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政治そのほか速

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帰省中の学生ら就職面接会…岡山・津山

2015-02-09 13:44:04 | キャリア・教育
帰省中の学生ら就職面接会…岡山・津山 
  • <noscript></noscript>スーツ姿で企業の担当者の説明を熱心に聞く参加者(津山市で)
  •   岡山県北出身の大学生や卒業後3年を経過した若者らを対象にした就職面接会が19日、津山市内のホテルで開かれ、49人が県北地域の製造業や医療福祉、サービス業など51社の面接に臨んだ。

      津山公共職業安定所などが2011年から、帰省中の大学生らに地元での就職をあっせんしようとこの時期に実施。毎年、10人前後の内定者が出ている。

      面接は個別に行われ、企業の人事担当者らが事業内容などを説明。参加者は熱心に仕事内容や給与などを確認していた。真庭市の大学4年の男子学生(22)は「地元で就職したいと思って参加した。技術系の仕事を希望しているのでいろいろな企業を回りたい」と話していた。

      同所管内の6月の有効求人倍率は1・17倍と県内平均の1・50倍を下回っているものの、高めに推移。同所担当者は「景気回復の波が県北にもやっと来た感じがする。これからも地元企業に多くの若者が就職できるように情報を提供したい」としている。


時間を「自分のもの」にして充実

2015-02-09 13:44:04 | キャリア・教育
時間を「自分のもの」にして充実 

 

  • <noscript></noscript>イラスト・小林早希
  •   「働き始めると、毎日、時間に追われそうで心配です」

     

      大学の講義で、学生たちに社会人になる不安を聞くと、そんな声が多くあがります。会社に拘束される時間が増え、プライベートな時間が減ることを気にしているようです。

      確かに会社では就業時間が決められています。夏休みや冬休みも学生のようにたっぷり取れるわけではありません。でも、あまり気にしないでください。最初はつらいかもしれませんが、社会人として成長できれば時間に対する観念が変わってきます。理由は二つあります。

      一つめは、仕事とともに時間の使い方も任せてもらえるようになるからです。教わる立場の新入社員は受け身になりがちで、指示などを待つ時間も長く感じます。しかし中堅になると、自分で仕事をやりくりできるため、同じ時間でも短く感じるようになるものです。

      もう一つの理由は、任された仕事の目的や意味がわかってくると面白くなるからです。チームの中でどんな役割を果たし、お客さまにどう役立っているかなど、何のために仕事をしているのかがわかると、やる気が高まり、そのために時間を使うことがとても楽しくなります。

      社会人として少しずつ成長していくと、プライベートな時間だけでなく、自分の裁量で仕事ができる時間に、充実感が得られるようになるのです。

      時間に追われるのでなく、時間を自分のものにしてしまうことが、何よりも大切だといえます。(フィールワークス代表)

      (2014年11月25日の読売新聞朝刊に掲載)


自分で解決する力磨きたい

2015-02-09 13:44:04 | キャリア・教育
自分で解決する力磨きたい 「仕事を増やされたのに、残業はするなという上司の指示は矛盾している」。

  若手社員からこんな悩みを聞くことがあります。最近は、自分の勤め先を、異常な過重労働などを強いる「ブラック企業」だと考える若い人も多いようです。

  本当に悪質な会社は、社会をあげて駆逐するべきですが、働く上での矛盾を会社のせいにするだけでは、自分の成長のチャンスを逃す可能性があることも知ってほしいと思います。

  上司と先輩の言うことが違う、自社とお客様の利益が反するなど、困った事態に直面したとき、文句を言うだけでなく、関係者が納得できるよう知恵を出し解決に導く努力をしてください。その経験こそが、仕事の能力を高め成長の糧になります。

  仕事に絶対的な「正解」はありません。勤務中の私用はどこまで許されるか、「飲みニケーション」につきあうべきか、「報告・連絡・相談」はどの程度すべきか……。これらをルール化しても、時の経過や上司の交代など、環境によって考え方は変わります。

