生まれてはじめての、吉兆の会席コース

昨日は、種々の事情により延び延びになっていた「新年会」を「懇親会」という形でやった。

私は幹事なので、「４月には異動があって、歓送迎会があるので、もうやめませんか」と主張したのですが、「やれ！」ということになったので、半分、「ヤケクソ」で、帝国ホテルの２２階の宴会場をとって「今回は和食がいい」というリクエストに応えて、「吉兆」の会席コースにしてやった。しかも飲み放題

打ち合わせのときに「けちなことは言わないから、とにかく全員が「うまかった」「よかった」という感想を持つようにしてくれ」と注文。「金は、請求されただけ払う」と言ってやった。もちろん、わたしが払うんじゃないよ。毎月みんなで積み立ててきた会費から払うんだけどね。で、料理が、とりあえず１万５千円。これより上のコースももちろんあったんだけど、「そこまでしても、味の差がわかる者はおらん」ということで、このコースにした。

たしかにうまかった。ビックリした。会席だから一品、一品は少ないのだが、うまい！！！本当は、まずは「器」を楽しみ、盛り付けを見て楽しみ、味わって楽しむんだけど、そんなことができるはずも無く、出てくるものをどんどん食べた（笑）。

しかもお酒は、「大吟醸」を２本、来賓の先生から寄贈していただいたのだが、これがまたうまいのなんの！！！そのあたりの酒屋では売ってないんだよね。（ちなみに、幹事であった私は最後に部屋の中の忘れ物を点検してから出たので、最後だったんだけど、一升瓶に５分の一ほど残ってた。「どうします？」といわれたので、瓶ごと持って帰って、嫁さんと息子に飲ませてあげたんだけど、驚いてたね！！！）

このお酒、いくらでも飲める。それにビールとワインも飲んだからかなりお酒が回って、もう電車に乗り換えるのがじゃま臭くなってホテルから家までタクシーで６０００円くらい払って帰るという１日だった。

うーーーん、こんな機会でもなければ、「吉兆」なんて、絶対に縁が無いね。従業員とそれなりに親しくなったんだけど、帰りには「またよろしくと言いたいけれど、言えるほど裕福な会では無いので、今度はいつになるかわかりませんが、縁があったらまたよろしくお願いします」と言って帰ってきた。

帰ってからは酒が回ってしんどかったけどね（笑）。
今日の職場では、みな「いい経験だった」と喜んでた。

だから、それでいいのだ！！！

でも、来月はまた歓送迎会だよ。また幹事だ(涙）。