回顧 オランダ・ドイツ旅 (15) ライン川下り(1) 女神の丘

回顧 オランダ・ドイツ旅　(15)　 ライン川下り(1) 　女神の丘



いよいよ、ライン川下り、今回の目玉の一つである。




朝早く、出かけることになった。

私の記憶に間違いがなければ、
この日の朝、
早朝の食堂がやけに賑やかだ。

どうも、聞きなれた日本語。

そして、声が若い。

日本人であることは、分かる。

どうも高校生らしい。

「どこの学校なの　?」
と聞くと、

仙台育英高校という。

高校野球で知られた名門校である。

修学旅行でイギリスへ、
その帰りに、フランクフルトに寄ったという。

修学旅行でヨーロッパ　！？！？

とても、考えられなかったが、
さぞかし、親の負担する費用は大変だろうなーー
と思いつつも、
恵まれた日本の子どもたちである。



さて、
朝早く出かける理由は　?



ライン川下りには、行列が出来る。

いい場所を確保するには、
早く着いて並ぶ必要があると言う。

長旅の疲れをものともせず、
皆、元気に出発した。

目的地は、ヒューデンスハイム。

バスは、順調に走り、幾分、早く到着するようだ。

ここで、見晴らしの良い丘に立ち寄ることになった。

女神の丘である。

ここの景色がすばらしかった。
言葉は、もう無い。

ただ、この景色の中にわが身を置くだけである。





































ドイツ再統一の象徴として、
国民の寄付で建立された女神ゲルマニアの像で、
像の高さは約１０メートル、台座が２５メートルらしい。




















ラインの序章を感じながら、
いよいよ、クライマックスへと突入する。


ああ、

言葉は無い。

ただ、感動が昇華するのみである。


今日は、ここまで。