Del Amanecer

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イリヤ・クーリックに涙 ~SOI レビュー4

2009-01-26 23:48:54 | フィギュア・スケート
今回のスターズ・オン・アイスで実はステファンの次に楽しみにしていたのが、この方、
イリヤ・クーリックとの再会・・・。

1998年の長野オリンピック。優勝したのはクーリックだ。
でも当時私はフィリップ・キャンデロロの熱狂的ファン!クーリックはライバルだったのだ。
二十歳そこそこの若者だったクーリックも31歳になった。
小柄に見える彼だけど身長は180㎝と書かれている。
なんと奥様がエカテリーナ・ゴルデーワ。彼女とペアでも滑るという。
そしてプログラムによると、振付や演出も自ら手がけるというクリエイティブな才能ももった人なのね。

そんなクーリックが氷上に登場すると歓声があがる。人気者なのだ。
試合の時には感じられなかったユーモアを身にまとって、でもテクニックは変わらない。
ジャンプも高くしなやかで美しい。
プロとしての風格もあって、こんなふうに再会するとは思わなかったからか、クーリックの演技をみていたら涙がで出てきた。
特別ファンだったこともなかったのに・・・。

アイスショーは今までノーチェックだった。
それゆえプロの演技を観る機会はなく、引退していった選手たちがこんな風に活躍しているなんて
知らなかった。
なので、クーリックの名前を見たときは心が躍ったのだ。

大人になって素敵になったな・・と思う。
彼が滑った曲は「Song for the King」・・まさに王様のスケーティング。
滑り終えてリンクの中央ににこやかに立つクーリック。
再会できてうれしかった。

ステファンもこんな風に大人になっても滑っているかしら?
う~ん・・・ステファンはいろいろやりたいことがあるらしいから、スケート一筋ではいかないかな?


プログラムの表紙は暗いところでこんな風に光ります




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