漢検道

あおむしのヨチヨチ漢字道。

意外と…

2009-02-13 23:10:24 | Weblog
出来ていなかった。曩日完成した自作四字熟語辞典問題集を、今日解き終えた。作成直後で記憶に残っていると思っていたが、いざ、問題形式に形を変えられると意外と手強い。


結果は………


950/1,152問 82.5%の正答率だった。幾つか漏れもあるが、それはまた後日にでも追加するとして、もう少し出来ているかと思ったけど出来てない。


意味選択も問題数に含めると………


1,900/2,304問ということになる。


復習してそのまま2回目に突入することとしよう。


作成も継続して、準一級配当へ移行。これも1,000個以上あったかなぁ?


まぁ、いいや。


取り敢えず四字熟語辞典問題集は少しずつだが、作成と実戦と挫折せずここまで続いている。

サブタイトル

2009-02-11 01:40:55 | Weblog
 漢検道がメインではあるが、サブタイトルは漢字道だ。 あおむしの漢字学習の軌跡を認めていく。 それも気儘に・・・。 だから何を書いてもいいのだ。

 というわけで、最近四字熟語の出典に興味がある。 

それを茲にぼちぼち纏めていき、自身の漢字学習の一助としようというわけである。 直接漢検には関係ないかもしれないが、漢検とも絡めながら遣ってみようかなぁ。  

 その出典が簡潔に纏められてる「新明解 四字熟語辞典」 三省堂の解説を茲に列挙して、適当にあおむしワールドを展開してみよう。

 「晏子春秋」 八巻(内篇6篇、外篇2篇)

 春秋時代の斉の晏嬰(生没年不詳)の言行録。 著者・成立年代ともに不明。 晏嬰は斉の霊公・荘公・景公の三君に仕え、よく主君を諫め民を治めたが、その言行を後人が記録し、漢初までには成立していたとされる。 大半は宰相として仕えた景公を諫める政治問答で、勤労・節約が強調され、儒家の説く礼楽をしりぞける墨家的な内容を含む。 一方、君臣の秩序を正すことにより民衆の生活も安定するという儒家的な色彩も強い。 内篇の説話がほぼ年代順に並んでいることから、「春秋」(歴史の意)の名がある。 「晏子」ともいう。

 何が想起されるか? 四字熟語では、晏子高節(あんしのこうせつ)中国春秋時代、斉の晏嬰が臣下としての節をまっとうしたこと。 斉の崔杼が斉藤の君主荘公を殺して晏嬰を「ともに斉の国に尽くそう」と脅迫したが、晏子は「無道の者は必ず天罰を蒙るであろう」と断固として受けなかった故事から (漢検四字熟語辞典 一級配当) 出典「晏子春秋」 (雑・上)や、晏嬰狐裘(あんえいこきゅう)上に立つものが倹約につとめ、職務に励むこと。 晏嬰は節倹力行を旨とし、たった一枚の狐裘を三十年もの間着続けて・・・って汚いなぁ。 国を治めることに励んだ名宰相といわれた故事から。 出典 「礼記」(檀弓・下) (漢検四字熟語辞典 一級配当)や、 晏子之御(あんしのぎょ)他人の権力に凭り掛かって威張り、その地位に満足してしまっているつまらない人のこと。 晏嬰の御者が、主人の晏嬰を馬車に乗せて得意がっていたのでその御者の妻が、夫に離縁を迫って窘めたという故事から。 「史記」(晏嬰伝) くらいが晏嬰の名前を見て想起出来ればいいなぁということです。

 茲では晏が一級配当なので、ついでに晏を見ておくと語彙力が増強出来るのではないか? 晏、音読みはアン、晏い(おそい)と訓読みする、 漢検漢字辞典の見出し語には音熟語として晏駕(アンガ)、晏起(アンキ)、晏如(アンジョ)、晏い(おそ)い、があります。 これくらい最低漢検一級受験者は押さえておきたいなぁ。 他には晏朝(アンチョウ)、晏寧=安寧、晏眠=晏起など。 

 晏嬰狐裘からは狐裘の裘が一級配当なので序でにこちらも確認しておくと、裘(キュウ)、訓読みは(かわごろも)。 漢検漢字辞典の見出し語には、裘葛(キュウカツ)・・・久闊が同音である。 裘代(キュウタイ)があります。 下つきでは葛裘(カッキュウ)、軽裘(ケイキュウ)、狐裘、羊裘(ヨウキュウ)など。 軽裘と言えば、軽裘肥馬くらいは想起したいですね。   

