アオエのココロ

goo日記の画像版
コメントの受付けはプロフィール等を確認できる場合に限定します。

2009-10-31 04:51:27 | Weblog
            

 枯葉で埋めつくされた道を行きます。
 ガサゴソ、ガサゴソ…。
 初めは自分が枯葉を踏みしめる音がやたら耳につきます。

 その音になれてくると、今度は、まだ残っている木々の葉が
 風に揺れ、ざわめく音が間断なく飛び込んできます。
 これは都市生活をしていると身近には聞こえない音ですので
 ある種の緊迫感があります。
 
 その他、もちろん鳥たちの鳴き声も聞こえてきます。
 野鳥の鳴き声は必ずしもすべてが心地よいものとは限らず
 ここでもまた都会の喧騒とは異質な緊張が走るのを感じます。

 自然は、必ずしも静かというわけでもないわけで…。







 かつては自然の中でたったひとり、
 テント泊をしていたこともあるアオエですが、
 今はもうそういうこととは無縁の日々を送っておりますので、
 たまに、こういう場所に来ると、
 余計、さまざまな音に気づくのだろうと思います。
 昔は、ヒグマが出るかもしれないという場所でも泊まりましたから
 音やにおいには敏感だったわけです。
 きっと必要以上に体が反応してしまうのでしょう。

 そんなことを思いながら写真を撮っておりました…。