※本ブログ記事は、2016年末より新ブログに引越し中です。よろしかったらそちらも読んでみてください↓
「キーボーディスト、脱初心者を目指す <http://kblovers.jp/>」
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最近朝缶コーヒーを飲むのが新習慣になりましたAndyです。
これまで何度か耳コピについて記事に取り上げてきましたが、
オーディオ信号をPCに取り込んで、自動的に楽譜を作成できるソフトウェアが
あればいいなーと以前から思ってました。できればフリーソフトで。。
と思ったらあるそうです(!)。
自動採譜ソフトというカテゴリーで、例えば以下のようなもの。
・採譜の達人
http://www.pluto.dti.ne.jp/~araki/soft/st.html
・がまぐち採譜(シェアウェア)
http://hp.vector.co.jp/authors/VA009776/htdocs/soft/j_gama.html
いわゆるオーディオデータ(例:WAVファイル)を、楽譜データ(MIDIファイル)に変換するということですね。
最初に断っておきますが、あまり実用的な精度というのは
期待し過ぎない方がいいです。
僕もちょっとだけ試したことがあるのだけど、非常にカオスな楽譜を吐き出してくれて(笑)、
それはそれで面白かったりします。
まあ、オケの中の特定の音色のみ抜き出して正確に採譜、というのは現時点で不可能に近いです。
例えばピアノで和音とか弾いたりすると、同時に3~5音は打鍵するわけで、
それぞれのノートの倍音構成を解析して音程を特定させるという超複雑な演算が必要になりそう。。
こうやって考えると人間の耳って高性能だよなー。
有償ソフトとしてはLogic9等でこの機能が搭載されていますが、
モノフィック(=いわゆる単音)での入力が前提ですね。
確かにピアノ音は色んな周波数が入り混じってて難しそうだけど、
サイン波まる出しのモノシンセだと精度が上がりそうな気がします。
どちらにせよ、生成後の手直しは必要になりそうですね。
この分野の技術進歩が進むと、一気に音楽制作の展望が広がり、
音楽人口も増えそうな気がします。