  私の会社では、若いころから自分で考えて行動する研修を行っています。仕事が増えても時間が増えないなら、自分なりにやり方を工夫し、効率化するよう考えること。例えば、目的に照らして作業の優先順位を考え、低いものはやめるのです。

  「正解探し」の前に「正解作り」をする。学生時代にもゼミ活動やアルバイトで試してみてはいかがでしょう。(フィールワークス代表)

  (2014年5月27日の読売新聞朝刊に掲載)


合同説明会は、知らない会社を知るチャンス

2015-02-09 13:44:04 | キャリア・教育
合同説明会は、知らない会社を知るチャンス 
  • <noscript></noscript>イラスト・安芸智崇
  •   8月15日、山口市で開かれた合同説明会に行ってきました。

      内定を得ていない大学4年生などを対象に、山口県などでつくる団体が主催し、138の地元企業が参加しました。

      私が会場に足を運んだ理由の一つは、夏休みでなかなか会えない山口大の学生を見つけて、悩み相談を受けること。もう一つは、なじみの企業の採用担当者らと接触すること。「内定辞退があったので、追加で募集したい」と耳打ちされることもあり、合同説明会は、キャリアセンターの教職員にとって貴重な情報収集の場でもあるのです。

      会場を訪れた学生の多くは、配布されたガイドブックを眺めながら、ブース訪問をためらっています。私が、「どこかさがしてますか?」と尋ねると、「いや~」っと苦笑い。この時期、説明会に参加するのは、ほとんどが名前を知らない会社。学生たちは「来たのはいいけれど、どこに行っていいのかわからない」と、本音を語ります。

      ガイドブックに書かれているのは、勤務地や募集職種、初任給や休日数などの条件面ばかり。会社の理念や仕事のやりがいは、「直接お話をしましょう」ということなのでしょうが、わからない会社の席に座る勇気がなかなか湧かないようです。

      そこで私が背中を押して、ブース訪問を促してあげるのです。ブースから出てきた学生は、「興味を持てたので、会社訪問に行ってきます」。合同説明会は、知らない会社を知る絶好の機会。おおいに活用してほしいと思います。(山口大教授)

      (2014年8月26日の読売新聞朝刊に掲載)


夏休みは友人と「模擬面接」

2015-02-09 13:44:04 | キャリア・教育
夏休みは友人と「模擬面接」 
  • <noscript></noscript>イラスト・大倉千登勢
  •   今回は、夏休み中に友人と取り組める「模擬面接」の方法を紹介します。

      本来は、大学のキャリアセンターの職員などと一緒に行うものですが、学生が3人ほど集まれば実践できます。

      模擬面接は、就活生役、面接官役、観察者に役割分担して行います。面接官役は「自己PR」「学生時代に力を入れたこと」「志望動機」「10年後の自分」などを質問し、就活生役がそれに答えます。観察者は、その様子をスマートフォンなどで動画撮影します。

      終わったら、撮影した動画を皆で見て、就活生役の話の内容、言葉遣い、身振り手振りについて、意見を交わします。コミュニケーション力のほか、自己分析がきちんとできているか、自分に何が足りないのか、などが確認できます。役割を交代して同じことを繰り返してもいいでしょう。採用担当者の視点で、どんな言動が印象のよしあしにつながるかもわかります。

      仲間が大勢いれば、より規模を大きくした「模擬採用会議」を行うのもおすすめです。模擬面接を順番に行い、終わった後で誰を採用すべきか話し合います。ある企業の求人広告を皆で読み、この企業は自分たちの中の誰を採用すべきか、議論するというやり方もあります。

      採用の基準は、「この人を採って会社が得をするかどうか」です。模擬採用会議では、「仕事ができそうか」「将来、伸びそうか」「会社に合いそうか」といった企業側の視点を、より深く理解することができます。(人材コンサルタント)

      (2014年8月12日の読売新聞朝刊に掲載)