Del Amanecer

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ハリー・ポッター まもなく完結編公開

2011-07-13 00:52:14 | Harry Potter
10年前にこのシリーズの映画化第一作目が公開された頃、予告編を観て「あの児童文学のベストセラーが遂に映画化!」と言われてもまったく知らなかったハリー・ポッター。
原作を愛する友人に「原作のハリーはあんなじゃないのよ!」と言われても、原作を読んだことのない者には違いがわからないから違和感はなかった。
でも1作目と2作目辺りは、すでに十分大人だった(笑)私にとってはちょっと可愛らしすぎて物足りなかった。

そして3作目は映画館で観たあと、たまたま乗った飛行機の中で何度か観てしまった。
あのまま1話完結で「ハリー・ポッターと○○」で続くのかと思ったけれど、話は思わぬ感じで広がっていく。
ハリーの親の世代と、そしてハリーのゴッド・ファーザー、シリウスが登場するこの3作目は今までと監督が替わったこともあって、ちょっと新鮮に感じて気に入った。

続く4作目でついに私の中でハリーがプレイクしてしまった。
なぜか20回も観てしまい、ついに原作にまで手をだしてしまった。
当時5作目まで原作が出ていたので、一気に読んで映画を通り越してしまったのだ。
こうなると今までの映画だけしか知らなかったのが、以降は原作を読んでから映画というパターンになったので、1作目の時に友人が言っていたように本とイメージが違う人がいたり、原作と映画の違いが気になったりし始めた。

5作目、公開前からブレーク!(笑)
ついにハリーとシリウスの杖のレプリカにまで手を出してしまった!
(グリフィンドールのマフラーとタイムターナーのレプリカも!笑)
もちろん映画も10回以上観に行った。
監督が替わる度に雰囲気が変わってしまうようだ。

6作目は原作も地味だったけれど、映画もそういう意味では地味で、シリウスも登場しないので、5作目ほども観なかった。
内容も1作目の頃からは想像もつかないほどダークになっていく。
もはや小さな子供が目を輝かせて観るような感じではない。
7作目のPart1はさらに暗くなる・・・が、Part2ではすべてが解決するはず。
原作との違いはあるのかな。
7作目「死の秘宝」は発売時にすでに読んでしまってずいぶん時間がたっているけれど、
去年の暮れのPart1の公開時にも読み返しているから、まだ内容は忘れてはいない。
こうして最後まで来ると、過去の6作の中、それも最初の方にも伏線が張り巡らされていたんだなぁと驚きもあったり。
でも一気に7作目を読み終え、私はなんだか燃え尽きてしまったようだ。

原作を読み終わった時点で、私の中ではハリー・ポッターは静かに幕を降ろしているのだけど、映画から見始めたのでもちろん映像化は楽しみだし、これを観ないとハリー・ポッターは終わらない。
本日ジャパンプレミアで公開は金曜日。
スター・ウォーズの30年に比べたら10年はまだ短いけれど、それでも子供だった出演者たちの成長の記録のようなこの映画を楽しませてもらった。
ナルニアのように、子供たちは変っていかないから、ずっと同じ顔ぶれだからね。
余計10年という年月の長さを痛感する。

あと少しで公開日。
ハリーと仲間たちに会いに行って、大団円を見届けてこよう。



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