新ヤミ金「レンタル時計店」の手口
貸金業法の利息等の規制がようやく決着したようだ。
妥協の産物なのか、歩み寄りの成果なのか、
まず、前進したことは、間違いないが。
しかし、問題はまだまだある。
リボルビング払いに関しては返還期間などが、
業者の自主規制にゆだねられ、
業界の意向を配慮した結果となった。
そして、新たな手口のヤミ金も・・・・
大通に面する高級時計をレンタルする「レンタル時計店」。
しかし、それは、二重債務の入口だ。
被害者(多重債務者)は、「レンタル時計店」で高級時計を借りる。
実は、その時計はニセ物である。
被害者(借主・多重債務者)は、
その時計をレンタル時計店が紹介する質屋に預け、
お金を借りる。
レンタル時計店と質屋は、グルであるので
ニセ物の時計に対して、本物としての金額を貸す。
被害者(借主・多重債務者)は、
質屋とレンタル時計店に二重の債務を負うことになる。
レンタル時計店には、レンタル料を払わなくてはならない。
質屋には、元金と利息の返還。
なぜ、質屋なのか ?
現在、出資法によると貸出金利の上限は、29・2%だが、
質屋には適用されず、
特例として、質屋には、
109・5%の高金利が認められているらしい。
当然、支払いが滞るだろう。
時計が質流れする。
そうすれば、レンタル時計店は、
本物の高級時計の返却か
それ相応の代金を支払うよう要求する。
質流れすれば、レンタル時計店が、儲かる仕組みだ。
時計がニセ物である点を除いては、すべてが合法。
被害者(借主・多重債務者)は、
不当な二重債務を負うことになり、泣き寝入りである。
被害者(借主・多重債務者)を
レンタル時計店へ誘導する仕組みが必要になる。
悪質な司法書士事務所が、
債務整理に相談に来た被害者(借主・多重債務者)に
「着手金が必要」と言って、
レンタル時計店を紹介する場合もあるらしい。
振り込め詐欺といい、
ヤミ金の手口といい、
次から次へと進化する。
とても考えつかないような巧妙な手口を次々と繰り出す。
今後、この悪質レンタル商法は、
宝石・ブランド品などへと、
一気に拡大することも考えられるそうだ。
この世の中、努力無しに都合のよい話は
転がっていないのである。
お気をつけください。
みなさま。
貸金業法の利息等の規制がようやく決着したようだ。
妥協の産物なのか、歩み寄りの成果なのか、
まず、前進したことは、間違いないが。
しかし、問題はまだまだある。
リボルビング払いに関しては返還期間などが、
業者の自主規制にゆだねられ、
業界の意向を配慮した結果となった。
そして、新たな手口のヤミ金も・・・・
大通に面する高級時計をレンタルする「レンタル時計店」。
しかし、それは、二重債務の入口だ。
被害者(多重債務者)は、「レンタル時計店」で高級時計を借りる。
実は、その時計はニセ物である。
被害者(借主・多重債務者)は、
その時計をレンタル時計店が紹介する質屋に預け、
お金を借りる。
レンタル時計店と質屋は、グルであるので
ニセ物の時計に対して、本物としての金額を貸す。
被害者(借主・多重債務者)は、
質屋とレンタル時計店に二重の債務を負うことになる。
レンタル時計店には、レンタル料を払わなくてはならない。
質屋には、元金と利息の返還。
なぜ、質屋なのか ?
現在、出資法によると貸出金利の上限は、29・2%だが、
質屋には適用されず、
特例として、質屋には、
109・5%の高金利が認められているらしい。
当然、支払いが滞るだろう。
時計が質流れする。
そうすれば、レンタル時計店は、
本物の高級時計の返却か
それ相応の代金を支払うよう要求する。
質流れすれば、レンタル時計店が、儲かる仕組みだ。
時計がニセ物である点を除いては、すべてが合法。
被害者(借主・多重債務者)は、
不当な二重債務を負うことになり、泣き寝入りである。
被害者(借主・多重債務者)を
レンタル時計店へ誘導する仕組みが必要になる。
悪質な司法書士事務所が、
債務整理に相談に来た被害者(借主・多重債務者)に
「着手金が必要」と言って、
レンタル時計店を紹介する場合もあるらしい。
振り込め詐欺といい、
ヤミ金の手口といい、
次から次へと進化する。
とても考えつかないような巧妙な手口を次々と繰り出す。
今後、この悪質レンタル商法は、
宝石・ブランド品などへと、
一気に拡大することも考えられるそうだ。
この世の中、努力無しに都合のよい話は
転がっていないのである。
お気をつけください。
みなさま。