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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

全日本大学野球選手権 なんと決勝は東北福祉大🆚福井工大

2025年06月14日 | 大学・アマ野球
 


全日本大学野球選手権の準決勝。
 
例年通り、
細かい雨が降る中、
見てきました。
 
大会の流れは、
確実に青学大🆚東海大の決勝に向かっていると思いきや、
なんとなんと、
決勝は東北福祉大と福井工大の対決に。
 
両試合ともに、
ブックメーカーが掛け率を出していたら、
間違いなくアンダードックのチームが勝ち上がったという感じですね。
 
とにかくトーナメントの怖さというのを思い知らされた1日になりました。
 
まず第一試合。
 
青学大は満を持してプロ注目のエース中西をマウンドに。
 
しかしその中西。
スピードガンの数値は出ているものの、
球の走りが今ひとつだったか、
東北福祉大の打線に初回から捕らえられます。
 
東北福祉大は序盤に先制の1点こそ上げたものの、
攻撃のミスが多く普通に攻めていれば3点は取れていたと思います。
 
一方青学大の反撃は4回。
 
この回1アウトからランナーを出すと、
東北福祉大に思いつくだけで4つのミスが立て続けにでて一挙4点。
 
攻撃のミス、
さらに守備のミスで4回終了時に4-1と青学大のリード。
 
王者・青学大は今年はロースコアで勝ち抜いてくるチームだけに、
正直ワタシはこの時点で「決まったな」とすら思いました。
 
しかし。。
 
一つの守備のミスから、
試合はその様相をガラッと変えました。
 
5回表の東北福祉大の攻撃。
1死から青学大ショートにミスが出て2死ランナーなしのケースが1死2塁へ。
 
ここから東北福祉大の打線が、
まさに火を吹きました。
 
ここからなんと一気に4安打1四球で、
一挙5点。
 
中西を完膚なきまでに攻略。
圧巻の攻撃力で一気に試合をひっくり返しました。
 
そして6回。
この回から登場の、
青学大注目の剛腕、鈴木に対し、
東北福祉大は3番・鈴木がセンターバックスクリーン超えの超特大2ランを叩き込み、
青学大の反撃の機運を粉々にしました。
 
東北福祉大の打線は、
本当に強力ですね。
今年まだ一度も負けていないというのも、
うなずけます。
 
青学大はこんな展開、
今年一度も経験していなかったのでしょう。
 
チーム全体に「まさか」という感じが出てしまって、
反撃の機運が盛り上がらず最後まで行ってしまいましたね。
 
そして、
今日を迎えるにあたって「間違いない」とまで言われていた大学選手権3連覇という大偉業は、
彼方に飛んでいってしまいました。
 
今年も強いチームだったのは間違いありませんが、
残念な結果に終わってしまいましたね。
 
東北福祉大は5回からエース猪俣をマウンドに送り込み、
その後の5イニング、
青学大の打線をわずか1安打に抑え込み、
この大金星を上げました。
 
乗ってきましたね、
東北福祉大。
 
決勝はちょっとタイトになった投手陣の使い方が気にはなりますが、
優勝へのレールははっきりと見えていることでしょう。
 
そして第二試合。
 
前日早稲田に対して打線が爆発してコールド勝ちした東海大の勢いが福井工大を飲み込むと思っていて、
初回あっという間にソツのない攻撃で2点を先取した時は、
「この試合は、予想に間違いはないだろう」
なんて思いましたが、
この試合も全く予想に反した展開となりました。
 
先発マウンドに上がった求。
投球練習では非常に不安を見せていましたが、
初回はしっかり投げたので、
まさかあんなふうになるとは。。。
 
まず福井工大の4番に特大の一発を浴びて1点差となるともういけません。
 
四球、四球、四球で満塁。
 
ま〜ったくストライクが入らないっていうの、
なんか久しぶりに見たような気がしました。
 
最近こういうの、
大学野球はおろか、
高校野球でもなかなか見ませんからねえ。
 
ここでたまらず東海大は、
こちらも東海大相模出身の庄田をマウンドへ。
 
しかし庄田もこのピンチを抑えるどころか火に油を注ぐピッチング。
 
一気に福井工大が攻めてこの回3点。
 
さらに3回、
四球、死球でランナーをためタイムリーを浴びるというピッチング。
 
相模のリレーは、
2回0/3でなんと5失点。
 
東海大は、
この序盤で完全に流れを失う試合となり、
それでも強力打線がヒタヒタと追いかけて、
終盤8,9回には同点、逆転のチャンスを作りましたが、
「投手を含めた守りのチーム」の福井工大が投手を繋いでの必死の防戦に、
ついにその堅塁を崩すことができず。
 
わずか1点届かず、
悲願の全国制覇を逃す悔しい試合になってしまいました。
 
一方福井工大は、
決して打線が強いチームではありませんが、
今日はもらったチャンスにキッチリ得点を上げ、
最後は自分たちの強みである投手力を生かして逃げ切りました。
 
初優勝を狙う明日の試合は、
今日投げなかったエース・藤川が満を持して登場するでしょう。
 
なんとか東北福祉大の強力打線を抑えつつ接戦に持ち込み、
この日のように自分たちの強みを活かす試合に持ち込んで夢を実現したいところですね。
 
今大会、
まさに全く予想出来なかった決勝のカードとなりました。
 
東北福祉大🆚福井工大
 
なんだか、
とても楽しい決勝だという気もします。
 
明日は天気も良さそうだし、
いい試合になってもらいたいですね。
 
 

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