青空ヒュッテ

登山歴15年目・筋金入りの雨女が青空の下の稜線歩きを求めて今日も山に登ります。

針ノ木岳周回登山(ダイジェスト編)

2015-09-23 17:16:05 | 北アルプス

携帯から速報でお伝えした通り、この連休は
2泊3日で北アルプスの針ノ木岳に登ってきました


5連休なんて、メジャーな山はどこも大混みだろうと思い、
できるだけマイナーな山をチョイスしてみましたが、
思った通り、大型連休にもかかわらず静かな山歩きを堪能できました


但し、今回はテン泊縦走をしたのですが、
種池と針ノ木のどちらのテン場もキャパが小さいので、
テン場が埋まって小屋泊まりになってしまう可能性があり、
前回の黒部五郎縦走よりも余裕のプランニングをしたにもかかわらず、
結局3日間ともコースタイムを上回るペースでのタイムトライアル的登山になってしまいました



2015年9月20日(日)
自宅を06:00過ぎに出発し、八王子07:29発のスーパーあずさ1号に乗車。
松本から大混雑の大糸線に乗り換えて、信濃大町に10:48の定刻よりちょっと遅れて到着。
タクシーを予約しておいて、そのまま扇沢へ。
扇沢までは、途中でマイカーの臨時駐車場誘導渋滞が発生していて、
想定外に時間がかかってしまいました



11:36に柏原新道の登山口を出発。
ガスガスの中を標高差1,120m登りつめます。
稜線に近づいたところでようやく青空が覗き始めました



テン場確保のためにマッハで種池に突撃した母は、
コースタイム4:10のところをなんと約3:00の14:33に小屋に到着。
既にテン場は一杯だったそうですが、一番奥のスペースで
先客の優しい登山者にちょっとテントを詰めてもらって無事に寝床を確保
私もコースタイムよりちょっと早く、15:10に小屋に到着しました。
ほぼ同じペースで登っていた先行パーティーはテン場確保ならず
小屋泊まりになっていたので、母の健脚ぶりに感謝です



満員御礼のテン場。この後手前の黄色いモンベルの右手の
ちょっと空いてるスペースに1人用のテントも張られ、
足の踏み場もないような状態になっていました
夕飯におでんと春雨サラダ、昼の残りのおにぎりを食べて、
まだ賑やかな中を18:00頃就寝



2015年9月21日(月)
03:00起床。テントを撤収し、予定より若干早い04:56に種池を出発。



雲は多めですが上天気です



紅葉越しの立山・剱のモルゲンロートを2人占めで堪能



素晴らしい絶景のご褒美に母娘そろって上機嫌に



(画像クリックで拡大表示)
鳴沢岳までは快適な稜線漫歩ゾーン。



(画像クリックで拡大表示)
赤沢岳で小休止。
コースタイムを上回るペースでも疲れを感じることなく快調です



スバリ岳から針ノ木岳に向かう途上ではアミノバイタルでドーピングしましたが、
おかげでここまでのアップダウンの繰り返しにもバテることなく、
予定より1時間早く12:32に針ノ木岳山頂に到着。
例によって目的地山頂に近づくにつれて青空が失われ、
気づいたら背景が真っ白になっていたので、
大休止もカットして針ノ木のテン場確保のために先を急ぎます。
この日も母が猛ダッシュで先行し、私が写真を撮りつつ急ぎめに後を追いました。



努力の甲斐あって、母は13:00頃針ノ木小屋に到着し、
まだえり好みできる程度に空いているサイトの中からベストなサイトを選んでテント設営。
私も13:14に到着し、フライを張るところから設営を手伝いました。
夕飯にフリーズドライのリゾット(手軽で美味しいのでリピート決定)等を食べて、
17:00前に就寝



2015年9月22日(火)
03:00起床、予定通りテントを撤収して05:00には出発できる体勢になりましたが、
朝日に浮かび上がる山並みを目にして予定変更。
明るくなるまで日の出ショーを堪能することに。



槍穂(写真だと左から穂槍の順番)、常念、大天井の表銀座に、
烏帽子、野口五郎、鷲羽・水晶の裏銀座。
大迫力の山並みが目の前に



予定より約30分押しの05:27に針ノ木峠を出発。
でもこちらも表裏銀座の山並みに負けず劣らず絶景が広がっていました
特に昨日歩いてきた種池から針ノ木の山並みが
モルゲンロートで真っ赤に焼けたところは印象深かったです。



絶景を堪能したら、予定より30分押しなので急いで下山。
針ノ木大雪渓は、この時期は溶けて危険なので高巻きルート指定。
でもこの高巻きルートもザレて切れ落ちた断崖になっていたり、
鎖場があったりして結構危険なルートになっていました。



無事に難所を乗り越えて、扇沢には予定より30分以上早く08:55に到着。
観光客がトロリーバスの切符売り場に行列を作っている横を素通りして
バス乗り場に向かうと、予定の10:00のバスの切符は09:30販売開始とのこと。
じゃあゆっくりお土産でも物色しようかと思ったら、
すかさずタクシーの運転手さんに声を掛けられ、
1人旅の観光客の男性と相乗りで1人1,500円ということで
信濃大町までタクシーに乗り、信濃大町を09:34の電車に乗って、
予定より1本早いあずさに乗って14:30前に帰宅することができました


充実の針ノ木テン泊周回登山の詳細は、週末から随時アップいたします

 

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