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政治そのほか速

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JR郡家駅舎リニューアル 記念式典

2015-03-23 12:19:44 | 地域

 JR郡家駅舎リニューアル 記念式典


 老朽化で建て替え工事を実施していたJR郡家駅(八頭町郡家)の駅舎と併設の交流施設「ぷらっとぴあ・やず」が完成し22日、同駅で記念の式典があった。


  県産木材をふんだんに使った木造2階建て約460平方メートル。1階には改札や乗降客の待合室のほか、イベントなどに使う多目的交流スペース(96平方メートル)、2階には列車の発着や整備の様子を見られる展望スペースがある。通学で利用の多い県立八頭高の生徒から要望の多かったコンビニエンスストアも入る。八頭町が県の補助金などを活用して約3億6000万円で建設した。


  同駅は第3セクター・若桜鉄道との分岐駅で、鳥取と京阪神、岡山を結ぶ特急も停車。旧駅舎は1919年完成と築100年近く、2014年から工事をしていた。式では、吉田英人町長が「人と人が出会い交流できる、使いやすい駅になった」とあいさつ。地元住民らが和太鼓を披露したり、傘踊りを舞ったりして、完成を祝った。同高生徒会の山本美空・副会長(17)は「前は雨の日でも屋根がなくて困ったが、これなら友だちとゆっくり話ができそう」と笑顔で話していた。



統一選へ準備着々

2015-03-21 13:39:53 | 地域

 統一選へ準備着々


 ◇徳島市選管 ポスター掲示場設置


  徳島市選管は20日、統一地方選で実施される知事選(26日告示)、県議選(4月3日告示)、徳島市議選(同19日告示)の立候補者ポスター掲示場の設置を始めた。


  同市幸町の幸町公園西側では委託業者が作業し、42人分のポスターを貼れる徳島市議選分(縦1・35メートル、横6・75メートル)を組み立て、その後、知事選(6人分)と県議選・徳島選挙区(18人分)のボードを上から貼り付けた。


  同市選管は25日までに、市内400か所に設置する。



山と一体エコな家 斜面生かし、土で断熱効果

2015-03-21 13:39:47 | 地域

 山と一体エコな家 斜面生かし、土で断熱効果


 ◇高松「宮脇町ぐりんど」


  高松市宮脇町に、まるで山の中に埋まっているような集合住宅が完成した。斜面をくりぬいて建てられ、土で覆った屋根には多くの苗木が植えてある。設計した高松市の建築士・長田慶太さん(39)は「グリーン」と「土」を合わせて「宮脇町ぐりんど」と命名。「苗木が成長すれば、将来は森に包まれたような環境になるはず」と話している。(佐々木伶)


  ぐりんどが建てられたのは、住宅街の一角にある山地。長年、手つかずのまま残されていた。


  斜面を宅地にするには、階段状に整地するのが一般的だ。だが「自然を押さえつけるよう」と違和感を感じていた長田さんは、所有者に斜面をそのまま活用することを提案した。


  土は保温力が高く、年間を通して15度前後に保たれるため、夏は涼しく、冬は暖かい。大規模な土地造成を省け、建設費を抑えることもできた。


  課題は湿気対策。長田さんは、くりぬいた部分に施工したコンクリートと壁の間に、空気層を挟んだ建材を入れることで解決した。


  くりぬいた土で屋根を覆い、元の山地のままのような景観を実現。ビルなどの屋上緑化に比べ、より自然に近い形で樹木が育つことが期待できるという。


  1LDKと2LDKの賃貸7戸。長田さん自身も入居し、緑の成長を見守る。「ぐりんどが住宅の名前ではなく、森として認識されるくらいになれば」と話している。


  問い合わせはアパマンショップ番町店(087・833・6000)。



観光客 テロから守る

2015-03-20 11:07:08 | 地域

 観光客 テロから守る


 ◇情報共有 府警と業界が協定


  2020年の東京オリンピックなどを控え、国内外から多くの人が訪れる京都をテロの脅威から守ろうと、府警は19日、府警本部(上京区)で旅行会社や鉄道会社、ホテルなどで作る公益財団法人「京都文化交流コンベンションビューロー(KCB)」(中京区)とテロ情報などを共有する協定を結んだ。警察と民間がこうした協定を締結するのは全国初という。


  府によると、2013年の府内の外国人宿泊客数は過去最高の115万人を記録した。今後、東京オリンピックが近づくとさらに増加が見込まれるほか、京都市は16年に日本で開催予定の主要国首脳会議(サミット)の閣僚会合を誘致中。


  府警はこれまでホテルなどと個別に協力し合ってきたが、観光業界や鉄道事業者など335団体で組織し、幅広い連携が可能なKCBに協定締結を打診していた。


  協定によって、府警は不審者や爆発物の発見などテロ関連情報をKCBに連絡。KCBは各団体にメールなどで速やかに伝える。テロを想定した研修会や訓練も共同で実施する。


  府警の松本明弘警備部長と協定書を交わしたKCBの山内秀顕専務理事(63)は、チュニジアでの観光客襲撃事件に触れ「観光産業は平和でなければ成り立たない。観光客や府民の安全のため、しっかり連携していきたい」と話した。



携帯110番 遭難位置 山岳地図上に

2015-03-18 06:04:20 | 地域

 携帯110番 遭難位置 山岳地図上に


 ◆県警 来年3月 GPS情報で自動表示


  県警は、北陸新幹線開業で県内の北アルプスを訪れる観光客が増えると予想されるため、山岳遭難者の救助要請に迅速に対応できるよう、携帯電話からの110番通報者の位置を、コンピューター画面の山岳地図上に自動表示できるよう通信指令システムを更新することを決めた。2016年3月からの運用を目指す。


  県内の110番を受理する県警通信指令課によると、全地球測位システム(GPS)機能付きの携帯電話から110番を受理した場合、これまでもモニター画面の地図上に、通報者の位置を表示する仕組みはあった。ただ、現行のシステムは住宅地図を使用しているため、山の中では目印となるものがほとんど表示されず、どこに通報者がいるのか、にわかには特定しづらかった。


  新システムでは、110番を受理する職員のモニター画面に、山岳地図や航空写真も表示できるようになる。山岳地図では、等高線や山荘の位置、登山ルートなども表示されるようになり、通報者の位置を特定しやすくなる。航空写真も導入することで、通報者の近くにある建物の屋根の色や周辺の地形なども、位置を判別する材料として使えるようになる。


  現在、山岳遭難の通報は、110番だけでなく、山岳警備隊が待機する登山口の派出所などにも寄せられる。ただ、県外から訪れた客は、県内客に比べて110番に通報する人が多いことなどから、新幹線開業を機に新システムを導入することにした。


  県警は、16日に県議会で成立した2015年度県予算で、システム更新などの費用として1億3800万円を盛り込んだ。通信指令課の担当者は、「位置を特定しやすくなることで、110番を受理してから担当部署へ指令を出すまでの時間が短縮され、救助活動にも役立つはず」と話している。