※本ブログ記事は、2016年末より新ブログに引越し中です。よろしかったらそちらも読んでみてください↓
「キーボーディスト、脱初心者を目指す <http://kblovers.jp/>」
---
実家は涼しかったでしたAndyです。
さて今回は前回の続きで、オリジナルバンドでのキーボードアレンジのアプローチについて。
基本的には前回の記事で取り上げたコピバンと同じ考えですが、
当初から「正解」が用意されていない点が異なりますね。
■オリジナルバンドの鍵盤アレンジアプローチ
オリジナルは、デモテープの時点で作曲者がキーボードパートまで細かく作り込んで
くる場合があります。このケースはコピバンと近い考えですね。
とはいえキーボードパートをバリバリ打ち込める(もしくは弾ける)
他メンバーはそうそういません。大抵はプリセットのシンセ音まんまで、
フレーズ等も単純であることが多いです。
「細かいところは本職(=キーボーディスト)に任せたよ!」
という感じで、あくまでガイドとして作ってくるケースがほとんどですね。
その際、作曲者の意図をくんだ上で、自分の引き出しからキーボードアレンジを施していきます。
音色、フレーズをあらかじめいくつか用意し、自身およびメンバーが納得するまで
スタジオ内で試行を重ね、アレンジを固めていきます。
自身が作曲する場合は、そもそも明確なキーボードイメージが出来ているケースが多いのですが、
実際にメンバーと合わせた際に、他メンバー(特にギタリスト)と音が調和しないことは
ままあります。そういった場合はやはり試行を重ね、アレンジを固めていきます。
オリジナルバンドで難しいのは、他パートとのバランスですかね。
特にギターとは上物(うわもの)同士なので、フレーズや音域がかぶりやすく、
お互いのいいところを殺してしまう可能性があるので注意が必要です。
なのでギターの知識もある程度押さえておくといいです。
ここらへんは、コピバンではあまり気にしない部分ですね。
バンドとしての「曲の完成形」は、こういった試行錯誤を繰り返しながら
少しずつ固まっていきます。バンドによっては、
「ライブツアーを経て初めて楽曲が完成する」
と言っているバンドマンもいますね。
コピバンでもオリジナルでも基本は同じで、バンドの一パートを任されている身として、
現場での対応力というのは大いに必要であるのですが、気負わず楽しんでやれたらいいですね。
なお、前回の記事で記した 「キメ部分:アドリブ = 80:20の法則」
(→筆者が勝手に命名)は、演奏時の運指のみならず、音色変化などでも使えます。
ピアノ系の音で音色変化というのも難しいかもしれませんが、シンセ音色だったら
応用範囲が広いと思われます。ある程度ベースとなる音色を決めておいて、
気分に応じてエクスプレッションペダルに仕込んだエフェクターパラメーターを増減させるとか。
例えば、別の音源モジュールをMIDIでつなげて、音色レイヤーの混ざり具合を
ボリュームペダルで調節したりとか。
工夫次第でバンド音に変化が出せるし、自分も楽しいので色々と試してみては如何でしょうか。