熊本市長選は２日告示され、新人３人が立候補した。
２０１２年４月の政令市移行後、初の市長選で、投開票は１６日。
▽立候補者は次の通り。
大西（おおにし） 一史（かずふみ） ４６ 無新 （元）県議〈自〉
下川（しもかわ） 寛（ひろし） ５４ 無新 （元）市議
石原（いしはら） 靖也（やすなり） ６０ 無新 （元）石油会社会長
（届け出順、〈 〉囲みは推薦政党。（元）は前職を含む）
任期満了に伴う福島県知事選（１０月２６日投開票）に、前福島県双葉町長の井戸川克隆氏（６８）が１６日、立候補を表明した。
県庁で記者会見した井戸川氏は、東京電力福島第一原発事故について「放射能被害を最小限にするのは大人の責務だ」と述べ、より詳細な放射線量の測定を実施し、結果を県民に提供する考えを示した。
同県知事選ではほかに、前副知事の内堀雅雄氏（５０）、同県出身で前岩手県宮古市長の熊坂義裕氏（６２）らが出馬表明している。
自民党福島県連は２１日の総務会で、知事選への出馬を表明している元日本銀行福島支店長、鉢村健氏（５５）の推薦を正式に決めた。
２２日、党本部に推薦を申請する予定。
自民党本部は与野党相乗りも視野に候補者選びをするよう県連に求めていたことから、総務会では党本部が推薦を出す確証がないとして、現時点での県連としての推薦決定に異論も出た。自民党県議会議員会の佐藤憲保会長は会議後、「立ち止まって問題を整理すべきだと主張した」と話した。
鉢村氏について、自民党県連は「政党色がない」として他の政党にも支援を呼び掛ける方針だが、各党は難色を示している。
鉢村氏は２１日、福島市で記者会見を開き、知事選に向け、「郷土に対する愛着や誇りを一つにし、新しい創造的な未来を作っていく」などと述べた。また、「退路を断って知事選にまい進する」として、２０日付で日銀を退職したことを明らかにした。