青空ヒュッテ

登山歴15年目・筋金入りの雨女が青空の下の稜線歩きを求めて今日も山に登ります。

針ノ木岳周回登山(2日目・後編)

2015-10-03 16:55:02 | 北アルプス

※1日目はコチラ、2日目・前編はコチラ



赤沢岳山頂で小休止。



大分ガスが沸いてきてしまいましたが、
これから向かうスバリ岳・針ノ木岳はまだ辛うじて見えています。



眼下には黒部湖。エメラルドグリーンには見えませんでした



昼食代わりに近所のケーキ屋さんで購入した焼き菓子を食べます
写真左下は色づき始め?の五色ヶ原。



お菓子を食べたら09:49に赤沢岳山頂を出発。



黒部湖の遊覧船が見えています。アナウンスもここまで聞こえてきました。



ザレた急な斜面を下ります。



スバリ岳まではまだ結構距離があります。



黒部湖をズームして、青い屋根のロッジくろよんと橋が見えました。



背後を振り返ると麓からガスが沸き上がってきています。



このガスが山頂まで上がってくる前にたどり着かないと



ガスをせき止める稜線。



こんな恐ろしげながけを通過して、



11:40に標高2,752mのスバリ岳山頂に到着
この辺でさすがに疲れが出てきてちょっとペースが落ちました
コースタイム1:40のところを1:50で到着です。



軽く水分補給をしたらすぐに出発



目の前にそびえる針ノ木岳。
最後の登りの前で、アミノバイタルのドーピングをします。

アミノバイタル プロ 30本入箱
クリエーター情報なし
味の素


即効性があるようで、割とキツイ登りなのにスイスイ登れました
空腹感もなくなって、快調ペースを取り戻しました
味がマズイのが欠点ですが、アミノバイタルを飲んだ直後に
おやつを食べて口直しをしたらあまりダメージを受けずに済みました



最後の一登りを前に、馬力のある母がテン場確保のためにギアチェンジ。



私も割と快調ペースで12:32に針ノ木岳山頂@2,821mに到着
スバリ岳から1時間かからずに到着です(コースタイムは1:10)
でも母は私が山頂にたどり着く直前に下山を開始して風のように去っていきました


周りの皆さんは岩場に腰掛けてまったり休憩タイムを満喫されていましたが、
写真の通り結局真っ白で景色も楽しめないので、
私は山頂の端っこの方で焼き菓子を立ち食いしてから下山開始。



スバリ岳の荒々しい姿に背を向けて、



針ノ木峠まで下ります。



母は既にズームしないととらえられない距離に



錦秋に彩られた蓮華岳の山肌を目の前にしながらドンドコ下ります。



細かいアップダウンがありますが、
まだアミノバイタルの効果が続いているので快調に進みます



ガスの晴れ間に浮かび上がる紅葉。



あ、テン場が見えたしかもまだ空きがあるようで一安心
そのまま下って、13:14にテン場の入り口に到着。
15:00到着予定でしたがこれだけ巻いたので、無事にテン場確保です


私が到着したところで、母はひな壇の個室スペースを確保していましたが、
2人用テントには少し小さすぎたらしく、寝てる間に崖から落ちそうということで
他にいい場所がないか探しに行って無事に発見。
(この時間だとまだまだサイトをえり好みできる余裕がありました



両隣の個室スペースに既にテントが張られていましたが、
その間の2人用テントにピッタリサイズの個室スペースを確保です
公式サイトでは、テント受付時にサイトを指定するとのことでしたが、
実際は「テントの大きさをよく考えればどこでも張っていい」とのこと。
なので、我が家の隣の少し大きめの個室スペースに最初に張っていた方は、
小さめテントだったのでキチンと端に寄せてテントを張っていて、
その後1人用テントが張られてスペースの有効活用がなされていました



目の前の紅葉を堪能して、



小屋で水を購入。お水は写真手前のキッチンに付けられた高窓から買います。



テントに戻って、まだ時間が早いので蓮華岳まで行く余裕はありますが、
ここまでコースタイムを巻いてきたのでさすがにもう一山登る元気は残っておらず、
今日はそのまままったりテントライフ満喫プランに突入です



ちょっと遅めの昼食(兼おやつ)に、もんで作るおもちを投入してお汁粉をいただだきます
おもちは白玉に近いふわふわ食感でしたが、お汁粉の甘さが
疲れた体にしみわたって最高でした



その後は時折太陽の薄い光を浴びた蓮華岳の紅葉を愛でつつ、
しばしお昼寝タイムに突入。
でも油断するとそのまま夜まで熟睡しそうだったので早めの夕飯タイムに切り替え。


因みに我が家が夕飯タイムに突入したころに、
お隣の大き目のサイトにソロの男性がテントを張っていました。
ちょうど16:00頃です。
それ以降に到着した人はおそらくテントを張れずに小屋泊まりになった模様。



メニューはフリーズドライのリゾット(これは絶品でリピート決定)と、
お湯を注ぐだけのマジックパスタ(これははっきり言ってまずかった)。


歯磨きをして、17:00に就寝。
20:00にトイレに起きると、辺りは既に寝静まっていました。
こちらのテン場は遅くまで宴会が繰り広げられることはないようです。
静かなので、耳栓を取って寝ようとしたら、
隣近所から壮大なイビキが響き渡ってきて1時間近く寝付けなかったので
慌てて耳栓をし直してようやくグッスリ就寝です。
やっぱり山の夜には耳栓は必須ですね


明日は針ノ木大雪渓ルートで下山します


3日目に続く

 

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2 コメント

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眼下に黒部 (山ばか夫婦の山歩)
2015-10-03 19:28:22
眼下の黒部が針の木からの稜線ではっきりと見えますよね。
その先は薬師から五色ヶ原~立山稜線が見えて、とても思い出深いコースです。
紅葉の時期も良いですね。我々は夏だったので、蓮華岳のコマクサの群生が印象的でした。
>山ばか夫婦の山歩様 (青空ヒュッテ)
2015-10-04 11:39:57
このコースは山の奥深さを体験できて、
とても楽しめるのに人が少な目で穴場ですね。
結局今回は蓮華岳まで足を伸ばせなかったので、
私たちは逆に次はコマクサを目当てに
夏に蓮華岳に登ってみたいと思います♪

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