先日東京駅で新幹線待ちで本を読みたくなって
構内のブックセンターをブラブラしていて
「日本沈没」を見つけた。
実はカッパノベルズの新書が家にあるのだが
下の娘が寮に持って行ったきり持って帰らない。
中学に上がったばかりの時に
なけなしの小遣いをはたいて買った本で
しかも、この本を契機にSFにのめり込んだと言っても
過言ではない。
小松左京といえば、似たようなプロットで書いた
「サヨナラジュピター」があるが
後出の作品のため、もっと終焉に向かっての政治が
書き込まれている。
日本沈没を初めて読んだのは多分中一の時だったけど
その時は、なんで日本が沈むのかのメカニズムが
全然理解出来なかったけど
その後、理科の授業が進むにつれ
段々理解できるようになった。
というわけで、何回か読んで、5回に渡る引っ越しにもめげず
手元にあったわけです。
あまりに本がボロなので(つか、手元に帰って来ない)
今回文庫で買い直して読んでますが
年取って読むと、それはそれで、なんか違う感想があったりして
結構面白いです。
文庫だと少し字がでかくて読みやすいのもあるんだけどね
現在下巻2/3まで終わって
ラストスパートかかっています。