・・・と限がないですな。 夜も晏い。 こりゃ今宵は晏眠ですな。


では、また。

20-3再考

2009-02-08 11:46:33 | Weblog
本日は愛車の法定点検に来ていて待ち時間があるので、少し先日の試験を振り返ってみようと思います。


携帯からだと一級配当字の変換が可成大変なので問題自体はあまり触れずに。


先ず一、読み問題、いきなり開敞ですが、ちょっと焦りました。こういう辞典の意味欄にもないようなのが出ると面食らいます。

素直に読むと「しょう」ですが、「へい」も出てきた。敝衣蓬髪という四字熟語と共に出てきた。然しそれと同時に厰舎という熟語も思い浮かび、ひっかからずに正答出来ました。


その他はまぁ、いつもの読み問題のレベルでしょうか。今回は20年度試験の中でも少し難しい問題になっているのかなぁと錯覚しました。

それにしてもなかなかこの読み問題は満点取れない。でもいつか取れるでしょう。精進精進!


気になったのは国字が読み問題に出ていた事。表外音訓が出題されていなかった事。表外の読みは文章題にちゃんと出てましたね。


二、書き取りは易しい問題でした。でも茲でも国字の書き取りが同音同訓異字問題に入っていた。国字書き取りの独立問題以外の問題中に2問も出題されるのは異例だろう。国字で13点も取れるのです。
これは来年度、21年試験から出題形式を変更するよ、というメッセージかと感じるが深読みしすぎか?

三、国字書き取り
論う必要なし。サービス問題ですからね。然しこれがなくなるだけで難易度がアップするでしょうな。

四、語選択
今回は凡ミス連発大会になりました。ただ、最低でも一級配当見出し語の意味が二つ以上ある場合はそれらを押さえておく習慣を今後はつけないと駄目だと感じました。また、選択肢の中には一瞥すると迷いそうなのが入っているのでその辺りも意識する必要性がある。今回の「あいろ」と「さてつ」のように。


五、四字熟語
今回の試験では茲も難易度が高く設定した分野ではないだろうか?毎回易しい分野があれば難しい分野がありというふうにして問題全体の難易度の平準化をしているのだろうが、今回は四字熟語が難しかったのかも。重複が4つだと初めて見る問題が多く感じるのでしょう。
個人的には今回は全て一級配当からの出題でホッとしました。まだ対策をとってない一級配当以下から出されると満点は無理だったかも。一級配当四字熟語は四字熟語辞典をほぼ自作問題に収録した。あ、でも作っただけで実際解いたら難しい!それでも全体の85%前後正答出来るのでなんとかなった。この自作問題も人それぞれ十人十色の使い方が出来ると思うのでこれからも使っていこうと思います。


六、熟字訓
最後の九面芋だけちょっと難しいか?今回はこの分野も満点だったが、まだまだ対策は追い付かない。熟字訓は限ないが、殊漢検の熟字訓に限定すればある程度対策はある。…対策出来るように出題してくれていると言った方がいいか?


七、音訓読み
擣碪が出来なかった。擣も碪も親字のみで用例がない。現時点では落としても仕方ない問題です。単に合格点に到達すればよいというレベルでしたらこれは要らない。180以上狙う場合であってもこれは落としても仕方ないか?………と自分自身の語彙力の貧弱さを言い訳してみる。精進が足りないのよ。要は。頑張ります!

八、対義語、類義語

今回対義語に関しては全て過去問だったし、類義語も過去問とそれから派生したような問題が多く、書き取りと並んで易しい設定の分野でした。しかし絶筆≒獲麟は初めて見た時は難しかった。
次回はこの分野、難しくなるだろうなぁ。


九、故事成語、諺
全体的にやはり易しい設定。ここは毎回そうだが、今回は自身の凡ミスで過去問落としているのが痛い。雪肌もとい積毀は知らなかった。だから出来なくても仕方ない。それでも対策するとしたら笠間親子に倣って成語林プリントか?これも数年かけたプロジェクトになるなぁ。


十、文章題
全体的には易しい問題が多かったが「仕途」は難問!出来なくても納得してしまうレベルでした。これがあるから一級は止められない!読みもちゃんと前栽で表外読み問題に引っ掛かりました。


こうして全体を振り返ってみると全体的には易しい問題だった。人それぞれ得点圏設定があると思うが、自身としてはもう少し落ち着いて190点を狙いたいレベルの問題。将来的には問題の難易度関係なく180点以上得点出来るようにしたいが、その中でもこのレベルの問題なら高得点を狙わねばならないだろう。
逆に落としても仕方ないと感じた問題、あくまで現時点での自身の実力からしてだが、読み問題は品しつ…しつが変換出来ない!
故事成語の積毀、文章題の仕途の3つ、5点!後の間違いは無くさなければならない。と緊褌一番、今後の精進を誓うのであります。


