アルス ノヴァ ウインドシンフォニーBlog!!!

埼玉県さいたま市を拠点として活動している吹奏楽団の活動記録です!

温故知新

2017年04月09日 | Weblog
最近、初見大会が続いています。
私の世代には懐かしい曲が並び、あたかも中高生の頃に戻ったような気がしています。

A.リードの第3組曲をやっていますが、この曲、1982年に発売の「吹奏楽レパートリー集」というレコードに収録されていました。
ネットがない当時は、年に一度発売される「吹奏楽レパートリー100選」という書籍か、このシリーズをいち早く聴いて情報を得ていたものでした。
書籍のタイトルと短い解説文で選曲するので、それはもうギャンブルです。
もちろんYoutubeは無いので、ここで紹介された曲をどこかが演奏しないかと学校等に送られてくるコンサートのチラシをチェックし、あれば聴きに行ってどうするかを決める。そんな感じで曲を選んでいました。
どこもそうしていたかは分からないですが、こういう流れで自然に、コンサートを聴きに行くという習慣と、(演奏するためではなく)音源を聞くという習慣が付きました。そうするしか無かったですからね。

もし、ネットやYoutubeが当時あったとしたら、勿論使っていたと思います。
Youtubeをとりあえず聴いて曲をピックアップし、片っ端から検索して近隣の団体と被らない選曲をしたと思います。
不便でしたけど、そうしなかった事が今となってはラッキーだったような気がしています。

さて、1982年のこの年の盤に収録されていたのが、同じA.リードの「春の猟犬」、スウェアリンジェンの「インヴィクタ序曲」、バーンズの「アルヴァマー序曲」。
今でもどこかで演奏されている曲たちでした。
レコードを繰り返し聴くと擦り減ってしまうので、テープにダビングし、テープが伸びるまで聴いた曲たちです。
「インヴィクタ序曲」を巡ったゴタゴタも、今では懐かしい思い出かな、と。
(知ってる人、もうほとんどいないだろうなぁ…。)

ノスタルジアに浸って「この当時は良かった」と言うつもりは全くないですし、今も名曲であろうという曲はどんどん誕生しています。
昔と比べて楽譜出版がイージーになった分、曲も増えました。
ただ、何というか、単純に「聴いてて楽しい」「聴かせてウケる」という感じではない曲もずいぶん増えました。

前のブログで音出しをした曲目は挙げられていますが、ある意味、選曲する方がドキドキし、聴く方もそれなりにリラックスして聴ける曲たちが、今回の選曲で挙げられているのが、個人的には嬉しい気がしています。
もう、全ての旋律を暗記するまで聴いていたので、誰かが落ちると一発で分かるんですよ(笑)

久々に楽しい思いをさせてもらってる今日この頃でした。
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1 コメント

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曲の魅力 ()
2017-04-23 14:51:10
定期演奏会に向けてのラインナップが魅力的過ぎて
合奏が楽しいです。
いやー、久々の感覚。
シンフォニア・フェスティーバやりたいなー。。。
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