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雪は降らずに済みそうですね。
でも、お店の車を スタッドレスタイヤに交換しておきました。
備えあれば、憂いなし!と・・・
最近は、「せっけん」 使う人 少なくなってるんじゃないでしょうか?
でも せっけんは無駄使いがないので
何かと、節約をもとめられる今
もう一度見直してみてはいかがでしょう?
石けんって何?
石けんってどこの家にもあります。
こんなに暮らしに身近なものなのに「石けんと洗剤の違いがわからない~」「石けんなんてなんでもいいよ~」なんて思ってる人が多いです。
今日は、みなさんに身近な「石けん」について♪
◆石けんの歴史
紀元前3000年の古代ローマでは焼いた羊を神殿に捧げる風習があったそうです。
その焼いている時に落ちた油が木の灰に混じったものが石けんのもとで、汚れを落とす不思議な土として使われていました。
英語で石けんを意味するソープ(soap)は、この神殿の名前が語源。
石けんの歴史はとても古いんですね。
その後17~18世紀になって海水から食塩(塩化ナトリウム)を採り出し、灰の代わりに「ナトリウム」で石けんを作る方法が考え出されたようです。
石けんて何?と聞かれたらなんて答えられますか?
石けんとは簡単にいうと、脂とナトリウムがくっついたもの。
汚れというのはほとんどが脂(油)だから、脂に溶けるものを使って汚れを落とそうってわけです。
石けんの脂と汚れがくっついて、水に溶けるナトリウムと一緒に流しちゃおう!
というのが汚れ落ちの仕組みなんです。
ちょっと難しくなるけど、
石けんは・・・・
牛脂・ヤシ油・パーム油・パーム核油・豚油・大豆油など天然動植物油脂を原料とした界面活性剤(脂肪酸ナトリウム・脂肪酸カリウム)を指します。
水酸化ナトリウムと油脂から作られたものが「脂肪酸ナトリウム(ソーダ石けん)」でこれは固形石けん。
水酸化カリウムと油脂から作られたものが「脂肪酸カリウム(カリ石けん)」で液状石けんとなります。
つまり~
汚れを落とす成分が脂肪酸ナトリウムまたは脂肪酸カリウムからできているものが石けん。
「石けん」と「合成洗剤」は同じ汚れを落とす洗浄剤でも
人体や環境に与える影響が違います。
石けん⇒汚れを落とす成分が脂肪酸ナトリウムまたは脂肪酸カリウムからできているもの。海や川に流れても分解され肌や環境に優しい。
合成洗剤⇒石けんである脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム以外の界面活性剤を含むもの。(つまり石けん以外のもの)「合成洗剤」は自然界で分解されにくい化学物質が多く含まれているため、環境を汚染する原因ともいわれている。
石けんは水と炭酸ガスに分解され、
石けんカスは微生物の栄養源となり、生態系にリサイクルされるので、石けんて環境に優しいんだね。
界面活性剤とは、簡単にいうと水と油を混ぜるもの。化粧品や洗剤など水と油から作られているものは時間が経つと分離してしまうよね。だけど、界面活性剤を使うと、油分と水分を混ぜ、その状態を長時間維持させることができるんだ。
食器用の洗剤を例にとると
界面活性剤の作用により食器の表面に洗剤がなじみ、次に油汚れとなじみ、最後に界面活性剤によって取り囲まれた状態の油分分散作用によって水中に分散させ食器から分離させることにより、汚れを落とすってわけ。界面活性剤の活躍によって食器洗いや洗濯にかかる手間や時間が画期的に少なくなったといえるかもしれないよ。
リンス、歯磨き粉、基礎化粧品、各種洗剤、シェービングクリームなどのほとんどの製品には界面活性剤が含まれているよ。
石けんの脂肪酸ナトリウムと脂肪酸カリウムも立派な界面活性剤でそれ以外の界面活性剤は合成界面活性剤と呼ぶんだ。
界面活性剤は天然のものと人の手で作られたものがあり、約2~3千種類くらいあるといわれているんだ。
その中で環境や人体によくないといわれているものは合成界面活性剤で、中でも石油から作られた「石油系界面活性剤」は、川に流れてヘドロの原因になったり、と環境汚染の一因にもなっているとも言われているよ。石けんの魅力合成洗剤は、お風呂用、台所用、洗濯用、トイレ用と使う場所によって限られちゃうよね。もちろん石けんも○○用と区別されて売られているものもあるけど、純石けんなら台所!お風呂!洗濯!一つでいろいろ使えるものが多いよ。
環境にも優しくて一つでいろいろ使えるのが石けんの魅力!
●汚れ落ちの秘密は泡!
泡がないということは洗浄力がないということ。石けんの泡は、水と油を乳化(結合)させて、汚れを肌から離れやすくしてくれるんだ。
↓ ↓
泡立ちが悪いと汚れが落ちない!
石けんは合成洗剤とちがって、ある一定の濃度より薄くなると洗浄剤としての作用が急激に弱くなってしまう。洗うときは石けんのパワーが発揮できる一定の濃度を保つこと。洗濯のときも、石けんがあまり薄いと汚れが落ちないので、泡立つ程度の濃さを保つことが大事。
それには
食器洗いの場合は、汚れのひどいものはあらかじめ汚れをふきとっておいたり、洗い桶やため水で薄めて洗わず、スポンジに直接石けんを含ませて洗うのがポイント。
薄めるだけで界面活性がなくなるということは、すすいだ後の肌の上にも残らず排水されても害がないということなので、これは他の界面活性剤と違った石けんの特長(環境に優しい)といえる。
●汚れの再付着
石けんは、ある程度以上薄くなると、それまでつかんでいた汚れを手放してしまう特性があるよ。だから食器を洗う場合、ためすすぎですすぐとせっかく汚れを包んだ泡がさーっと水に流れ、今から洗う食器に汚れが再付着してしまう。ためすすぎでは一度とれた汚れが食器に再付着しやすいので、流水すすぎにしようね。食器に限らず、体を洗う時、衣類を洗う時にも同じことが言えるよ。
●適度な温度
石けんの原料によっては低い温度で使うと十分な洗浄力を発揮できないものがあるよ。
汚れは洗濯液の温度が高いほどよく落ちるけど、高すぎると色落ちしたり布地を傷めることもあるから注意。ものにもよるけど石けん液の温度は30~40℃が適温。
●石けんと酸
台所で酢の物とかマヨネーズ、ドレッシングなどがついたままの食器を石けんで洗うと、泡が立たずに水分と油分が分離して白い固まりが浮いてくるよね。
石けんは酸性のものに反応してしまうのでマヨネーズなどの汚れはあらかじめふきとってから洗うと洗浄力が落ちないよ。
★石けんの上手な使い方 まとめ★
石けん液の濃度を守ること(常に泡のある状態)
石けん液の温度は30~40℃が適温
汚れの再付着防止ですすぎを充分に