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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

激闘の末、ソフトバンクがV・・・の日に、西武は新監督を発表。

2014年10月03日 | プロ野球

首位決戦となった昨日のパ・リーグ、
SBvsオリックス。

力を振り絞った戦いの末、
SBが松田のサヨナラ打で勝ち、
2014年の優勝を飾りました。

感極まった秋山監督の涙が、
苦しかったここ数週間の戦いを物語っていたと言えるでしょう。

ありえないような連敗の末、
先週は2位のオリックスに逆マジックが付く展開となりましたが、
追っていくオリックスも追い足が鈍り、
最後に捕まえることは出来ませんでした。

これでSBの本拠地、
ヤフオクドームで第2ステージが開催されることが決定しました。

オリックスは、
昨日のオーダーを見ても、
打線がコマを欠いているなあというような感じですから、
糸井・ペーニャの3・4番がかなり機能しないと、
CS突破は難しいかもしれません。

SBも決して好調とは言えないため、
ここにきて日ハムの”下克上”の可能性も取りざたされてきました。

面白いCSになるかもしれませんね。
勢いに乗ったチームが、
かつてのロッテのように一気に覇権を奪うという展開になるかもしれません。

CSは11日からの開幕です。


さて、
今年1年ひどい戦いをつづけ、
なんとチーム創設年である1979年以来の最下位がほぼ確定的な埼玉西武ライオンズが、
新監督を発表しました。

今年途中から”監督代行”という地位で指揮を執り続けた田辺徳雄氏が、
正式に監督に就任するそうです。

今年の戦いぶりを見ていると、
『代行』という立場だったからなのか、
それとも前監督がばらばらにしてしまったチームの根本的な立て直しに腐心していたからなのか、
とにかく『チームを根本的に変革させていこう』という気概に欠け、
実に【保守的な】采配を行ってきたように感じました。

『田辺野球』という色は、
何色だかさっぱりわからない野球でした。

そして当たり前と言えばその通りなんですが、
元々戦力がないチームがそんな【保守的な】戦い方をしていたんでは、
チームが浮上する訳もなく、
今季は最後まで海底深~く潜航したままでシーズンを終えることになりました。


フロントはそれでも、
『西武ライオンズというチームは、結局渡辺元監督が敷いた【のびのび、おおらかに】という路線でないとダメなチームなんだ』
ということを改めて再認識して、
再度軌道修正を行い”元の路線”に戻したということでしょう。

しかしオールドファンとして言わせてもらえば、
『チームとして勝つということへの意識付けが出来ていない』チームカラーであるならば、
『主力のほぼ全員が好調』という様な激レアな年以外には優勝には絡まないということを意味するチーム作りだと思います。
そんな年、
10年に1度ぐらい、訪れればいいなあ・・・・・というぐらいの確率ですかね。


今年のジャイアンツや黄金時代の西武、
落合中日、そしてSBなどのように、
『苦しんだけど、結局はチームの総合力で抜け出した』
という様な勝ち方は出来ないということです。

しかし黄金時代と違って『金を使わない』球団であるこの西武という球団が、
そういったチーム作りで優勝に絡むことができるんですかねえ。。。。
はなはだ疑問です。

巨人やSB、阪神、DeNAなど、
『チームの強化にはカネを惜しまない』
球団であれば、
ノビノビと選手の力量に任せていても安定的に優勝争いできると思うんですがね。


ところで、
ほとんどだ~れも注目していないとは思うのですが、
8,9月の西武の4・5番、中村・メヒアの『ホームラン王争いに絡んで、毎打席ホームランだけを狙う様な打撃』のひどさは、
筆舌に尽くしがたいものがあります。

