毎年の、くりかえしなんだと・・

うっかりしてた。
夢中で仕事してて、この時期のトリモバメールはえてして恐怖メールになることを忘れていた。



池田、ハセヒロ、安藤、内田、梅井



不意打ちのメールに、不意打ちの内容

ショックで傷ついて毎年毎年もういやだって泣いて

去りゆく選手たちに「今までありがとう」って言って、
「これからもがんばってね」って言って、

「トリニータを去っても、別天地で花開いたらいいな」って祈って、

時折ふと思い出しては「・・さびしいな」って思ってるうちに、
新しい選手がやってきて
「かっこいいい」って。「大分にきてくれてありがとう。」って。「応援しますね。」って。

そして「ああ、〇〇選手は2011年までいたんだよね」って存在になって、




このくりかえし。



それでいいんだ。それがいいんだ。

時がたてば傷口の痛みはかげる。

大分を去った選手たちにも新しい道が開ける。


このくりかえし。



どんな仕事をしていても、世の中の人間は誰もこのくりかえしの流れの中にいる。
ほんとに無力なんだとくりかえし思う。



去ってゆく選手たちはこの先どんな思いで大分を思い出すのだろう。
「いてよかった」と思ってほしいなんて綺麗ごと、毎年言ってる自分が嫌！


「大分にいた一年は人生の遠回りだった」そう思う選手がいることだってあるだろう。

綺麗な言葉で大分を思い出さなくてもいい。感謝の言葉を強要したりしない。

ただ、ただ、もしかしたら大分で感じたかもしれないつらい思いも、
あなたの人格を形成する糧になっている。
これは綺麗ごとではなくて、これも自然の流れ。
そして絶対、また新しい道が開けるんだ。

つらくてつらくて、つらいけど、これは次への始まりなんだと、
きれいごとだと思ってもそう思うしかないのだと。