
- <noscript></noscript>スーツ姿で企業の担当者の説明を熱心に聞く参加者(津山市で)
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岡山県北出身の大学生や卒業後3年を経過した若者らを対象にした就職面接会が19日、津山市内のホテルで開かれ、49人が県北地域の製造業や医療福祉、サービス業など51社の面接に臨んだ。
津山公共職業安定所などが2011年から、帰省中の大学生らに地元での就職をあっせんしようとこの時期に実施。毎年、10人前後の内定者が出ている。
面接は個別に行われ、企業の人事担当者らが事業内容などを説明。参加者は熱心に仕事内容や給与などを確認していた。真庭市の大学4年の男子学生(22)は「地元で就職したいと思って参加した。技術系の仕事を希望しているのでいろいろな企業を回りたい」と話していた。
同所管内の6月の有効求人倍率は1・17倍と県内平均の1・50倍を下回っているものの、高めに推移。同所担当者は「景気回復の波が県北にもやっと来た感じがする。これからも地元企業に多くの若者が就職できるように情報を提供したい」としている。