『勝つことよりも、自分のホームランの方がずっと大事ってか?!』
と唸ってしまうような打席を1か月以上も続け、
見事に二人でホームラン王争いをしています。

マスコミはそれでも、
『西武の二人がホームラン王争いのトップを快走』
とかなんとか報じますので、
世間にその現実は全く伝わっていないと思いますがね。


チームプレーということ、
中軸の意味ということのかけらも感じさせないようなこの『ホームラン王』達が、
本当の意味で『チームの役に立っているのか』は、
はなはだ疑問ですね。

ドアマットチームの主力の典型ですなあ。
(かつては現巨人の村田などもそうでしたね。)

考えてみればこのタイプの長距離砲が揃っていたチームって、
さかのぼること30数年前の、
初優勝前の西武ライオンズにそっくり。

田淵、土井、山崎にブリブリ振り回す外人を絡めた打線は、
『ヒットが4本連ならなきゃ、点が取れない』
と言われた鈍足ぞろい。

『超重量級』
の打線だったことは疑いがありませんが、
『勝てない打線』
だったのもまた真でありました。

ワタシはこの頃を思い出して、
『まさに先祖がえりだな』
なんて自虐的に思ったりしています。


でも考えてみれば、
その頃の『弱くても(自分の中では)カワイイ我がライオンズ』
という自分の中での位置づけもまた、
懐かしく思い出してしまいました。

負けても負けても、
応援していました。
(まあ、そんな期間はわずか3年と長い期間ではありませんでしたが。。。負けても負けても応援し続けていた・・・・と言えばエンジェルスの方がずっとその期間は長く、10年以上他のチームに踏みつけられ続ける姿を、『クソ~見ていやがれ!いつかは・・・・・』と思い応援していました。その期間が長い分だけ、ワタシ自身の思い入れの深さもエンジェルス≧ライオンズなんですけどね。)


その後ありえないほど強くなリ黄金時代を築いていって、
優勝するのが当たり前というマインドになっていたかもしれませんね。
まあ、最近は『優勝しないのが当たり前』ですけど。

新たな若いファンたちは、
きっと『さほど強くなくてもカワイイ我がライオンズ』
という感じで、
思い入れいっぱいに応援しているのでしょうね。


そういうチームへの愛情で野球を見ていると、
野球って本当に面白いんですよね。

常勝が義務付けられているチームを応援すると、
何だか逆にストレスの方が多くなって、
たとえ優勝してもなんだか満たされることがなくなっちゃうんだよね~。


そんなことを思い出していましたので、
来季からはガラッとチームへの見方を変えて、
ゆる~く西武を応援し続けていこうかなあ・・・・・なんてことも考える今日この頃です。


たぶん田辺監督は短期で、
次の潮崎監督に引き継がれていくという流れなのでしょう。

潮崎監督こそが西武の『最後の切り札』という存在ですものね。

来年森クンをいかにチームの中心に据えられるかということが、
西武の来年の戦い、
ひいては西武の未来に大きくかかわっていくことでしょう。

それから結果を出したいのであれば、
有能な投手コーチを引っ張ってこなきゃならないでしょうね。

オリックスの高山コーチという最適なコーチがいたにもかかわらず引っ張りきれず、
高山コーチはオリックスで見事な結果を出すという結果を見せつけられてしまいました。

『何年経っても救援陣がネック』
では、
いつまでたっても同じ戦いしかできませんね。

まあ、
『最下位からの出発』で失うものは本当に何もないですから。。。。。。
(あっと、メヒアは失いそうですけどね。他球団との争奪になったら、まず勝ち目はありません)

早いところ西武グループの筆頭株主に、
ワタシのリスペクトする某企業がなってくれないかなと、
その事ばかり考えているワタシです。

(そうすれば、ちょっとはチームに金を使って、勝てるチーム作りをしてくれるだろうに・・・・・)

その時までは、我慢、我慢。

あ~なんでこう、
西武の話題になると文章も何も、
支離滅裂になっちゃんだろうなあ。。。。(反省しています)



おっと言い忘れていました。
SBホークス、優勝おめでとうございます。


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