刺客はゆるキャラだった・・愛媛戦

11月20日（土）愛媛2-1大分＠ニンジニアスタジアム　大分の得点者；井上

懐かしい松山。
今回はBASTAさんのツアーに参加させていただきました。
毎回、申し訳ないくらいにサービスよすぎのツアーです。
今回も、ほんとにほんとにありがとう。
参加者のこと一生懸命考えてくれているのが伝わってきて感動させられました。


そしてニンスタでは・・・おびただしい数のゆるキャラに感動させら・・・れたんだけど、
なんかうまれてはじめて「マスコット酔い」を経験した～～～

いまだに調べようともしていないが、ニンジニアってなんだろう？？



到着して早々、入り口で伊予柑太がせっせと来場者に「子供を虐待から守るオレンジリボン」を配っていたｗ


実は、オーレくんより、たま媛ちゃんより、一平くんより、伊予柑太が大好きーー！！
こういうタイプ、どきどきするｗ
ごつい顔の伊予柑太が、不得手そうに不器用にお辞儀しながらリボンを渡してくれた。
うれしくってつい・・「ありがとう！！でも、愛媛なんかやっつけちゃうんだからねっやーいやーい」と挑発したら、「ちょ・・ちょっとちょっと！！」って感じであわてて前のめりになって私に手をだしてきたーー。うれしーーー！！！

実は最近は、相手チームのマスコットをみると必ず挑発するようにしている。
遊びじゃないんだからね、戦いなんだからねっ。

一平くんを挑発したら、指を下にむけてきたので、私も思いっきり指を下にむけてブーイングしてやった。


一平君・・しっぽが包帯まかれたままやに。


もちろん、オーレくんもオレンジリボンを配ってた。


愛媛のマスコットはじゅるってたれてるみかんの汁が生々しいｗ
「オラ・・オレンジリボンダゾ。ウケトレ」

オーレくん、こわーーーい♪

たま媛ちゃんのキュートさは異次元。



そしてなんと・・・

スタジアムのとある出入り口では・・

マスコットの皆さんが準備中で・・


なんだかしぼんだ大きな風船とか

下半身だけマスコットのおじさんとか

マスコットの頭を手にぶらぶらさげたおじさんとか

首だけあちこちにころころ・・・

おお・・・・・・これは、タルトくん！！

タルトくんの後ろには・・・・・頭が人間ｗ

見てはいけないものを見てしまったｏｒｚ

と脱力感に襲われたんだけども、どうもここではオープンが普通の光景らしい（＾＾；

（その点だけは大分はすばらしいな。。なんて）


すると、アナウンスが。
「皆さん、愛媛FCの選手が到着します！サポーターの皆さん、バスからおりてくる選手たちを激励しましょう！」みたいな。

選手バスはスタジアムの入り口のほうから入ってくる。


一番サポーターの多い正面から入って、目の前に横付けするのです。
サポたちはアナウンスを聞いて集まってくる。
バスが登場し、サポからみえる方向でドアが開きます。
ほんとに目の前でおりてくるの。


一番最初が来季続投がきまったバルバリッチ監督。
サポや選手からの信頼が厚いんですって。
満面の笑みでサポーターの歓声にこたえていました。
次々とおりてくる選手をみんなが激励。
こういうことがしたくてもできない大分が残念だわ。
選手も毎試合、気合が入るよなあ。いいなあ。


なんて思ってると・・はっ。
向こうからゆるゆるのろのろ・・・あやしい軍団が・・


うわさのゆるキャラ30体大集合のはじまりはじまりー

えええ
考古館の「ふんどうくん」
なんで？なんでふんどうがマスコットに。。

足元の長靴はなんで？

なにこれーーーー

頭痛がする・・


あ、ニータン！！

さっそくかけより「かけっこがんばってな」と激励。

ゆるキャラに慣れてる目の肥えた愛媛っこたちのハートをがっちりつかんでましたよー。


ウ・・ウルトラセブンが公園を横切ってお帰りに・・


「ウルトラセブーーーンン！」とちっちゃい男の子がかけよります。

「あのね、さっきね、伊予柑太がいたよ！！」と

そんなことをいわれてもリアクションに困るウルトラセブン(^^;

ゆるゆるゆるゆる・・



ゆるゆるゆるゆるゆるゆる・・・・・・



魂とられたみたいにぼけっとしてたら、トリニータバス！！

おお。目の前でおりてくる。

チャンくん。


コバヒロ＾＾


「コバヒロッ！」とすごく大きな男性の声が聞こえて、びくっとそっちみてましたｗ
コバヒロファンだろうか？お友達になりましょうｗコバヒロ会に入りませんかｗ


ステージではニータンと一平君。
「爬虫類と両生類のペアがこんなにかわいいと思わなかったなー」の声が聞こえる。

いやあ・・・

かわいいっつうか、一平君がなまなましすぎｗ


どうみても、カエルに襲われるかわいい子亀の図。


二人でキオツケをしてるのは・・


EXILEをしてるからなのー。


グルグル・・

二人そろって、微妙にしか回らないEXILE・・・・

ニータン、くわれないうちに早く帰ったほうがいいと思うの。
敵に背中をみせるんじゃないｗ


試合開始が近づくと、徐々にマスコットがあの出入り口にかえっていく。

このカップルは

カッパ。


なんと、青いほうが「カッパＡくん」ピンクが「カッパＢくん」
マッチデイプログラムにちゃんと全員の名前が入ってるからな。
ＡとＢとか。。それでいいのか？
・・って、おい、ピンクも「くん」なのか？


