日々雑感  ~ 青亀恵一

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この人だ~~~れ ?

2008-03-03 09:05:58 | 文化
この人だ~~~れ ?

この顔の人、見たことありますか ?  

実は有名な方の復顔だそうです。


白骨化した頭蓋骨から、最新の法医学技術を使って
本当の顔を再現する作業はよくサスペンスドラマで見られる。

ドイツで、ある人の復顔作業が行なわれて、
3月21日からアイゼナハの博物館で樹脂像が公開されるという。



その人の名は、「ヨハン・セバスチャン・バッハ」
クラシックの楽聖といわれていたような・・・。

中学時代には、音楽室に次のような写真が飾ってあったものだ。



ただ、クラシックというものにはあまり興味なく、
そのよさを知らなかった。
大学時代になって、ようやく、いろいろな音楽を聴きだした。

特に、アメリカンフォークから入った私は、
カントリブルース、シカゴブルースから、
ジャズ、同時に各地の民俗音楽から、
クラシックジャズへいろいろ放浪したものだ。

そして、クラシックジャズの第一人者ジャックルーシェトリオが
バッハの曲をジャズ風の編曲したものに接し、クラシックを聞くようになった。

クラシックの中でも、確かにバッハの曲は群を抜いていると感じる。

その音楽のほとんどが刺激的であり、洗練されており、
また、細い糸が美しく織り込まれたような構成美があるように思う。

すんなり、受け入れることが出来た。
このバッハ好きに関しては、後輩がのめりこんでおり、
その影響も否めないが。

この復顔、所蔵するバッハの頭蓋骨複製から科学的に再現したというが、
その元になる頭蓋骨複製なるものがどの程度の正確性があるのかわからない。

その正確性によっては、この復顔のせいかくせいにも影響する。

ただ、アイゼナハの博物館、バッハの家で樹脂像が公開されるというから、
それなりの正確性があるものととりあえず認めよう。

しかし、変なものである。

私のバッハのイメージは、音楽室の写真であり、
今更、この人がバッハといわれても戸惑ってしまう。

テレビなどで、子ども時代の社会の教科書に載っていた
「馬に乗った足利尊氏」画を、最近では、
足利尊氏ではなく、単に武士ということを聞くと
「えぇーーーっ」と思ってしまう。

確かに研究によって、より正しいことがわかってくることになろうが、
バッハに関しては、音楽室の写真を私のバッハとしたい。






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