梅雨明けもまだで、またいつ雨が降るか解らない。

これ以上被害が広がらないように祈るしか出来ないんですけどね。



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