それを踏まえて今後はゆっくりと色々な書物を繙読したい。熟読玩味しながら思索に耽ろうかと………。

今日も。

2009-02-07 00:33:37 | Weblog
携帯からブログ更新。今年は短くても少しずつブログも復活させようと思います。


茲よりも第一ブログの再開を翹望しております、と、昨年度の表彰式の時も言われた記憶が……曖昧。


彼方も少しずつ、今年は遣ろうかな。続き。



今日は漢検漢字辞典の一級見出し語をゆっくり書き出して遊んでました。一応数も数えてるつもりですがきっといい加減なもので、1,350個まで。意味を読みながらしてるのでゆっくりと。茲から語選択自作問題を作ったりしてます。これも適当に。


四字熟語辞典よりの自作問題も作った。1,100個になった。ほぼ一級配当は収録した…と思う。これを実際解いてみて出来たら本試験でも通用する。というか先日の試験で早くも開花した。


但しまだ準一級以下がある。気が向く儘に遣ろうと思う。将来的には漢検四字熟語辞典を完全問題集化を企んでいたりする。

作っただけでは意味ないんだけどね。


では、また。

標準解答

2009-02-06 00:01:01 | Weblog
 20-3の解答が本日帰宅したら届いてた。

そこで自己採点をしてみた。 まぁ、もうわかっているのだが予想通りだった。

まぁ、また次頑張ればいいかな。

一、読み問題

5)矯めつ眇めつして品騭する。  ひんちゅつって書いた。 品騭という言葉を知らないからこういうことになる。 しかし辞典には載ってなかった気が。

25)蔦や槭が茂る山道に分け入った。 なんでこれをくぬぎって書いたのか?櫪。櫟。栩。椚。。。 痛いなぁ。こういうミスをやめないとダメだ。


四、語選択

4)支障となるもの・・・隘路が正解。 


でも蹉跌にしてしまった。 隘路は読んで字の如く隘い道だからと最初から決め付けていたところで敵の陥穽に落ちたのだ。 と言い訳しながら実は自作の語選択に収録されていて、この意味を入れてなかったのだ。 見出し語の意味は2つくらいは押さえないといけないなぁ。 この問題は落としたくなかった。

5)味方すること・・・左袒  


 わかってたのよ。 ホント。 でもなんで左袒を左袵って書いてるの? アホですか! こういうミスをする間はもう漢検合格できないよ? 悔やんでも悔やみきれないのです。 


 ・・・語選択で2つも落とすなんて。

七、音訓読み

9)擣碪  とうちん

これをとうじんと書いてしまった。 辞典ベースの自作では対応し切れなかったのだ。 まぁ、現在のあおむしでは仕方ない。


九、故事

6)クンユウは器を同じくせず。  薫蕕 18-3,16-3

過去問だよね! 過去問!!  葷蕕って書いてるし・・・。なんかと混ぜてない? 混ぜたらあかんやろぉ。 薫蕕と葷酒は。 アホなミスをここでもしてます。

 ホントやる気あるの? っていうようなミスです。 あるんだけどなぁ。

7)セッキ骨を銷す。  積毀

雪肌と書いてしまった。 これは知らなかった。 仕方ない。


十、文章題

書き取り

・耳をそばだつれば、寒蛩3)リカに鳴きて、声、絶たんとす。   籬下


最初、履下って思った。 履の下だったら死んでるってば・・・。
次に出来てきたのが李下。 これなら意味が達りそうなと思いこれを書いた。

 籬下は出てこなかったなぁ。

・障子を隔ててエ)前栽の筧水鳴りて琴筑の如し。    せんざい


ぜんさいと書いてしまった。 きっと表外の読みなんだろうなぁとは思いながら、でもやっぱり裏をかいてそのまま読ませる問題かもしれないと思って素直にぜんさいと書いたのがいけなかったなぁ。 せんざいと書いていれば正解だったのになぁ。当たり前だ!違うの書いてるから間違ってるんでしょ!


