発想の転換

発想の転換


人は、発想の転換は必要と思いながら、旧来の考え方に陥りやすい。
これ(写真)を見て、私は、「おや」と思った。
そして、「なるほど」と思った。

他の人はどうだろう。
違和感なく受け入れる人もいるだろうし、
何かしらの違和感を感じる人もいるだろう。

私は、何かしらの違和感を感じたので、
「おや」と思ったのであろう。

それは、動くものに手すりをつけるという発想が
頭の中になかったからだろう。

手すりは固定したもの。
だから、固定したものに取り付ける。

これが根底にあると思う。

この場合、
手すりがある場合とない場合は、相当の利便性が違う。
消火栓の扉に手すりをつけるという発想が、
大きな利便性を生んだことになる。


発想をさらに進めれば、
ドアに手すりをつけるという発想にも展開する。
ただ、それには、いろいろな条件が絡む。

不特定多数の人が使用するドアの場合は、
思わぬ事故が起こる可能性が増大する。

ただ、小人数の家庭では、採用できない発想でもない。


発想の転換、なかなか難しいことであるが、
「おや」と感じることから始まるのかも知れない。

PS
また、階段の途中に消火栓があるということにも、
不思議さを感じる。