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濡れてシビれて

日々のキーボードと電子楽器と音楽を自己満足で語るブログ

【Vol.222】ピアノを弾くことを仕事にしたい

2013-09-04 21:35:43 | 音楽

※本ブログ記事は、2016年末より新ブログに引越し中です。よろしかったらそちらも読んでみてください↓

 「キーボーディスト、脱初心者を目指す <http://kblovers.jp/>
 


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東海地方は豪雨です電車も止まってどーなることかと思いましたが奇跡的に帰宅できましたAndyです。


さて子供の頃から音大までずっとピアノを学んできた人にとって、
演奏を趣味で終わらせるのではなく仕事にしたいと考えている方は多数いると思います。
普段はピアノ教室で指導し、週末には人前で演奏してギャラをもらうとかね。


僕も知り合いのレストランピアニストさんから、
「Andy(仮名)さんもよかったやってみない? 1ステージ20分で1日3回。ギャラいいよー(笑)」
と誘われたこともあったのですが、まー丁重にお断りさせて頂きましたw そんな腕ないっす。


そんなわけで、ちゃんとした音楽教育を受けてきた人が
(もしくはそれ相当の知識・スキルを身に着けている人が)、
ピアノ演奏を仕事にするにはどうすればよいか、これまで見聞きしたことを中心にまとめてみました。
所詮知ったかぶりでもってご批判を頂くかもしれませんが、以下どーぞ。


・レストランやバーラウンジなどでの演奏
 ここではお店のBGM的な演奏ですね。レストランではポピュラーやクラシック曲、
 バーラウンジでは小粋なジャズなどが好まれる気がします。

 お客さんからのリクエストが入ることも多く、
 「誕生日のお客様のために、粋なアレンジのハッピーバースデーを奏でる」
 「特別な日のお客様のためにリクエストに応える」

 などなど。
 何でも即興でできるにこしたことはないのですが、自分のレパートリーはなるべく多く持っておきたいですね。
 有名な曲で、「急に言われても弾けません」と言ってしまうのはかっこ悪いです。。


・ブライダルピアニスト
 いわゆる教会で演奏することが多く、どちらかというとピアノよりもオルガンで演奏
 することの方が多いような気がします(→オルガニスト)。
 賛美歌などはおおよそ曲のパターンも決まっているので、慣れれば比較的楽かもしれません。


・披露宴でのピアノ演奏
 式次第に沿って曲を演奏します。これも結婚式定番曲を中心に、
 自身のレパートリーを十分に用意しておく必要があります。
 また各シーンで「この場面ではこの曲を!」といったリクエストをもらうこともあります。



なおこういった仕事は、よほどの技量・経歴がない限り、ぼーっとしていても
何も転がりこんできません。
まー自身のライブ後とかに、「君、ウチのお店で弾いてみない?」
なんて誘われることはあるのかもだけど。


また、本採用にあたってオーディション(審査)が行われることがあります。
口コミとかではなく、広く応募者を募るケースで多いですね。
オーディション合格後、大抵は研修を経て現場に派遣という流れになります。
どちらにせよ、経験者が優遇される感じではあります。


自分の発表会ではないので、普段は聴かないような様々なジャンルの曲を仕入れておくと強いです。
あと、臨機応変にアレンジしたり、即興で曲と曲とをつなげたりという能力もあるといいですね。


この仕事を目指している方は、自身のスキル・感性を高め、
フットワーク軽く積極的に売り込んでみてはいかがでしょう。

というわけで知ったかぶりで1本記事にするのは難しいっすね。。