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SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大の里、有終を飾れずも14勝1敗の優勝。相撲の神様は、まだまだだ、慢心するなよと言っておるぞよ。

2025年05月26日 | 相撲

 


大相撲夏場所は千秋楽。

13日目に優勝を決めた大関・大の里は、
全勝優勝を狙い結びで横綱・豊昇龍と対戦。

今場所ずっとやっていた、
しっかりと踏み込んだ立ち合いで押し込んで行きましたが、
豊昇龍にしっかりと組み止められて、
上手ひねりで転がされ全勝はならず。

これまでの対戦と同じように、
組み止められて投げで仕留められるというパターン。

ワタシ見ていて、
これはなんというか、
相撲の神様が大の里に与えた課題のような気がしてなりません。

「おぬしはまだまだじゃ、これまらも浮かれることなく精進せい!」

と言ってくださっているのじゃないか?
そう思えてならないんです。

大の里は、
今後も相撲と真摯に向き合っていくのであれば、
とてつもない大横綱になる素質を秘めています。

それゆえに、
課題も一つ一つ浮き彫りにして、
それを克服していけるように・・・・・・・との神の差配ですよ。


まあ、
それにしても文句のない優勝ではありました。

水曜日に使者を迎えることになると思いますが、
待望久しい「大横綱になる予感を秘めた」力士の誕生です。
まだ入門2年だけに、
使いべりしていないところがいいよねえ。

これからの力士ですよ。
ピークを迎えるのは、
いつになるのでしょうか?
ホント楽しみです。


さてそして、
この夏場所です。

横綱・豊昇龍は、
先場所の休場を受けての出場でしたが、
最後に意地を見せたし、全体としてよかったんじゃないかと思います。

しかし序盤の連敗でも明らかなように、
やっぱり「自分の型」を持たない力士だけに、
こういった敗戦はついて回るよなあ・・・・・とも思いました。

横綱での初優勝に向かって、
気持ちの強い彼のこと、
今から気合が入っていると思いますよ。

そして今場所一番目立ったのは、
なんといっても若隆景ではなかったですかね。

ホント、ケガをする前に完全に戻ったような、
鋭い出足と見事なおっつけ、
低い姿勢を崩さずに攻める盤石な相撲が多く、
12勝3敗の成績でした。

返す返すも、
阿炎に敗れた一番がもったいなかったなあ。

いま角界で、
2人の横綱に次ぐ、
3番目の実力の持ち主でしょう、間違いなく。

彼の大関取りに壁は二つ。
ひとつはケガの状態。

ひざに痛みが出ると厳しいので、
この状態が気がかりです。

そしてもうひとつは、
スロースターターなこと。

かつてはいつも、
初日から波に乗れず連敗・・・・・みたいなことがよくあって、
大関を逃してきていましたからね。

しかしながら、
今場所は初日こそ豊昇龍に敗れましたが、
2日目からは連勝街道を驀進。

スロースターターは克服したかな?
と思わないでもありません。

来場所は本当に大事な場所になります。
私見ではありますが、
来場所若隆景が、
今場所と同じく12勝をあげたら、
大関に上げてもいいんじゃないかな?なんて思っています。

いやっ、
上げるべきだ!
って感じですかね。

先場所の前頭筆頭での9勝も、
カウントに入れてほしい気がします。
安定感は抜群なんですから。

その大関昇格レース、
この若隆景と、
関脇の二人、大栄翔と霧島が絡んでくるでしょうか。

大栄翔は後半上位戦で苦しんで10勝5敗、
霧島はすっかり復調して11勝4敗でした。

二人ともに来場所は12勝以上が欲しい星勘定になってしまいましたから、
ちょっと苦しいことは苦しいですが、
今場所もしっかりと若手下位力士の壁になってくれていましたし、
土俵上での存在感は抜群ですね。

さ~て、
来場所は今のところ、
「小結がいない」って状況が演出されていて、
果たしてどうなるんでしょうかね。

今場所の小結は高安と若隆景。

若隆景は12勝ですから、
まあ間違えなく関脇昇進でしょう。
3関脇時代になります。

一方の小結。

高安は負け越しで陥落、
するって~と上がる力士は?
と見てみても、
一向に名前が挙がってこない。

前頭はなんと、
筆頭から5枚目まで、
東西並んでズラッと負け越し力士が続きます。

6枚目でようやく、
欧翔馬が10勝5敗。

多分この欧翔馬が、
番付運に恵まれて小結昇進ですね、ちょっと納得できないけど。。。。

もう一人上げるとしたら……

8枚目阿武剋、金峰山が揃って10勝、
9枚目の安青錦が11勝。

しかし安青錦はいいとして、
阿武剋も金峰山も、
上位戦ぜ~ンぜんやっていなくて役力士っていうのは、
ちょっとなあ。。。。


ワタシの推しの玉鷲は6勝9敗、
尊富士も6勝9敗と負け越し。

まあ玉鷲さんは、
土俵上の姿が見られればそれでいいんですけどね。

来場所は草野が入幕してきます。

先場所14勝1敗、
今場所13勝2敗と十両で連覇。

十両に全く敵はいませんでした。

多分新入幕の来場所、
土俵にセンセーションを巻き起こしてくれると思います。
いったいどんな活躍を見せてくれるのか?

またまたざんばら髪が優勝争いに絡む?
姿が見えるかもしれません。


今場所もまた、
面白かったですね。

国技館はしかし、
場所に行くごとに、
「外国人の観客が増えたなあ」
と思いますね、最近。

ほとんどの人たちはマナーよく観戦してくれていて、
感心しちゃいます。
相撲の世界を、楽しんでくれているかな?!

さて、
来場所は新装なった名古屋での初めての場所です。

新たな歴史を刻むのはだれか?
もう来場所が待ち切れなくなっている自分がいますね、困ったなあ、こりゃあもう。。。。。




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