ピンクが「オレンジェル」オレンジが「しまぼう」（＾＾；


・・・・・・・・・私、今日は何しにここにきたのかなーーーー？


ピッチ内練習がはじまるころにはマスコットの皆さんがスタジアム内に登場。

30体のマスコットの中でも、タルトくんの完成度は秀逸でした。


思いっきり目玉おやじのパクリに見えるけども。


この身体がかわいくってたまらんなー。



まんまの名前の「坊ちゃんくん」


「ぼっちゃん」ならぬ「ぽっちゃん」・・


えーこの馬？は

「のんちゃん」「まあちゃん」

「みかん坊や」うーん。。


愛媛新聞の「ピントくん」。これはイイ！


なんかいいな、この二人＾＾



そんなたらんとした空気の中、ピッチ内では選手たちがトレーニングにはげみ・・

なぜか大分の選手のとこに集まって、ゆるゆるの圧力をかけるマスコットの皆さん・・・


大丈夫か？大丈夫なのか？試合前にこの環境で！？？？



この日の目玉だったマスコットのリレー大会。
試合開始1時間前くらいかしら？と思っていたら、なんと開始15分前！！！
あとで思ったけど、スカパーにうつるため？？

そんな試合開始ぎりぎりでいいのか？との不安。。

ニータンは、たま媛ちゃんとゴールのリボンをもったの。

かけっこには参加しなかったの！
なんで？ニータン、実は（時々）かけっこ得意なのに！

そして、ここで、アウェイの洗礼が！！

楽しみにしていたリレー大会ですが、
なんとアウェイゴール裏前だけはマスコットは走らなかったのです！！

三箇所にわかれ配置されたマスコットたちは、バックスタンドからスタートし、ホームホール裏、メイン側でゴールなの。


味方のニータンもこっちに挨拶にこなかったしー。くすん。


結果はですね、案の定、ころんだ一平を尻目にオーレくんがぶっちぎり優勝でした。


ころんだ一平くんは地面をたたいてくやしがり、なんかあばれてました。

よくみえなかったけど。


選手入場も、うようよマスコットたちがお出迎え・・・


遠くからニータンが手をふってくれたー。


そりゃあいいんだけど、試合開始前にマスコットおおすぎないか？？

こちらのスタンドからも、「おいおい、試合とは思えんなｗ」の声しきり。

こりゃー愛媛にやられたなー。
すっかり楽しんでしまったじゃないかっっ。

おまけにこちらのスタンドは、中央が立ち入り禁止で、左右にわかれて着席。

力を分断された感じです。


なんてね、もう、これだけ試合前のこと書いたら試合については書く元気がない。。



前半はたるっとした内容でした。

後半になってやっとスイッチ。


実は刀根くんのプレーにはいらっとすることが多いのですが、この日は素晴らしい反応でおしいシュートがありましたねー。
あれはよかった！思わず、「今のはいい！これはいい！！こっちいらっしゃい、ほめてあげる」なんて聞こえないようにいってみる。

トラックがあった上に、スタンドの傾斜がゆるくてとても見にくいスタジアム。

裕大が1点かえしたときは、入ったかどうかとっさにわからず、しばらくみんなでシーン。。
せっかくの得点シーン、いまひとつ喜びそこねて残念。

攻撃面ではよかったシーンも何度もあった。
だけど、失点シーンは・・もうね。。

選手は集中して試合できてるのかな？
いや、マスコットのせいとか、そん冗談はおいといて。

この日、ピッチ内練習に登場した選手たち。
気合をいれてコールをおくる私達のとこに挨拶にきたんだけど、
なんか元気なくてばらばらで、まるで、試合前なのに敗戦後のような雰囲気。
練習見学いっても、気合が入ってない感じがしてしょうがないのです。
挨拶に並んだ選手たちをみて、お友達たちも私と同じ感想だった。
心ここにあらずのような。
「・・・・これは・・負けるかもな」って思った。

河原や菊地がいなくなったら、どうなるんだろ。
この二人はやっぱすごいわ。
そのプレーで観戦者のハートを熱くさせる。
花があるな。

経験の浅い選手たちに、彼らのように急いでなれとはいえないけれど、
彼らの必死さをどうか見習ってほしいです。

ハートが感じられないと、試合後挨拶にきてくれても、今回みたいにしーんと沈黙になってしまうのです。

今回、ゴール裏爆心地そばにいたんだけど、なかなか居心地よかった。
意外に中心部のほうが野次が少ないって聞いてたけどほんとだね。
私は無駄な野次が嫌いです。
感情にまかせてやじるくらいならコールしろよという言葉に賛成。
いらつくことはあっても、すぐ次のコールにうつっていく。
試合後、うつむいて並ぶ選手たちに、リーダーがトラメガで何かかたりかけていました。
そして、去ってゆく彼らの背中に大きな大きなトリニータコール。
なんとか、残り試合、たのむから。そんな思いを必死にこめて大声をはりあげました。


帰りのフェリーはトリサポがいっぱい。
そこになんと選手バスまで！！
敗戦後だったから、うれしくなんかなかった。
こんなとき、選手に会いたくないなあと思った。
選手のほうも、サポに会いたくなかったろうなあと思う。

でもね、居心地悪かっただろうけど、
これだけ多くの人たちが、こうしてフェリーにのってはるばる応援にきてくれたんで。。その意味だけはしっかりうけとめてほしいなって思ったんです。。