坂本龍馬
~君がため 捨つる命は 惜しまねど 心にかかる
国の行く末 ~
坂本龍馬が大政奉還後、越前の松平春嶽を訪ねた際に、藩士 由利公正との酒宴の席でうたった歌。
由利公正~龍馬が二度に渡り、遠路遥々 越前に赴いたのは、賢候の誉れ高い藩主 松平春嶽の存在もさることながら、経済通で春嶽の側用人だった由利と妙に気が合ったこと。二度目の訪問では、龍馬は由利と同宿し、早朝から夜遅くまで日本の将来について語り合った。
龍馬帰京から数日後の11月15日、由利は龍馬の手紙を懐中からうっかり落としてしまう。
同じ頃、龍馬は近江屋で暗殺される。