だいすき

基本的に自分の好きなものについて綴っていきます。嫌いなものやどうでもいいこと、さらに小説なんかもたまに書きます。

神様のパズル

2008年03月19日 01時13分37秒 | 小説が好き
 小松左京賞を取った作品はまだ一度も読んだことがないけれど、興味深いタイトルを本屋で見かけたことは何度かある。

 機本伸司先生の『神様のパズル』もそのひとつ。

 留年寸前の僕が担当教授から命じられたのは、不登校の女子学生・穂瑞沙羅華をゼミに参加させるようにとの無理難題だった。天才さゆえに大学側も持て余し気味という穂瑞。だが、究極の疑問「宇宙を作ることはできるのか?」をぶつけてみたところ、なんと彼女は、ゼミに現れたのだ。僕は穂瑞と同じチームで、宇宙が作れることを立証しなければならないことになるのだが…。

 というこの作品。どうです? なんとも魅力的でしょ?

 いつか読もうと思っていまだ読破していないこの作品が、今度映画になる。
 気になるこの作品を、映画で先に見るのも悪くないかな、なんて最初は思ったが、よくよく調べてみるととても困った事実を発見してしまった。

 監督が三池崇史なのである。

 いや、もちろんそれが悪いというわけではない。
 三池監督といえば、実力も人気も兼ね備えた日本を代表する監督のひとりだ。
 ではなにが困るかというと、僕はこの監督の映画を一度も面白いと思ったことがないのだ。
 どれだけ面白そうに思えても、実際観てみると必ずがっかりしてしまう。
 これは単に相性の問題だと思うけど、とにかく相性が悪いのだ。
 この映画もすごく見てみたいのだが、そういう理由で行かないのだろうな。
 少しがっかりな話だ。

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