名前をかえてどうする???
「限界集落」という言葉がある。
その言葉は最近、多くの人が耳にしたことだろう。
限界集落とは、術学用語として使われ、
65歳以上の高齢者が人口の半数を超え、
冠婚葬祭や農業用水、生活道の維持管理など
社会的共同生活の維持が困難な集落のことを言う。
この「限界集落」という名前が、イメージ的によろしくない。
そのような強い反発を受け、
宮崎県は、地域の活性化に励む集落に対する呼称を公募した。
さながら、後期高齢主医療制度の名称が、配慮がないと反感を買って、長寿医療制度と名称変更したことと同じだろうか。
公募には、47都道府県から1890件(1095人)の応募があり、
「限界集落」を「いきいき集落」を呼ぶこととしたようである。
確かに、名称よるイメージは大切にしなくてはならないが、
実態として、名称を変えることよりも、
その状況を変えることが大切である。
「いきいき集落」と呼ぶことによって、そこには、危機感がなくなる。
政治や政策の結果として、そのような状況になったのならよいのだが、
イメージ選考は、かえって政策の遅延や滞りをもたらす。
危機感のないところに、決定的な政策は、生まれない。
地元の人は、大きな危機感を持って、
力弱くも、互いに支えあい、助け合って、
中山間地での生活を守っていることは、
想像に難くない。
まずはイメージアップからとのことらしい。
東国原知事独特の手法なのかもしれないが、
求められるべきは、
実効性ある次の政策である。
PS
後期高齢者制度の名称に対する批判があったが、
それは、名称から批判が発したのではない。
内容が悪かったから、
そのとばっちりが名称にまで来たのではないか。
(少し、配慮に欠ける分はあるにしても・・・)
内容がよければ、
そのような批判は少なかったのではないかと思う。
要は、内容が第一である。
「限界集落」という言葉がある。
その言葉は最近、多くの人が耳にしたことだろう。
限界集落とは、術学用語として使われ、
65歳以上の高齢者が人口の半数を超え、
冠婚葬祭や農業用水、生活道の維持管理など
社会的共同生活の維持が困難な集落のことを言う。
この「限界集落」という名前が、イメージ的によろしくない。
そのような強い反発を受け、
宮崎県は、地域の活性化に励む集落に対する呼称を公募した。
さながら、後期高齢主医療制度の名称が、配慮がないと反感を買って、長寿医療制度と名称変更したことと同じだろうか。
公募には、47都道府県から1890件(1095人)の応募があり、
「限界集落」を「いきいき集落」を呼ぶこととしたようである。
確かに、名称よるイメージは大切にしなくてはならないが、
実態として、名称を変えることよりも、
その状況を変えることが大切である。
「いきいき集落」と呼ぶことによって、そこには、危機感がなくなる。
政治や政策の結果として、そのような状況になったのならよいのだが、
イメージ選考は、かえって政策の遅延や滞りをもたらす。
危機感のないところに、決定的な政策は、生まれない。
地元の人は、大きな危機感を持って、
力弱くも、互いに支えあい、助け合って、
中山間地での生活を守っていることは、
想像に難くない。
まずはイメージアップからとのことらしい。
東国原知事独特の手法なのかもしれないが、
求められるべきは、
実効性ある次の政策である。
PS
後期高齢者制度の名称に対する批判があったが、
それは、名称から批判が発したのではない。
内容が悪かったから、
そのとばっちりが名称にまで来たのではないか。
(少し、配慮に欠ける分はあるにしても・・・)
内容がよければ、
そのような批判は少なかったのではないかと思う。
要は、内容が第一である。