最初に読んだ頃は、普通の漫画だった。
いつしか気になるようになってきて、
気づいたらはまっていた。
その理由は良くわからなかったのだけど、今回の5巻を読んで、なんとなくわかるような気がした。
主人公の高校生が、修斗というマイナー格闘技に捧げる青春。その青春の姿が良いのだ。
5巻では、かつて勝利を納めている、年上の選手との試合に決着がつく。
その選手は、寝技を得意とする選手なのだけど、決め手に欠け、一本勝ちが少ないのが特徴の選手だ。負けさえなければそれは悪いことではない、とその選手自体は考えていたが、主人公、に負けてなにかが変わった。
負けたくない。
勝ちたい。
どんな風に?
自分はどんな選手になりたかった?
相手選手の葛藤がきちんと描かれている。
もちろん、試合中に会話などないから、主人公は相手の葛藤のことなどわからない。
主人公だって負けたくない。勝ちたい。
最初は劣勢を強いられる主人公が、足掻きに足掻き、自分が身につけたことの全てをここで出し切ろうと奮闘する。
その、互いの想いのぶつかり合いが、格闘技漫画としての面白さを際立たせている。
ラスト20秒。
応援してくれる味方のアドバイスから、主人公はようやく勝機を見つける。
勝つ為に、学んだことを活かす主人公。
――ずっと俺は、どんなルールでも最後まで攻めて
――そして必ず、一本を取る、そんな格闘家に
そんな想いを胸に、最後まで攻めようとする相手選手。
そして、決着。
まさかこの漫画で、自分が泣きそうになるとは思わなかった。
そのくらい、今回の試合は熱かった。
熱いだけでなく、試合の見せ方も巧かった。
王道の、青春漫画にどっぷり浸ることが出来た。
遠藤浩輝先生の描く『オールラウンダー廻』。おかしなキャラが出てくるだけではない。本当の熱を持った青春漫画。
だいすき。
いつしか気になるようになってきて、
気づいたらはまっていた。
その理由は良くわからなかったのだけど、今回の5巻を読んで、なんとなくわかるような気がした。
主人公の高校生が、修斗というマイナー格闘技に捧げる青春。その青春の姿が良いのだ。
5巻では、かつて勝利を納めている、年上の選手との試合に決着がつく。
その選手は、寝技を得意とする選手なのだけど、決め手に欠け、一本勝ちが少ないのが特徴の選手だ。負けさえなければそれは悪いことではない、とその選手自体は考えていたが、主人公、に負けてなにかが変わった。
負けたくない。
勝ちたい。
どんな風に?
自分はどんな選手になりたかった?
相手選手の葛藤がきちんと描かれている。
もちろん、試合中に会話などないから、主人公は相手の葛藤のことなどわからない。
主人公だって負けたくない。勝ちたい。
最初は劣勢を強いられる主人公が、足掻きに足掻き、自分が身につけたことの全てをここで出し切ろうと奮闘する。
その、互いの想いのぶつかり合いが、格闘技漫画としての面白さを際立たせている。
ラスト20秒。
応援してくれる味方のアドバイスから、主人公はようやく勝機を見つける。
勝つ為に、学んだことを活かす主人公。
――ずっと俺は、どんなルールでも最後まで攻めて
――そして必ず、一本を取る、そんな格闘家に
そんな想いを胸に、最後まで攻めようとする相手選手。
そして、決着。
まさかこの漫画で、自分が泣きそうになるとは思わなかった。
そのくらい、今回の試合は熱かった。
熱いだけでなく、試合の見せ方も巧かった。
王道の、青春漫画にどっぷり浸ることが出来た。
遠藤浩輝先生の描く『オールラウンダー廻』。おかしなキャラが出てくるだけではない。本当の熱を持った青春漫画。
だいすき。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます