神戸戦

一晩たって

ちょっとおちついたとこで神戸戦のことなど少し。


とってもきれいなホームズスタジアム神戸。
ずっとホームスタジアムだとおもってますた。ホームズだったんて、今日の夕方ニュースではじめて知った（＾＾；
選手が近いのはいいんだけど、観客席が高すぎるから、旗や人でゴールの攻防も、ベンチメンバーがアップする様子も全くみえないｗ　やっぱりホーム観戦が一番す。

勝ちたかった試合。
「ここで勝たなきゃ」って試合だったのに。

3対2で負けてしまって、掲示板やブログには悲しい言葉があふれてる。
腹が立つよな。絶対勝ってほしかったもんな。
だけど・・昨日の試合、「点をとるためになんとかしなきゃ」って気持ちは、私は感じられたよ。

テレビでどううつったか分からないけど・・。
現地でも感じ方は人それぞれだけど・・・。

試合序盤からエジの攻撃参加。
守備の人のイメージのエジだけど、去年は一年間で6得点してるエジ。
一点目のデカへのアシストのクロスは素晴らしかったし、その後も何度もあわや得点ってシーンにからんだ。
攻撃に守備にって、忙しすぎだよエジ。
攻撃参加は嬉しいんだけど、守備まで負担がかかって大丈夫なんかなって心配してたら、ホベが負傷。
エジの攻撃参加は、後ろでしっかりカバーしてくれるホベがいてこそのものだと思う。どうか長期離脱だけは逃れられますように。

昨日のデカはいままでで一番よかった。
ヘッドで競り勝ったりするからびっくりしちゃった（＾＾；
あいかわらずスタミナなかったけど。
でもこの一試合では認めんぞｗ
次もその次も、継続できてこそだからな！　とにかく、がんばれ。

ウェズレイのゴールはまじ嬉しかった。
控えの選手達の手に次々タッチしていって、ベンチの監督のとこにまっしぐら。
ウェズレイ、かわいいよ、ウェズレイ。
思えば、ナビスコ決勝ゴール、7年連続開幕戦ゴール、何度もきめてきたっていう誕生日ゴール。たいしたもんだなあ。
だからなおさら、最後は勝利でおわりたかったけど。

昨日は両サイドが機能しなかった。
エジが攻撃にいってたらどうも後ろがスカスカ。
無駄なカードももらった。
悲しいけが人もでてしまった。
先制点をあげれば必ず勝つ絶対的な守備力は影を潜めた。

1失点、2失点、3失点。
もう去年のトリニータじゃないんだ。

いまから今年の形を構築していかなきゃならないのはかなりきついことだと思う。
「なんとかしないと。今、手をうたないと。」ってサポがあせるのは当たり前のこと。
ただ、前向きな叱咤激励はしても、無駄に悲壮感をあおることはしないようにしなければって思います。

失点を重ねるたび、自分の応援する声が大きくなっていくのを感じました。
最初は悲鳴をあげてうつむいてしまったんだけど
遠くのコアサポさん達をみると、声をとぎらせることなく頑張ってる。
彼らを意識して必死に真似してました。
3失点目のとき、ものすごく闘争心がわいてきた。
「おっしゃ！こっちも3点目いくぞお！！！！」って思って声はりあげた。
負けてしまったとき
選手達に、「大丈夫だ。下向かんでいい！！」って声かけてやりたかった。

攻撃も守りも、神戸が上手だった。
大分は攻撃も守備も中途半端だった。
だけど、あの場にいて、3失点目のあとに、「もうだめだ」って感じた？
私は「まだいける」って感じたよ。

結果はだめだったけど、「何時間やっても点とれんわ」って思ってたこれまでの試合とは違ったよ？

この日のハーフタイム。
ピッチには大分の選手は一人もいなかったのです。

いつもはベンチメンバーが練習して、スタッフが相手してるんだけど、
すべての選手とスタッフがひきあげていったんです。

前半終了間際のホベルトの怪我。
後半前に、ロッカールームで何が語られたのか。
全選手、スタッフを招集してのミーティング。
結果は実を結ばなかったけど、
この日の試合にかける覚悟が感じられた場面でした。


いつもにこやかなエジは、試合後は一番気持ちが表情にでます。
結果がついてこなかったとき、決して微笑むことはありません。
丁寧にファンサしてくれるいつもの姿はそこになく、
エジーー！と呼ぶ女の子たちに会釈もせずにバスにのりました。
そのまま窓の外をみることもなく、硬い表情のままじっと前を見つめていました。
こちらに気づいたゴメスから、「ゴメンネ」って言われました。
ゴメンネとか言わんでいいです。
そんなこと言われるとかえってつらいです。
私たちは試合を見せてもらって、ただ応援することしかできませんから。


試合後に、3名のガンバサポと4名のセレッソサポに囲まれてなぐさめられるトリサポ2名。。
「今日みたいな試合ができるトリニータなら大丈夫！」
「あせって監督かえたりバタバタしだしたらやばいけどな」
「う・うん。」

「大丈夫って。うちらはもう二度も降格経験してるから！」
「う・・・」

なんかよくわからん慰めの言葉をいただきながら、いろんな出会いをくれるトリニータに感謝していました。


そして大分への帰り道。
思いがけない出来事がおきて・・・ますます「どこまでも応援する！」って想いを新たにしたんです。

チーム状況が悪いときこそ、変わらぬ応援を続ける・・結構気合がいるもんですね。

でも、頑張れるよね。