許せないこと

昨日松山の幼稚園で飼育されていたウサギが殺されるという事件がありました。
狩猟犬に襲わせた何者かの犯行の可能性が高いということです。

動物大好きな私にとって動物虐待はこの世で一番許せない犯罪です。
犬や猫、鳩、ウサギなど、罪もない動物が人間の一時的な感情によって殺されます。その手口は目を伏せたくなるものも多く、それらの報道を聞くと怒りと悲しみで涙が止まりません。

なんで？どうしてそんなことするの？　そんな疑問がぐるぐると...。　

以前に訪問先の子供が飼い犬を棒で激しく殴っていました。止めて話をしましたが、少年は悪いことと自覚はしていました。実は少年の家は借金に負われていて両親はいつも不在、部屋はゴミだらけで汚く介入こそできなかったもののと、少年の寂しさや不満がこんな形で表れたのかなと思いました。

動物虐待は許せない、罰を与えるべきです。でも最近、そんな罪深い人たちの心の裏側を知りたくなりました。本当は人間にぶつけたいのに矛先は動物（時に幼い子供）へ向かう心の弱さ、孤独、不満。
それをもっと聴くことの重要さを感じました。できればこんな罪を犯す前に。

いま薄れつつある人付き合い、低下していくコミュニケーション能力、どんなに医療や技術が進歩してもそれを扱う人の心が置き去りになっていたら明るい未来なんてありえないと私は思います。

もっともっと勉強して経験を積んで人の心の裏側と向き合える人間になりたいです。