ひさしぶり

ひさしぶり



オリンピックでは、悲喜こもごも。　　　
当初目標としていた成績を上げるもの、また、無念の涙をのむ者、さまざまである。

北京とは、時差が1時間なので、
寝不足にはならないだろうと思っていたが、
あにはからんや、
普段はあまり見ない競技に見入ってしまい、
寝不足に・・・・

早朝の放映の自転車ロードレースもおもしろかったし、
水泳・柔道は、目が放せない。

それにしても北島康介はすごい。
昨日の午後から、今日は、北島康介の金メダルの話題で一色。

勝者と敗者。
その差はどこから・・・・

当然、たゆまぬ練習とそれに裏打ちされた実力がベースになることは間違いないのだが、
それと同時に、
冷静なる判断と最後まであきらめない粘り力が決め手になっているようにも思われる。

柔道競技にもそれを感じる。

それにしても、柔道が変化している。
柔道がJUDOと表記され、国際化していくに従い、
一本勝ちが少なくなった。

組み手争いで終始する試合もあるし、
そのためか、レスリングと見分けが付かない「もろてがり」なる技が頻発。

国際化に伴い、柔道の試合の質が変わることは致し方ないが、
何か府に落ちないものを感じる。

日本柔道もそれを上回る力をつけて、
柔道がJUDOを圧倒するか、
JUDOに対応する方向への転換を図るかしないと、
日本の柔道でのメダル数は減っていくのかも知れない。

4年に一度の一発勝負。

この時に、自分の実力を遺憾なく発揮できた人は、
勝ち負けに関わらず、満足感にあふれ、輝いている。

そのことを、改めて教えられるオリンピックである。

PS
オグシオの活躍も報じられたが、
その影に報道されなかった、末綱、・前田のペアの大金星は、
オリンピックという全世界注視の大会での、
選手の気持ちを端的に表した例であろう。

引き続き、寝不足になりそうだ・・・