日々雑感  ~ 青亀恵一

日々感じたことをこのページで。 別ブログ「美代ちゃんのらっきょう畑で」もよろしく・・・リンクフリー

鳥取県議会に新会派

2007-05-18 07:10:35 | 政治
鳥取県議会に新会派

自民県議第3の会派 「自由民主」結成へ
http://www.nnn.co.jp/news/070516/20070516005.html

統一地方選挙後の鳥取県の自民党の一本化は、
過去の確執や議長問題などがきっかけとなって、
逆の結果を招いてしまった。


地方にあっては、基本的には、
国策との連携もあるが、
国策とは違う政策をより推進しなければならないことがある。

それは、地方の宿命であり、地方の持っている特性があるがゆえである。
国の一般的な施策の推進が、必ずしも、
地方にとって良い結果をもたらすもので無いことは、
郵政問題をはじめとして分かってきた。


地方は地方としてのアイデンティティを持った政党が存在し、
既存政党であっても、地方の実情に合わせて、
その政策を展開するのは当たり前である。


地方のパーティーが中央の下請け機関であってはならない。

そういう意味から言えば、
同じ政党でも、考え方は同じくしても、
中央と地方では、
必ずしも同一の政策を推進する必要は無い。

そして、地方の自立も求められる。


地方の同じ党内においても、考え方がいろいろある。
それは、党内において議論し、調整し、政策を統一化する。

その限界もある。

党内において、上意下達の意識が強ければ、
いずれは不都合をもたらす。

今回のように、同一政党が別の会派を作り、
是々非々で地方政治を担うのは、地方分権においては、
われわれ住民にとって、歓迎すべきことかもしれない。

大会派の意向が常にそのまま地方政治に反映されるスタイルでは、
そこにいろいろな不都合が生じる。

権力・権限は、短期であるか、分割することが望ましい。

集約した長期の権力は、いずれは腐敗を生むことは、
歴史が示すとおりである。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。