だいすき

基本的に自分の好きなものについて綴っていきます。嫌いなものやどうでもいいこと、さらに小説なんかもたまに書きます。

教科書として

2008年06月07日 01時46分03秒 | 漫画やアニメが好き
 書きたいことは意外と多いんだけど、睡魔に負けてしまうことが最近多い。
 なので、今日はちょっと頑張って書いてみよう。
 明日も早いんだけどね。

 今回書きたいのはふたつの漫画について。
 ひとつは『ばりごく麺』。もうひとつは『放課後ウインドオーケストラ』。
 どちらも教科書としてお薦めの作品。

 『放課後~』は吹奏楽を題材にした青春もの。少年少女の成長過程がきっちり描かれているところが好印象。
 大体の人が、作品世界の中で登場人物の変化を描こうとしたことがあるはず。
 そのやり方は人それぞれで、なにが正解、というものはないと思います。
 ただ、ここにひとつの例がある。
 実にオーソドックスで、だからこそわかりやすい。
 ここから学ぶべきものがきっとあるはず。
 ぜひ一読してもらいたい。

 『ばりごく麺』は名人芸のひとつの例。
 ある冴えないサラリーマンが、町の寂れたラーメン屋で風変わりな人物に出会う。そして、ちょっとしたことで知り合いになる。
 第一話はそれだけの話。
 話はね。
 このたいしたことのない話を面白く読ませるためには、ものすごい技術が集約されている。
 それは読めばきっとわかると思う。
 だから読んで。
 お薦めの作品。
 ちなみに、その技術は『どうやってキャラを立たせるか』ということに特化されている。
 さすが、『カリスマを描くことに秀でてる』と評価されるだけのことはある。
 その技術、恐るべしだね。

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