8月14日 (日)

2ヶ月半余りの入院生活の後、兄夫婦の近くとは云え 一人暮らしをしていた母が、
高齢者専用賃貸住宅に引越ししました。
「施設」ではなく 「住宅」なんだけど 「施設」同等以上の援助をして頂け
2つの医療法人が提携医療機関としていらっしゃるので、とっても安心。
抗がん剤点滴治療も、ここからタクシーに乗って行く事もでき、
ヘルパーさんに付き添って頂く事も可能なようです。
夜間の見回りもしてくださるので、この前の様に転倒してそのまま朝まで・・・
って、ことはなくなります。
遠く離れて暮らすおばちゃんには とっても安心出来る所に引越ししたので
肩の荷がおりた気分です。
とは言え、館内では個室なので 今までと変わらない?? 一人になって寂しいがっていないかと
電話をしてみたら、
同じ階の方と早速お友達になって話しをしたようでした。
おばちゃんにしてみれば、
えっ! うそぉ。。。。。。 
ですけどね。
あの 人と接するのが物凄く苦手の母が。。。。ですよ。
食事は1階のホールで自分の都合にあわせて食事をするようですね。
まるで ホテルの朝食だね。

メニューも豊富で病院と比べものにならないって。(笑)
しかし、食の細い母。いくらカロリー計算されていても全部食べることが出来ず、
職員の方々から「○○さん 食べないんだね。。。。」 って、言われてるようです。
あの病院食ですら残してたものね。 まあ 不味いのも確かだけどね。
何処の病院とは言わないけどね。
引っ越すにあたって今までの洗濯機や冷蔵庫は処分し、小さい冷蔵庫だけは買ったようです。
しかし、冷蔵庫や洗濯機の処分として大金を払わされたようでして。。。。
買った物は安いのに処分費の方が高くついたって義姉が愚痴ってましたわ。
新居となるこの賃貸住宅。4階に母の部屋があり、ベランダに出てみればビルとビルの隙間から
少しだけど海が見えるんです。
視力がだんだん落ちてる母には見えないかもしれないけど、
今までカビ臭い日が当たらない所に住んでた母からしてみれば夢の様な別天地。
夜間の事が一番気になってたおばちゃんにしてみれば、ほんと助かります。
3食付いて、お風呂も介護の方が入れてくださるし、洗濯はヘルパーさんや義姉がするので
もう母はしんどい思いをして買い物に行かなくても良いし、炊事・洗濯・掃除から開放されました。
まだ続いてる抗がん剤点滴治療のため、また指先から出血し思うように手が使えず難儀していますが
入院前の生活の事を思えば 天国? 極楽? の様な暮らしとなりました。(縁起でもないか

)
おばちゃんが病院から家に付き添うのは、今後も続きます。
またいつか再入院になる時がくると思うけど、それまではここで楽をしてもらいたいものです。
因みに ここにはご夫婦での入居も出来るのですが、既に満室だそうで。。。。。
懐に余裕があれば、こんな所で余生を送るのも悪くないですね。
まあ おばちゃんちはそんな余裕なんてないから 田舎生活続行ですかね??
しかし、病気になっても病院がないからとっても不安な田舎生活なのです。