安倍首相が辞任表明

安倍首相が辞任表明

突然のニュースに驚いた。　　
なぜ、このタイミングに　？？


安倍首相が辞任表明をした。
午後2時からは、国会の代表質問の予定であった。
昨日の所信表明演説を受けての代表質問。

ところが、それが辞任会見になった。

全く想定していないこの時期に辞任表明。

無責任でもあろう。

辞任理由に、
小沢代表との党首会談を断られた。
それは、私が民意を得た代表で無いからとの事。

そうであれば、別の総裁でなければ、
民主党との今後の協議ができない。

局面の打開という。

テロ特措法は必要であると言いながら、
尻尾を巻いて、逃げてしまった。

この時期に辞任表明。
辞任理由。
テロ特措法に対する姿勢。

いずれをとっても無責任といわれても反論できない。

民主の攻勢でボロが出るのを恐れての逃げとも見えなくもない。

私は、安倍首相が松岡大臣のように悩み、
同じような行動を取るのではないかとひそかに危惧していた。

辞任によって、その心配はなくなったが、
政治の中に、やはり若い者に任せておけないと
先祖がえりも心配する。

実質、内閣の指導権を麻生幹事長に取られ、
八方ふさがりであったが、ついに行き詰ったのであった。

判断ミスの連続でもあった。


お坊ちゃん総理といわれていたが、
戦後を引きずっていたのは、
ほかならぬ安倍総理ではなかったのか。

おじいさんの姿を見て育ったという。
その戦後を脱却しなかったのは、ご本人のように気がする。

最後のケジメを大切に。


PS
政界の再編、加速するであろう。
人材不足の自民党にも責任がある。