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夏はいつまで続くのでしょうAndyです。
今回ご紹介する一台はNord Electro3-76HPです。昨年夏に買ったので
まだオーナー歴は1年ほどですね。まだまだ使いこなしているとは言い難いのですが、
やっぱすごいですねこの鍵盤は。
ステージ映えするレッドなボディもさることながら、その中身がすごいです。
プロがこぞって使っているのも納得です。
まず僕がこの一台を選んだ最大の理由は、その軽さにあります。
ちゃんとしたピアノタッチでちゃんとしたピアノの音が出て、76鍵の軽くてコンパクトな
鍵盤が欲しい!って思っていたので、うってつけの機種でした。
ことステージピアノだと他社のでも軽いのが出てきているのですが、やっぱ13kgという
重量は20年前では考えられなかった軽さですねー。さすがNordブランド。
でもって生ピアノ系の音はあまり派手じゃなくて、若干引っ込んでいる感じのイメージ。
まあまだ大音量で鳴らしたことがないのですが、ライブではきっとクリアに
鳴ってくれることでしょう。
操作パネルは分かりやすくていいですね。シンセサイズするタイプの鍵盤ではないので、
階層が深くなくて使いやすいです。エレピ(ローズ系、ウーリー系)も非常にいい感じ。
実に使える音です。
でもって個人的に最大の推しポイントは、
オルガンの出来(ロータリーシミュレータ含む)が
半端なくよい!
ところ。
特にレスリー効果のそれは、過去試した数多くのレスリーシミュレータを
ことごとく凌駕する出来です。これが単体で鳴らすことができるとは・・・
今までのオルガンの音作りの苦労は何だったのだと思うほど
素晴らしい出音となっています。
とゆうわけで、この機種の魅力をまとめると、
「生ピアノもエレピもオルガンも、どれも一級品の音が出る」
というところかな(あくまで僕個人の見解です)。
まあ同社のピアノ系だったらNord Piano、オルガンだったらNord C2
といった上位の専用機があるので、究極の一台という感じではないのだろうけど、
僕にとってはモンスターマシンといった印象です。
あと個人的には、NordLeadシリーズのNordRackに当たるような
Electroのラック版も出て欲しいですね。
価格は13万円以下で、ドローバーも装備で5kgを切ってたら即買いだな~。