・進みて9)シトに入るに及びては、軒冕の栄頓に其の志気を蕩かし・・・。

もう少し前後を文章を抜粋しないと意味がわからないかもしれないが、兎に角これは全くわからなかった。 使徒と書いて間違いました。 きっと今回の試験の最難問。

 以上間違ったところ。

読み   28/30  -2
書き   30/30
国字   10/10
語選択   6/10  -4
四字熟語 30/30
熟字訓  10/10
音訓よみ  9/10  -1
対義語  10/10
類義語  10/10
故事   16/20  -4
文章題  25/30  -5

合計  184/200  -16

という予想得点となった。 これにあおむし特有の汚い字を加味しての減点を考えると180点前後を予想する。 結果は3月6日発送予定だそうだ。

 問題全体としては易しい方だったと思う。 でも四字熟語は10個中4個しか重複してない。 新出が多かった。 だから難しく感じたかもしれない。

 対義語はなんと100%重複だ。

 故事・諺問題も8割重複か。 詳細はまたですね。

 もう一つ、国字が読み問題と書き取り問題にも出た。 国字問題、独立問題としては来年度消えるのかなぁ・・・。 21年度、出題形式が変わるのか?



 では、また。

 












ふと…

2009-02-05 00:08:06 | Weblog
思ったのだがここ数年で平成19年度の合格率だけ一桁台。確かに手応えはあったがそこまで合格率が変動する理由は何処にあるだろう?これは過去問との重複率との関連性が左右の一因に挙げられるのではないか?

第一ブログの久闊は申し訳ないと思っているが、これはちょっと覈べてみる必要があるかも?と、ふと思った。


これ以上は第一ブログの範疇。こちらは個人的な学習進捗状況や所感の場ということにしているつもりなので。


週末時間が確保出来るようならしてみよう。

解放されて…

2009-02-04 00:04:16 | Weblog
漸く試験から解放されて、されてもされなくても変わりませんが、なんとか四字熟語自作問題作成もここまで挫折せずに来れました。1,000個。今回は作りながら解いての方法で少しでも定着をと思いながら遣ってみた。


20-3は運よく作成したばかりの中から全部出てくれたので助かったのです。


この自作問題………


単に漢検四字熟語辞典を現在の試験問題と同じ形にしてみただけのものです。辞典がそのまま問題集に化けたようなやつですが、作るのに凄く時間と労力を費やさなければなりません。


先は長いのでぼちぼちと。


次に辞典から適当に語選択自作問題を作って遊んでいる。あまり出題可能性は考慮してないが、ついつい耽読してしまってなかなか進まない…。



なんとなくだが、中江兆民の一年有半・続一年有半を書肆に立ち寄り買ってみた。


漢検に出そうな語彙に溢れていますなぁ。こんなの読んでたらまた寝不足になりそうだ。


では、また。

前日

2009-01-31 23:11:42 | Weblog
いよいよ明日だ。


今回は過去問全部と成美堂を一冊遣っただけ。


後は遊んでばっかりだった。もう少ししっかり遣ればよかったと正直思う。


というのも………


20-2をしてみたら181点しか取れなかったからだ。




まぁ、呑んでるから仕方ないかもしれないけど、それは言い訳!



明日の試験は、170点前後を予想する。



微醺だが、最後に国字の書き取りだけして寝よう。



いや、これは宿酲コースかも。それはそれで一興か?



前日に呑むバカがいるか!


ごめんなさい。



では、また。

ぼちぼち?

2009-01-18 00:00:19 | Weblog
試験まであと二週間になった。だからどうって事もなく、相変わらず遣りたい事を遣って遊びながら問題も少し解いてたりします。


今は成美堂の06年度版を遣っていますが、明日には終わる予定。因みに最近発売された10年度版は巻末資料が頻出四字熟語の解説が増えただけで中身は全く同じなので要らない!


それなら自作問題遣ってる方がいい。


というわけで自作を遣ってるが……む、難しい!


白魚一寸さんとSIMOさんのブログの問題も遣ってみたけど、これも難問揃いだじょ!8割ちょっとしか正解出来ない。


とまぁ適当に問題も解きながら、メインはプロジェクトの進行なのだ。


かなり時間かかるが、今のところなんとか挫折せず続いている。


そして、実際自分で遣ってみたら………めちゃくちゃ難しいやんか!


まぁ、辞典だからなぁ。頑張れっ


では、また

新プロジェクト

2008-12-25 23:12:43 | Weblog
と書くと大層なのだが、漢検四字熟語問題対策に、再び辞典を使って自作問題を作成し始めた。どんなものなのかは勿論企業秘密。というよりすぐ挫折しそうだからまだ言わない。


一級対策は余り捗ってない。寄り道ばっかりして遊んでいる。でももう過去問は全部解いたからいいのだ。

本当はこれだけだと不足なんだけどね。